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自宅療養中のダンナくん。一進一退、その病状は変わらなくとも希望がある。

10/7/2012

2 コメント

 
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あれからダンナくんの状態は、ほとんど変わりませんでした。

毎週、診察を受けて
薬を変えてもらったりしていますが

あんまりにも痛みが酷いので

どんどん薬が強くなって、
体への負担が大きくなっていきました。


それでも、

振動で痛みが増すからと
普通に笑うことさえできません。

私に心配かけまいと
苦しそうに微笑むダンナくん…。


私に何ができるんだろう。

何ができるというのだろう。

育児と介護を経験したお陰で、
看病でも予想以上にその経験が活きて
思いつくことはどんどんやるのだけど、

ふと自分の無力さに呆然としたりします。



ところがこの前、

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また新しくかえた薬がついに体にあったのか
ずいぶん痛みが押さえられたらしく
ついに笑うことも時々できるようになりました。

ご飯をもりもり食べて、笑っていると、
それだけでもう治ってきた気がして、すごくうれしかったです。

ついにここからV字回復していくんだと
ホッとしました。
(その時は…。)


あ、でも、新しい薬って、
体への負担がもっともっと高いのかな。

こんなに急に楽になるなんて、
危険な薬だったらどうしよう。
お医者さんの処方とはいえ、大丈夫なのかな…。


「ねえ、新しい薬って、今までのよりももっと、一番強い薬なの?
なんて書いてあるの?」

えーっと、ちょっと待ってね、と
ダンナくんは薬の説明書き(ドイツ語)を読みました。


すると


(・⊆・)
「えーと

このくすりは…

飲むと

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死んじゃうパーセントが少しあります。

と書いてあります。」


いいのか?!それ!


心配していたけれど
その後も、

また医者に何かを切り取られたりして

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激痛状態は一進一退でなかなか変わらず、
ずっと寝込んでいます。

その患部を見ると、私はどうしてもクラクラして
しばらく具合が悪くなるもんだから
ダンナくんは自分で消毒する、もう見せない、と言うので
しばらくずっと見ていません。

今、どうなってるんだろう??


(*´ε` *)
「ねえ、お医者さんが新しく切り取ったのって、

何とったの?

…ダークマター?(暗黒物質)」


Σ(°⊆°)
「だ、Dark Matter?ボクから?あはははは!」


せめて楽しいことがあったらいいのになぁって、
ついボケたくなります。

とりあえず
ダンナくんが普通に「笑えること」ができるだけで
私はうれしいです。

義母と違って、治療方法があることがうれしいです。

きっと良くなるんだ、きっと幸せになるんだと信じて、
一日一日をがんばっています。




くすりの事典 2013年版―病院からもらった薬がよくわかる


2 コメント
ある
11/7/2012 08:02:29

本当に早く快復されることをお祈りしております。ハイジさまもお身体ご自愛ください。

返信
ミユ
25/7/2012 13:34:45

久しぶりにブログを見たら大変な事になってしまってたのですね。
海外では日本では考えられないような治療があったり、日本だったら絶対に退院できないような状態でも(盲腸で当日退院とかもあるし)平気で退院させられるので、手術とか受けるのは本当に不安ですよね。
しかも言葉も通じない国での不安は、私もハンガリーで英語も通じない暮しをしてるので、すごくわかります。
お医者さんも縫ってくれた方が早く治るのに、なぜ縫わないのかわかりません。女性とかだったら後で傷口が気になるとかもあるのかもしれないけど、なんとか縫ってくれる医者を捜してみてはどうでしょう?薬もどんどん強くなって行くのでは体にも良く無いと思います。
私もいま事情があって彼が海外に出稼ぎにいってるので、一人暮らしをしているのですが、愛猫に腫瘍が見つかり、二時間かかる都会まで一人で行って検査したのに、治療を断れてしまい、必死で病院を探しまわりました。
でも、乗りこえられない試練は与えられないとの事なので、お互いがんばって乗りこえましょうね。
それにしても、素敵な旦那様です。

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    Author

    AlpenHausfrau Heidi
    アルプスの主婦ハイジ

    ドイツかオーストリアあたりをウロウロしている主婦。絵を描くこと、文章を書くことが好き。一児の母。


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