放牧されている牛たちの手前にある、のんきなヒモの柵は、電気柵です。
「こんな頼りないヒモで、牛たちが逃げちゃうんじゃないの?」って聞いたら、「電気が流れていて、触るとビリッとするから、牛たちは近づかないよ。これ、触っちゃダメだよ。」そう教えられました。 こんな頼りないヒモが、そんなものだとは全く予想できず驚いたので、昔撮ったこの写真のことを今でもよく覚えていました。 一回も触ったことがないので、どのくらいビリッとするのか、私にはわかりません。たぶん人がケガしたり死ぬようなレベルではないはずです。でも牛が怖がるのはきっとなかなかのビリッだぞと思っています。(以前、牛や馬の厚い皮をつらぬいて刺すこちらの強力なアブに刺されて、酷い目にあった為。) 南ドイツもチロル州(オーストリア)も放牧されている家畜がかなり多く、野生のシカなどもいます。 いろんなタイプの柵を見かけますが、うかつに触りません。小さな幼児にもそうしっかり教えられています。
がしかし、私は教えるどころか、自分自身がまだ全部把握できていません。(汗)
そんな自分を「5歳児くらいの能力」と自戒しているのは、常識を知らないためです。 春夏秋冬たくさんの常識があり、周囲の人にとっては言うまでもない当たり前のことを、大人が事前にひとつひとつ全て教えてもらうのはかなり難しいです。 「(その土地の)常識を知らないことを、自分も周りも知らない」。 危険な虫、それに擬態しただけの紛らわしい虫の見分け方、危ない植物、嵐が来る前の雲の見方、いろいろです。 山の天気は急激に変わるため、的確な方角の雲と風を確認しておかないと、逃げ遅れます。 以前、スイスアルプスに旅行に来た30代日本人男性が、帰国前のチェックアウト後に山へ1人で散歩へ出て、滑落して亡くなったというニュースを読んで、(今は内容うろ覚えですがとにかく、)ちょっとの散歩のつもりで出かけた彼がどんな状況で滑落してしまったのかまでは書いてなかったけれど、なんとなくその状況がわかる気がしました。……「明日は我が身だ」と今でも留意しています。 東京の常識や、高尾山くらいの常識は、ここでは全く役に立たないことが多いです。 私は行動範囲を狭めて、かなり気をつけて暮らしています。 「知らない」という怖さを知っているから、日本や海外どこに行っても、地元の人がやらないことをしないし、地元の人が行かない場所や、誰もいない場所には、絶対に行かないようにしています。
知らない土地で、何も知らない人が気をつけるには、限界があります。
観光地では、何も知らない人が来る前提で安全に整備されているのですが、観光地そのものではない地元には、英語での注意書きすらほとんどありません。だから地元的には正気とは思えないことでも、時々、そういうことをやっちゃってる大人を見かけます。きっとたぶん遠くから来た人です。 わかりやすい例で言うなら、公式に時速100キロまでOKの標識が出てる一般道、しかも路肩が全くない細い道で、しかも交通量がかなり多くて、車しか走ってない高速道路みたいな道を、なぜかトコトコ歩いてるとかね。 「赤ちゃんかよ!」ってほどの無防備さですが、夏になると必ず出現します。でもまあ、そこを歩くのは違法ではないし、「100」の標識くらい意味がわかるだろうし、注意するにしてもこっちも命がけになるので、放っとかれてます。 わたくし的には時速100キロは日本の高速道路のように思えるし、その道の制限速度をちょい越えしたら120キロくらいなわけで、地元近隣地域の人でそこを歩く酔狂な人はいません。 村と村をつなぐ道は何も無い道が多いから、一般道でも時速100キロ制限なのは特別ではないと思います。(市内や民家があるゾーンは、ごく普通の制限速度です。) ちなみにドイツの本物の高速道路は、140キロくらいで走ってもバンバン追い抜かれて、たくさんの車が地平線に消えていくから、そういう車は200キロ近く出してるんですかね。ドライバーのスピード感覚は日本と違う気がします。 徒歩や自転車用の道は完全に分かれてあります。でも厄介なことにその多くが車道と並んでいません。ハイキングルートを通りたくなければ、ずいぶん遠くから(遠くの隣の街や村から)違うルートを選ぶ必要がありますが、そういう道がわからないか、ものすごい遠回りが嫌で、車道を歩いてるんだと思います。 ちなみにGoogle先生はそこまでの案内を今現在まだしてくれていません。 観光客が普通やらないことと、地元の人がやらないことは、専門のガイドをつけると安心です。 私はその必要性をよく知っているんです。
幼児から危険を教える、というのはまだ早すぎるように聞こえるかしれませんが、命と体のほうが大切です。
子供は大きくなればなるほど、目の届かないところへ行ってしまうため、幼児から教えることが大切です。 「まだ小さいうちはのびのび自由にさせて、危ない場所には行かなければ良い」という発想だと、身を守る方法を教える前に、大きく成長した分だけ親の知らない世界が増えてしまいます。子供の好奇心は、親の想定を上回る時があります。大きくなると、できることも大きくなり、被害も大きくなったりもします。 ここはアルプスの山岳地帯であり、まずい場所で滑落したらおしまいです。 全ての道にガードレールや柵があるわけじゃありません。 川は真夏でも雪解け水で、多くの川はとても泳げる温度ではありません。流れも速いです。 未来の可能性は無限大だろうと、命は有限で、死んだらおしまいです。 子供ってちょこちょこと動きが速いため、死角のような、まさかの一瞬が、とても危険です。 予測は難しいその一瞬が、生死を分けることもあります。 そのため、こちらでは幼児自身に、危険とは何かを、自分にできること・できないことを、しっかりと教えます。 幼児だろうと防衛本能があるので、危ないと知っていれば、自ら身を守ろうとします。 子供は守るべき存在ではありつつも、自分自身で身を守る方法を、大人は少しずつ授けていきます。 そのほうが子供は、より安全です。 推測ですが、子供が親の言いつけをよく守るように育てるのは、そういう背景があるからのようにも思えます。 よく守らせないと、子供が死んでしまうかもしれないから。 田舎と都会は、危険なジャンルが違うだけで、どこにでも事故や事件の可能性があります。 私にとっては、マンションの高層階も、アルプスの断崖絶壁と同じです。 都会でも、やはり幼い頃から身の守り方を少しずつ教えておいたほうがいいと思っています。
ドイツのママたちは、子供にどう教えているかを書いたら、あまりにも長くなってしまったので、すみませんがその書いた記事は切り取って、次回に回すことにしました。
(つづく) [こうこく] 新作が続々入荷してます。左は今治の高品質タオルで作った、かわいいバスミトン猫。 リバティプリントのレインコートも新入荷です。こちらもメーカーさんは既に売切れのため、在庫限りの貴重品です。ポシェットつき! 右ふたつの肌着は、品切れだった人気商品の再入荷です。暑い夏で肌着1枚でも品良く大活躍。
[あとがき]
今日も傍若無人な独り言をご清聴頂き、ありがとうございました。(๑′ᴗ‵๑) 不幸な事故のニュースを読んで、夏休み前にこういう内容の記事を書いておきたいなーと、書き始めました。危なくないように気をつけていても悪い偶然が重なって被害者になってしまうことも、普段大丈夫だと思っていたことで加害者になってしまうことも、この世にはそんな「無限の可能性」があります。自分にも、子供にも。 全てを恐れたら何もできないので、自分にできる範囲で気をつけつつも、今年こそは毎日に追われずに夏休みを謳歌するつもりですけどね。 ドイツの小学校の夏休みは、宿題が全くありません。遊ぶ時間がいっぱいで、何しよう? 不便なリゾート地に住んでいる恩恵を今こそ使う!(笑)
たった今、タイムリーなことにYahooニュースの「脱ゆとり、夏休み短縮広がる…授業時間増加で」を読みました。どうして「全員平等に、長時間拘束する」方向に行っちゃうんでしょうね?
ドイツの小学校の授業がなぜ短時間ですむのか、確信に近い仮説をもう立ててるので、少しずつ書いていきたいと思ってます。大人も子供も「時間をかけてなんとかする方法」もうやめようよー!って、勝手に使命を感じて更新をがんばってます。 ではでは、またね〜。 [テロップ] *意見が違う人に、私は意見を押し付けません。世界は広く、正解は異なります。 *私はあなたを非難していません。 *私が狭い範囲で見聞きしたことは、地域限定かもしれません。 *何か間違ってても責任とりませんからご注意くださいな。
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ずいぶん前、「何としてでも書き続けていかねば」と思った時に描いた、この絵。
当時、私が最初に気づいたことは、ごく当たり前のシンプルな疑問でした。 「…おおらかな国で、経済がうまくいっている国って、どこだろう?」 (ヾノ・∀・`)ナイナイ 連鎖して次々と浮かび上がる疑問。 ( ゚д゚)「 ・・・日本が危ない。」 (・ω・;)は? この先大変な時代の流れになっていると思って、 でもそれは間違ってるかもしれませんが、それも承知で書き続けています。 稚拙な考察と下手な文章ですが、許してください。m(_ _)m 真剣な憂いが誰か一人でも伝わりますように。
問題のひとつを言うなら、まず、
おおらかな国の育児を、日本で参考にしても、 違う出口、将来羽ばたいていく社会が、全然違うってこと。 おおらかな国で、何度も煮え湯を飲まされた人なら、わかると思います。 期限は何度も遅れるし、サイズはあってないし、色指定は間違ってるし、直しても直しても…モグラ叩き。(>_<) 「校了」って、「もう二度とチェックしないから、後は好きなようにしてok! (・ω<☆)b」 って意味じゃないからね!(;∀;) ァ '`,、'`,、 (ノ∀`) '`,、'`,、 ←回想中。 日本は非常にキッチリな国で、電車が2、3分遅れてもお詫びのアナウンスが流れるし、 宅配の荷物だってあんなに細かい時間指定ができる国です。 何事もそんな無料プレミアムサービスがごく当たり前の社会って、私は他国では思いつかないです。 おおらかな国で、おおらかに育った子供たちは、 良くも悪くもいいかげ…、いえ、おおらかな社会で、おおらかな大人になってるんですが、 日本企業流のサービスや労働環境は、全く、おおらかじゃないから、 外国文化を参考にしておおらかに育った子供たちは、大人になってから、相当、苦しいと思います。 日本国内でも、外国の文化をベースに育ったら、もはやちょっとした外国人なのに、 出口となる社会が、違うんです。 「おおらかな国」の人達は、いくら失業で困ったとしても、 恐らく多くの人たちは、日本の企業には就職したがらないと思います。
スケジュール厳守のために毎日終電、休日出勤もありで
幼い我が子と会話できるのは月2、3回程度で、 夏休みは4日間と見せかけて土日にくっついてるだけで実質2日間、とか そういう日本企業でありがちな労働条件なら、彼らは全力で逃げていくと思います。 (他の多くの国の人も、恐れをなすでしょうけど。) そんなキツイ仕事をするなら、仕事をしている親にぶら下がって、 良い仕事に空きが出るまで、ずーっと無職でぶら下がってるほうが楽です。 日本の若い人達が選ぶ道も、海外文化の影響のせいか、昔の人とは変わってきています。 若手を「甘い弱い」と非難するどころか、そう思うのも当然だよなって思います。 学校卒業したからって、「じゃあ今日から滅私奉公で! (・ω<☆)」とはいかないでしょう。 これから先、「景気が良くて良い仕事がいっぱい!」っていう日がこないとも限りませんが、 大変な未来を前提に、ある程度厳しく育ったほうがいいと思っています。 ドイツの文化は海外文化の良さもありつつ、部分的に厳しくもあるので、 おおらかな国よりも参考にできると思って、息子と一緒に学んでいます。 私はいわゆる「ロストジェネレーション」で、ついてない世代で、良い思いはしてないなぁって思うんですが その分、ただただ楽観的にぶらさがることも恐怖なんで、ある意味よかったと思っています。 一部の「おおらかな国」だと、親は困りつつもおおらかなようで、 成人になった無職の子供たちを何人もずーっと養ってるようで、成り立ってるようです。 (ドイツはこんな田舎でも、恐ろしいほど急激に移民が増えていますが、 おおらか系の国の人は人数がかなり少ない印象です。言葉の壁を乗り越えるのも大変だし、 ルールに厳格なドイツで働いたり暮らすのは、彼らには相当息苦しいかもしれない、なんて思ったり。 それでもドイツにいる「おおらか系国出身」は、本人が経営者でビジネスやってるとか、そんな感じ。) だから、おおらかな文化を参考にして育てたら、 現地の親くらい同じようにおおらかに、無職の子供たちを養って支えてあげるしかない、と思います。 嫌味じゃなくて、だってそういう出口もありうる国を参考にしてるんだから、それはセットだなーと。
それと、声を大にして言いたいのは
おおらかな国でも、富裕層は、おおらかに子育てなんか絶対してないってこと。 上流階級(と自負している人も含め)って、めんどくさい決まり事が多くて、どこの国でもそれぞれ厳格です。 お金持ちの子供たちは、金銭的不自由はないけど、暮らしはある意味ものすごく不自由で、気の毒でもあります。 どっちの自由のほうがいいか、っていうと、 自分が不自由してるほうにずっと価値があるように思えるのは、大人も同じです。 おおらかなどこの国の親も、富裕層は教育熱心で、それこそ国内の最難関大学ごときは滑り止めで、 ハーバードとか世界ランキングの上位校を狙って、幼い頃からそりゃあもうよく勉強させてます。 それで子供たちは成長してから、同じ国の一般平均の何倍ものお給料がもらえる企業とかに就職してます。 エリート同士でみんな友達で、富が富を呼んで、そのままだと格差はひらく一方。 おおらかな国の大多数の一般人は、子供時代におおらかにのんびり成長して、 大人になったら安い給料で大変な仕事で毎日が大変で、 でも歌ったり踊ったり笑ったりして、おおらかに辛い毎日を受け入れて、 一握りしかいない富裕層のために働いてたりします。(国にもよります) それが「普通」だから。 それが大多数の生き方だから。 (・∀・) 無職もアリ。 子供の頃からたくさん勉強させるなんて、みんなもしてないから。 日本は一億総中流だったはずですが、今後どんどん格差がすすんで、 そういう社会に近くなっていくだろうなと思ってます。 全員がホワイトカラーにはなれないから、 今後、その大多数の子供達が、おおらかなブルーカラーになってくれれば 一握りの人達にとっては都合がいいことかもしれない、そんな陰謀説めいたことを思ったりします。 「普通」って何だ? 大多数の人が選んでる道は、全部が楽な道ばかりじゃないぞ!そう思います。
とはいえ、子供の頃からみっちり勉強させられて偏差値78〜71くらいの難関中学に入った日本人の多くが、
「子供の頃に遊べなかった」ってことに不満があったり、親を恨めしく思ったりしてたので、 そこをどう解決するかなーと思ってたんですが、私はその解決の糸口を、ドイツで見つけました。 (ちなみに、新興国系だと「これをクリアしないと、将来ロクな仕事がない。」ってことを知ってるので、良い暮らしを得るためには当然のこととして、過去に不満は無い人が多いみたいです。) で、ドイツの幼児たちはどうしているかというと、 幼児はパパとママと遊ぶことが楽しいから、 それだといくらでも、何時間でも、勉強します(=遊びます)。 しかも、知識を吸収して会得していくスピードがかなり速いです。 ドイツの幼稚園は知育のおもちゃばかりです。 だいたい6歳くらいまではその黄金期のようなので、それまでは親もがんばって力を入れれば、 後は本人ががんばってくれるかなと思ってます。 ドイツの小学校も、コツをつかんでレベルをクリアできるようになれば、あとは遊ぶ時間ばかりです。 年がら年中、夏休みみたいな感じ。 この学習内容と授業スピードでも、短時間の勉強で、こんなに遊ぶ時間を作れるんだって驚きました。 どこの家庭にもあるのは、レゴ デュプロ。 こういうの。男女問わず、1歳半くらいになったらスタートです。 ↓ ちなみに38%OFF中。
一番最初は、「幼児用の知育系おもちゃのひとつ」程度にしか思ってませんでしたが、
息子が大きくなってきたある日、4才くらいだったと思うんですが 工事している建物をじっと眺めていて、 「どうやって作るのか、見てるの。」 みたいな事を言ったので、 「構造を見ているんだ。」と、ちょっとゾクッとしました。 どうやってそれを作るか、っていう視点で、日常的にいろんな物を見ていたようです。 単純に物を組み立てて遊ぶというよりも、 後々、その「構造を見る」という視点が、活きてきます。 たぶん、それを教える役目は、ブロック遊びが最適なんじゃないかと思います。 私がもしまた新生児を育てることになったとしても、レゴデュプロを必ず選びます。 2歳以降、3歳以降、と、おもちゃは変わっていくので、 少しずつ書いていければいいなと思ってます。 ちなみに、ドイツの幼稚園にあったオモチャは、知育の物ばかりでした。 ヒーローもののオモチャはひとつも無かったです。
[こうこく]
私が赤ちゃんをまた育てるなら、パペットも必ず取り入れます。 うちはドイツの幼稚園で配られたパペットを使っていましたが、最初は「なぜ配ってまで」と不思議で見ていました。でも家庭での勉強に必要だから配ったんだなと今では思います。本当によく大役を果たしてくれました。 息子は本当にどこに行くにも一緒で、寝る時もおしゃべりをしながら寝ていて、友達でした。 こちらは日本製で、0才から使えます。ギフトにもどうぞ。
[余談]
あんまり大きな声では言えませんが…、キャラクター物は、極力、幼児にあげないほうがいいと思います。 ヒソヒソ。 なんでかっていうと、例えば、ベネッ○の○○じろうのパペットをあげたとして、それがいつも一緒の友達パペットになっちゃうと、たくさんの○○じろうのグッズを欲しがる恐れがあるからです。 ああいうのは全部そういう戦略になってるはずで、子供が欲しがるものを買ってあげたい親などの6ポケットを狙ってるはずで、そういう幼児時代の一時期を自社のキャラ一色にしてほしいはずで、部屋が○○じろうとかキャラ一色になると、でも大人としてはちょっとそれはなあと思います。私なら耐えられないです。 槍玉にあげてしまいましたが、ベネッ○が悪なんじゃなくて、それは子供向け商品の一般的な商売であり、みんなそうです。アンパ○マンでも何でもマーチャンダイジングされているキャラクターはみんなそうです。 それは○○じろう、アンパン○ン等から始まって、そういう買い物が親子で普通になって、プリ○ュア、妖怪○ォッチ、等々、その流れはその後ずーーーっと続きます。で、年齢があがると喜ぶものが高価になって、親は辛くなってくる。で、高学年になってキャラ物が終わっても、きっと別のものを欲しがります。それが当たり前の親子として。 お財布がゆるむジャンルはこの時代貴重なので、企業はいろいろ知恵を絞ります。…とはいえ、トッキュ○ジャーを知った時は、掛け合わせがもはや恥ずかしいというか「ここまでやらないと企画が通らないんだ」って愕然としたんで、甘くはないとは思いますが。次の○ンニンジャーは忍者モチーフで海外展開狙ってるんですかね。パワーレンジャーは使い古されたし、いいかも。もし海外展開しなかったら、じゃあ何故忍者?ってぐらい。(・∀・)怒られるよ で、話は戻りますが、 このパペットじゃなくてもいいですから、日頃から、ただのうさぎさん、くまさんなどがいいとマジで思います。 幼児は「知らないと、欲しがらない。」です。 チロル州のマクドナルドで、ハッピーセットについてくるオモチャが、ハローキティかバットマンだった時、息子はハローキティ選んでました(笑)。バットマンも知らなかったんですが、アンパン○ンも戦隊ものも妖怪○ォッチも知らないから、そういう知らないキャラものは全く欲しがらないです。息子の友達もそうでした。 話が長くなってすみません。余談に結局全力ハアハア。 今回も私の傍若無人な意見を読んで頂いてありがとうございました。 ではまたね〜。(*Ö*)
ドイツの学校で子供たちの作品を見ることは、大好きな楽しみのひとつ。
色の使い方、発想、モチーフ、抽象化、素材、等々が、日本の子供たちとも少しずつ違う気がして、それがまた私にとって貴重な勉強となっています。この蝶たちも予想とは違って、意外な方法で作られていました。 いつも感じる一番の大きな違いは、牛乳パックや空き箱などの包装廃材や、チラシの裏紙、新聞紙などを使っていないこと。幼稚園から何年も観察していますが、廃材をつかった工作は見た記憶がありません。 小さいお子さんがいるご家庭でも同じく、です。 また、当然のことながら、廃材を利用した節約的手作りグッズも、今までこの地域で見たことがありません。 使っているのは、購入した紙や画材、ストローや紙コップなどの家庭用品。 それと、木の枝や松ぼっくりなど、自然のもの。 そのまま家に持って帰って飾りたいような、本当に素敵な作品ばかりです。 そう、自分の子供の作品でなくても、大人が家に飾りたくなってしまうようなアートです。 昔は何も疑問に思わず、「子供の工作と言えば牛乳パック」と思っていたので、新鮮な発見でした。
それを実感して以来、廃材で息子に工作させるのはやめました。
廃材は家庭にいくらでもあって惜しくないし用意も簡単で、それに比べると、わざわざ購入した高い紙で子供に遊ばせるなんて……、と思われそうですけど、私の価値観は変わって「貴重な幼い日々に、廃材を使わせるほうがもったいない。」と今では思っています。ちゃんとした画材で作ったほうが、美しくまとめるのも子供に簡単であり、第一、勉強になります。 (廃材は芯に使って表面は千代紙で仕上げて…などは、まだ幼児はその段階じゃなくて、ハードルがいろいろ難しくて、まあそこまでして利用するほうが面倒な気がしています。) 家の中で飾ったり、使ったり、保存しておきたい作品が増えます。 廃材を使ったかっこいい作品づくりは難しく、ええと、牛乳パックはゴミの塊になりがちで、もしそれを保存しておくとしたら、親のひいき目でも20年後にその山を見てどう思うか、みたいな。 送り迎えに時間をかけて絵画教室などに通わせるよりも、自宅でちゃんとした画材を揃えて、パパやママの手をかりながら作り上げれば、子供も喜ぶし、幼児や小学校低学年にはそれで十二分だと思います。
(/ω\)「でも絵画や工作を教える自信がない…」という方もご安心あれ。
ごく簡単なところからいうと、例えばきれいな千代紙で、丁寧に折り紙をするのもいいと思います。 (簡単と言うのは、ものすごい技の折り紙とかじゃなくて、いくら不器用でも、やろうと思えば箱くらいは折れるだろうという意味で。)助けを借りずに自分の力で作ると、子供は喜んで使うから、うちではその小さい箱をおやつのピーナッツ入れにしてました。(笑) チラシ広告で箱を折るのと、きれいな千代紙で折るのとでは、当然のことながら仕上がりも影響も違います。 和柄は美しいし、日本古来の伝統文化を幼い頃から身近にしておいたほうがいいと思います。 (息子が海外在住だからではなく、グローバルに活躍する可能性があるなら、日本の子供たちも英語を鍛えるのと同時に、日頃から日本特有の伝統文化を身近にしてほうが有利だと思います。自分のルーツの伝統文化の知識や感覚を強化しておくと、国際的な場では予想以上にきっと助けられるはずです。)
美術教育も、学科勉強も、両親が幼児をサポートしてあげられる方法がたくさんあります。
おうちで親子でできることを、微力ならが私も少しずつ書いていけたらいいなと思ってます。 ちなみに私の両親に絵心は特になく、直接何かを教えてもらった記憶は手芸や洋裁などだけです。 そのかわり、幼稚園〜小学校低学年時代は美術館にたくさん連れて行かれて、今振り返ると私の人生においてその影響はかなり大きかったです。巨匠たちの美術作品を、年がら年中、ちょくちょく観ていた日々。 いつの間にか「美術館=休日」というリラックス感がパブロフの犬みたいにインストールされていました。 美しいものを見ていると私は心からリラックスして、こんなに大きくなっておばさんになった今でも、母と手をつないで歩いているような、あの頃の日々の気持ちになります。 ここは田舎で、美術館はないけれど、それだけが全てではなく、世の中に素晴らしいものはたくさんあります。 「もの」とは「物」という製品にしばられず、花などの草木、果物や野菜、夕焼け、何でもです。 それと同時に醜悪なものも沢山あるので、それを取り除くところから始めるものいいかもしれません。 …変なイラストの無料アプリとかね……。(*´Д`)=з (・∀・)しつこい
将来、美術系に進ませようとは思っていなくても、この先の未来、ホワイトカラーの仕事の鍵を握るのはクリエイティブな能力だと思うので、私は息子が興味を持つものを全力サポートしています。
創造性のない仕事は、この先、コンピューターにどんどん仕事を奪われるのは、間違いないと思います。 だから、アートを通して、息子にも創造的発想力を鍛えてもらおうと思ってまして。 何にもできない私が何いってるのって感じですが、昔、考える系の仕事で武者修行をして学んだことや、国内外で見聞きしたことなどから、私なりの方法論を導き出しています。 麻布中学とか全国クラスの難関中学出身、京都大学卒、等々っていう主に自由系高学歴の人達の中に混じって働いてたんですが、同じ会社にアホの私が正社員で転がりこめたもんだから「あ、私なんかでも、同じ会社に入れるんだ。」と思いまして、息子に学歴は求めてないです。 (・∀・)怒られるよ いや、もちろん、彼らは私なんかとは比べ物にならないハイスペックで、場違いな私は本当に苦労しましたが、私は自分の劣っている情報処理能力と論理力を補うべく、逆に彼らが弱い部分、私のささやかな長所をがんばりました。 そういう現場で会得してきた術や、高学歴の彼らから知ったことを、私なりに息子に教えようと思ってます。 統計学的な論理性と、不可能を突破する創造性のバランス。 短時間に圧縮することが当たり前の、合理的な暮らしのドイツで教えるのは理想だなと思っています。 ひとつ確実に言えるのは、レストラン店内を自由に走り回れば、子供の発想力が鍛えられるわけじゃないです。 貴重な幼児期にそんなことをしていると、いろいろ出遅れます。 まあ遅れてもいいんですが、仕事を不動のものにする年齢や、子供を持つための体のリミットなどを考えると、人生を確立するための期間が短くなるのは不利だと思っています。(`・ω・´)キリッ (・∀・)何様なの? [テロップ] *違う方法論の人に、私は自分の意見を押し付けません。世界は広く、時代も移り変わり、正解も変わります。 *私は間違っているかもしれません。 *もしあなたの意見が私と違っても、私はあなたを非難していません。 *この後スタッフが美味しく頂きました。
[あとがき]
私の言うことは、いつもだいたい10年後に理解してもらえてるので、こんな主張をしてもあんまり伝わらないかもしれませんが、いや、この想定が外れるかもしれないし、今までも外したり人に言わなくてよかった〜ってこともありましたが、でもアナリストだってすごい外している昨今だし、ごく普通の一般人の私がつくった個人サイトに正解を求めるほうが無理があるので、間違ってても気にしません。責任もとりません。正解は10年後。ははは。 [こうこく] センスオブワンダーの肌着は、どことなく品が良くて、型くずれしない優れものです。赤ちゃんの頃って、いくらでも写真撮っちゃうから、肌着はかわいいほうが後悔ありません。 肌着は枚数が必要で、高価な物で揃えるのは躊躇するのが普通だろうから、プレゼントすると喜ばれます。 出番が多いし、写真でずっと残るし、とても感謝しました。特に暑い日は、肌着一枚でもカワイイのが重宝します。
★ 幸せのクローバーは、男女どちらでもかわいいです。
★ ミネラルウォーター 60%OFF。
今回も傍若無人な独り言をご清聴頂き、ありがとうございました。(๑′ᴗ‵๑)
ではでは、またね〜。 |
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AuthorAlpenHausfrau Heidi ■免責事項 当サイトに掲載された記事情報及び意見や見解は、個人の感想レベルであり、その内容について何ら保証しません。情報の間違いなどに対して一切の責任を負いませんのでご了承下さい。 Archives
7 月 2020
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