ドイツのカフェ兼ベーカリー。 日曜日なのに開いているカフェを見かけると、それがものすごく特別に思えて、散歩でついついお茶したりします。これが私の休日の楽しみ。 早起きした時は、そんな自分とベーカリーの特別感で、焼きたてのパンを買ったりします。すでにどっさり並んでる焼きたてパンを見ると、いつから焼いたんだろう?と不思議です。 この辺りで一番早いベーカリーは早朝5時に開店します。朝7時から勤務する人も、そして休日も、みんな毎日焼きたてのパンを食べたいんでしょうね。 ちなみに朝7時から働いてる人はごく普通らしく、8時間勤務で夕方4時に終わるようです。平日は夕方4時〜5時がスーパーマーケットは一番混雑しているように思います。 お祭りなどもみんな朝からで、夕方にはもう片付けも終わりかけています。 生活が全部朝型です。 日曜日のカフェで、りんごのケーキを食べました。
「ドイツのおばあちゃんのケーキ」系が、とにかくもう、たまらなく大好き。 甘さとボリュームがちょうど私好み。 いつまでもドイツに住むとは思えないから、毎日が特別。 後ろ盾の無い海外暮らしは楽じゃないけど、楽しい部分は思いっきり満喫したい。 いつかこの日々が、懐かしく思える日がくることを知っているから。 ではまたね。Tschüss〜!(●´∪`●)/ 「ドイツのおばあさんが焼いてくれたケーキ」系って、なんであんなに美味しいんでしょうね?? 母国がドイツの人もレビューで絶賛していたこの本、私も日本に帰ったらこれで作ってみたいです。お腹すいてきちゃった!笑
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昔のチロルの山小屋みたいな、屋根も壁も木でできた家があんまりにもかわいかったので、通りすがりの家のドアをパチリ。 …そういえばこのチョークで書かれた文字、何の意味だろう? この辺りはどこに行っても、玄関先には白のチョークで何か書いてあります。 私はその文字を全く読まずに、なんとなく先入観で、各家の住所が書かれているんだと思ってました。 たまたま今回この写真をブログに掲載しようと思った為、個人情報は消さなくちゃいけないよなーとこの文字を改めて見た訳です。で、住所っぽくないな、と。(笑) それで調べたところ、これは カソリックのおまじないでした。 最初と最後の文字は、年号です。つまり、今年の「2012年」。 「C+M+B」の意味は、Caspar, Melchior, Balthasarの頭文字で、 『東方の三博士(Caspar, Melchior, Balthasar) とのこと。 このおまじないを書いておくと、この家は祝福されて不幸が回避できるらしいです。 がしかし、地域によって「C+M+B」の解釈は他にもあって、 Christus mansionem benedicat (ラテン語) こちらの解釈のほうが、今は主流っぽいです。 もしくはダブルミーニング。 ちなみに「+」は足し算のマークではなく、十字架だそうです。4つの十字架。 そして、書き方も地域差があって、 「20 * C 12 + M + B *」 「20 C + M + B12」 「20 + CMB 12」 「20 + C + M + B + 12」 いろいろみたいです。 というわけで、これらは 「主が祝福をくださって、この家から不幸を遠ざけるおまじない……☆」 ということがわかりました。(`・ω・´)+ そして。 おまけの余談。 「かわいい! クリスマスにちょうどいい感じのステキな風習ね! うちのドアにも、そのおまじない、 チョークで書いちゃおうかしら…♡(´∀`人) 」 という人が 何十万人のうちの1人くらいは、 私みたいなのが絶対いそうなので、 (´∀`)お前か 念のため書いておきますが、 これは宗教の風習なので、 この表記のある家を探し選んで、 カソリックの人が募金を集めに来ます。 日本で書いたらどうなるか知りませんが、この辺りでは、聖歌隊が来て家の前で歌ってくれて、家の人が募金を渡すそうです。 オシャレ度UPの気まぐれで、聖歌隊を困らせないように。(笑) いろんな習慣があるもんですね。 機会があったら、その聖歌隊が歌ってるところをレポートしたいです。 ではまたね。Tschüss〜!(●´∪`●)/ 今時のチョークは歯磨きと同じ安心成分なのね。粉が出ないとか色々その進化にびっくり。 昔の日本の子供みたいに、道に絵を描いて遊びたいな。 某さん宅の手作り暖炉。 ここも持ち家のため、内装も全て手作りとのこと。 なんかちょっと変わったデザインだけど、直しながら使っているそうな。 作れるってことは、直せるってことだね。 最初は下も空いていて、空間があったんだって。(猫足みたいなところね。) でもレンガが落ちるから埋めちゃったそうな。ふむふむ、確かに落ちそうだ。 あれ?薪をくべるドアはどこ? 私の暖炉記事を既読の方はすでにご存知。 ドアは部屋の外にあるんだよ。 廊下からとった一枚。
真下の床はこの写真の壁一部と同じ赤いタイルが付いていて、薪が積んであったよ。 チロル州の各家庭の暖炉は手作りが普通で、それだけに個性豊か。 それが大好きで、だいたいどこに行っても失礼のない範囲内で写真を撮らせてもらってる。だから暖炉コレクションのストックはまだまだあるよ(笑)。 ホームセンターで売ってる完成品を買ってそのまま使ってるのは、今のところ、マクドナルド店舗でしか見た事がないね。 あぁもっと、知らない家の暖炉も見てみたい!(笑) チロル州の人達は、無いものは手作りしたり、親兄弟親戚友人と何でも借りっこしたり(物や金銭でのお礼無し)、人手が欲しい時は手伝いあったり(同、お礼無し)、いったい何にお金をつかうんだろう?と、いつも思うんだ。 ドイツ人は質素でゆとりある暮らしが上手だとよく日本の本や雑誌で目にするけどさ、とりあえず私の知っている限りでは、どう考えても、冬は豪雪で他の谷にすら移動もできなかった歴史あるチロル州のほうが、も〜〜〜のすごく質素。 だけど暮らしが豊かなのはなんでだろう?と、ずっと観察してるんだ。 推測だけど、長くて厳しい冬を少ない資源で同じ谷のみんなで助けあって乗り切ってきた文化だからだと思うんだ。一緒に助け合う仲間だから、見栄も嫉妬も必要ない。 そんな陸の孤島の歴史が、どこか島国にも似て、古き良き日本を思い出させるんだ。 ではまたね。Tschüss〜!(●´∪`●)/ 段階的に、現代日本的暮らし→ドイツ人の暮らしのワンクッションをへてからのほうが、質素なチロリアンのゆとりある暮らしの倹約ショックも柔らかく実践しやすそう。笑 |