「ミニマリスト」が昨今ブームらしいってことを、大変遅ればせながらヤフトピで知った私。
へぇそうなんだ!知らなかった!やっぱり日本は景気がいいんだな。(*Ö*) それじゃあ私が今後書いていくことも、わかってもらえそうだな。取り越し苦労だったんだ、アホだな私。 そう思いながらその記事や他リンクを読み、そして画像検索して…。 ( o ω o ll ) なんだこれは……。 不要な物を減らしていくことで得られる室内の美しさよりも、ただ単純に、物を少なくしていくことが第一目的みたいな解釈が、全体的に多い気がしました。独房みたいなシンプル感が良しとされているようで、う〜〜〜ん、これも個人の好みの違いで責めませんが、私はこういうのって本当に苦手、ってのもまた自由です。 (これらは、私が読んだ記事や見た画像の印象です。私が知っている「家族でゆったり優雅に楽しく暮らしていく家」は見つけられませんでした。) 時間軸が無いから、物を減らすことが逆に不利にもなっている例もチラホラ、いろんな面で本当に愕然としました。 しかも、いつの間に、「ミニマリズム = 節約」になったんだろう? (;∀;) 貧相とミニマムが一緒くたになって、誤解されているような…。 ミニマムってそれこそ、ごまかしが全くきかないからセンスや品質が逃げ場なく問われて難しいし、そういうのってお金がかかるイメージなんですけども。 …アルプスの人たちの暮らしも「節約シンプル」と一緒にされたらどうしよう。それは嫌だなあ。(-_-; )
ここはお金よりも、時間のほうが貴重と考えられている土地です。
無駄なお金は全く使わないけれど、節約は全然しません。 前回の記事で、納豆ご飯って書いたのは、貧乏性な私が思いついた提案であって、ここの人達は節約のために簡素な食事を食べているわけではないです。念のため。 無駄を省くことと、節約することは、別のことです。 小銭を節約しないのはお金持ちだからじゃなくて、節約するほうが不利だから。 それどころか、無駄な時間をなくすために、お金をつかいます。 特にその傾向は、南ドイツよりも、チロル州(オーストリア)のほうが強い印象です。 チロル州はハプスブルグ家など王侯貴族のための工芸品を作っていた職人の歴史があるせいか、一般家庭でも王侯貴族レベルの高品質の工芸品が多いし、非常に目が肥えていると思います。 人生の貴重な「時間」を楽しく過ごすために、人によってはマイセンのフルセットをいくつも持っていたりします。みんなとの楽しいお茶会や食事会の為なんでしょうね。物を極限まで減らすミニマリズムどころじゃないです(笑)。 みんな自分の人生の価値を知っていて、その有限である時間を、無駄遣いしないです。 時間を粗末にしない。 自分や暮らしを祖末にしない。 物の数を少なくすることは、全く、目的じゃないです。
季節やケーキやゲストに合わせて選ばれたマイセンと、100円ショップのカップとじゃあ、同じコーヒーでも、味や雰囲気が全然、違うと思います。お金って、人生の貴重なひと時のために使うものです。何も変わらないなら100円どころかワンカップの空き瓶でもいいって話。器で本当に味が変わります。
もちろん、食器にお金をかけずに、違うものにかける人もたくさんいるので、安い食器でも誰も何とも思いません。マイセンやリーデルとかを日常使いする人は「そういうのが好きなんだな」ってわかるだけです。 ウェッジウッドやコペンハーゲンとかそういう洋食器ブランドの中で、私はマイセンが一番好き、というか憧れで、いつか日本で暮らせる時がきたら、少なくとも2客は絶対買って帰ろう!と密かに思っています。
家具は、無垢の板を使った美しい伝統的家具で、揃えてたりします。無垢だと木が呼吸してくれるので、湿気の調節に最適です。元々はとても高いんですが、家族親戚友人間でぐるぐると譲り受けてたりします。
化粧板の家具は全く呼吸できないし、カラーボックス並みの使い捨てだから、格安でも人気ないようです。 ちなみに、チロル州のIKEAは1店舗潰れました。(笑) 節約って、パタリロみたいに目先の小銭に囚われて、大金を失うことが多いから、 ここの人たちは全然やらないです。 東京でやっていた私の小さな節約の数々を、「そんなこと、考えもしなかった。Σ(-`Д´-;)」と多くの人達に言われたので、だからたぶん私のコミュニティでは誰もやってないです。…今では、私も。 最初の頃、今までの常識が邪魔をして、目先の小銭を捨てるほうが、私には難しかったです。 でも、それができるようになって、実に楽になりました。 それを見て育っている息子にも、このほうが良かったと思っています。 労力を時給換算すると『時給10円』とかの節約が褒められて常識として教えると、後々大変だからです。 それと美術教育、感覚にも影響があると思います。
節約が趣味で楽しい人は、本人はそれでいいと思いますが、親のすることは子供に必ず影響があります。
ドイツの学校や幼稚園、家庭でも、牛乳パックなどの廃材は、全く、工作に使っていないです。 (文化と教育方針の違いです。彼らはドイツ人です。) ドイツの教育の現場は、私も勉強になるため、たくさん写真を撮っているので、 今後そういうことも書いていこうと思います。 感覚って、毎日の積み重ねであって、ひどいイラストの無料アプリとか、有名なデザインをコピーした変な安物とか、美的感覚に影響が出るひどいものは、断固、子供に見せないほうがいいと、常々思っています。 そんな小銭なんかより、特待生になって学費が全額免除になるほうが、結局大きな節約だと思います。
これからは、節約系は昨今ブームの方々にお任せするとして、私は地道に、私が見た優雅なシンプルについて書いていこうと思います。いや、私本人はマイセンなんてまだまだ無理です。それぞれ今の自分の身の丈にあった良いものを使いつつ、です。年齢相応のカジュアルなものは、今しか使えないとも思うし。
良いものがわかってるか、わかってないかで、未来は変わってくるはずです。 ちなみに、ブランドというラベルやロゴマークはどうでもいいと思ってます。高品質で良いデザインの物が好きなだけで、同じクオリティであれば無名で十分です。 自分で買えないものは、持ってる誰かが時々見せてくれたら嬉しいから、自慢されてるって今までに思った記憶は昔からないです。見ることができるだけで嬉しい。なんというか、友人を美術館扱い? 子供の頃、友達の家にビリヤード部屋があって、そこでみんなでビリヤードを覚えたんですが、社会人の時に話の流れでそれを話して「いや、あの、普通、ビリヤードができる部屋は家にないですよ。」みたいなことを後輩に指摘されて、「あ、そういえば、他で見た事なかったな…。」って気がついたほど、私もみんなも昔から無頓着でした。 だから昔から気楽で仲がいいのかも。離れててもつながってるからSNSなんて必要ないんですよ。 そうそう、Apple Watchを見た時、なんじゃこりゃって、初めて瞬間的に、「ジョブズはもうこの世にいないんだ。」ってハッとしました。あんなクレイジーな人はもういないんだなと、本当に残念です。 俺的感覚ファンタジーブログはまだまだ続きます。 [テロップ] *趣味嗜好が違う人に、私は自分の好みを押し付けません。あなたを非難していません。 *私は全世界のことを知りません。英知はありません。 * この後スタッフがおいしく頂きました。
[あとがき]
高級品のことなどを書いたり、楽しく暮らしていることを書くと、さも私がラグジュアリーライフを送ってるかのように受け取られて、しかも自慢を書いているように受け取られて、ものすごく怒られたりするから、自慢と思われないように、ある頃からとても気をつけて書いていましたが、もうそんな気遣いやめることにしました。わたし全然ラグジュアリーじゃないし、あほか。ていうか、私もアホでした。楽しく書き続けたいのに、何でそんなことを言ってくる人達のことを気にしてたんだろう?私も少しは成長できたのかな?(*´∀`*) (・∀・)ドイツのおばさんになった。 ここの人達は合理的で、優先順位が整理されてて、自慢も嫉妬も意味がないから、そういうのに無縁の生活です。 どこの子供もそれに習ってるから、コミュニケーションが楽そうです。 合理的に整理整頓ができるようになると、本当に楽です。
[こうこく]
このリバティプリントの写真を見た時、「うおおおおおおお!」って思いました。わかる?わかります? 布で、こんなに繊細な細かいプリントなのに、版ズレしてないんだおおおお!!! しかも何この発色!ニジミも無い!すごいよ!さすがリバティ社!!(つд⊂)感涙 私の外見はすでに崩壊してるからダメだけど、娘がいたらこんなのを着てほしかった!着させるたびに「リバティ、正気?すごいよあんた!」って思っちゃいそう。何回見てもハァハァ。 写真のと同じ生地です。見る人が見れば、すぐ本物のリバティプリントだってわかると思う。 ↓
今回もご清聴ありがとうございました。(つд`。)・。←まだ感涙。
ではまたね。
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ドイツの旦那さんたちは働き者で、平日の帰宅後や週末にたくさん家事をしています。
だいたい、キッチン周りや屋内などを奥さんが、庭やベランダなど屋外は旦那さんが担当です。 たぶんどこの家も当番制ではなく、得意分野や体力で分かれていると思います。 特に交流のない某ご近所さんは、屋外で家事をする姿は旦那さんしか見ていないご家庭だったので、そこは父子家庭なのかとマジで思ってたくらいです。 こちらの夏のベランダやテラスは、居間や客間と全く同じです。パブリックな社交の場でもあり、ご近所の美しい庭という借景のお返しでもあり、屋外も高級リゾートホテルのテラスみたいにキレイに掃除します。 賃貸契約に「春夏はベランダの花を絶やさない。」みたいなのも盛り込まれてる物件もあるらしいです。 契約でしばる必要があるくらい、屋外の美しさはここで重要なことです。 だから、どうしたら掃除が楽に短時間で済むかを、友人の旦那さんやご近所の旦那さんたちからも、ノウハウを教えてもらっています。みんな本当にとっても上手で、勉強になります。 (注:うちの家族親戚はオーストリア人のため、ドイツのことはドイツ人に聞いたほうがいいです。)
ところで、日本の一般的な旦那さんたちは、家事にあまり積極的じゃないイメージです。
がしかし、「これだから日本の男はけしからん!」などとを責める気も、改心してもらうつもりも、全くありません。だって状況が全く違うんだもの。ドイツの男の人たちは「毎日残業」みたいな仕事はほとんどないはずです。(日本のパパたちはえらいと思ってます。責めるどころか、体を心配してます。) 恐らく、いま幼い子供を持っている日本パパの多くは、自分が子供の時には父親が家事をしないのが当たり前だったはずで、子供は勉強優先で家事を全部お母さんがやってくれただろうし、そういう文化の違いもあります。 自分が子供の頃と、環境や条件が違う。 私がドイツの中でも保守的な田舎地域で暮らしてるせいもありますが、ドイツの暮らしは基本的に昔とあんまり違わない気がします。比べて、日本はあまりにも急激に変化しすぎています。それこそ、明治維新並みに。
急激にあらゆる海外文化が脳にダウンロードされて、しかも恐ろしい速さで共有化されています。だから、先人が蓄積してきた経験による知恵が、通用しにくくなっているように見えます。日本人の強みであり、弱点にも思えます。
(@Д@; 「新しい文化を得ると同時に、不利も増えているのに。」 そう囁くのよ、私のゴーストが。 (・∀・) は?少佐?それとも佐村河内のほう? まあそれはともかく、 残業パパたちの家事を責めるのは、兼業主婦で毎日必死に働いてる主婦に、専業主婦だったお母さんレベルと比べて「けしからん」と言うのと近いと思います。私がもしそんな時そんなこと言われたら、ブチ切れちゃう。 でも、だからって奥さんが
(`▼Д▼)
「旦那は言ってもやらないし、やってもらっても下手だから、 結局わたしがやり直して二度手間だから、その時間が全部無駄。だから、わ、私がやるしか……。」 と、メラメラしながら我慢して言葉を飲み込むと、 病気になって共倒れになる確率が高くなるので、絶対やめたほうがいいです。 飲み込んで消化していいのは菩薩だけです。 もし、私だったら、 (日本人旦那さんを持たない私の空論で申し訳ないですが) 旦那さんに自分の辛さを訴えることもしないし、旦那さんを責めないし、家事を当番制にもしないけれど、
絶対、野放しにはさせないです。
ママもパパも24時間営業して、睡眠を仮眠みたいに疎かにすると、 みんなだいたい30代くらいから風邪をひくことが増えて、パタパタ倒れます。 だから、自分たちが閉店する営業時間を決めて、それをはみでそうなら、削れるものを絶対削ります。 閉店させたら、後は明日。 確保した時間、毎日のんびり楽しいことをします。 だから、もし、旦那さんが協力してくれないタイプなら、 ドイツのおばさん的な今の私だったら、まず、忙しい日の食事はさらに簡素にします。 準備も、後片付けも、楽なメニュー。 基本、一汁一菜。 更に、「汁」も削って、ついでに予算も削って、 生卵かけごはん、納豆かけごはん、冷奴とごはん、とか最高です。(日本在住の場合) 納豆とか洗いにくい食事が嫌なら、それは旦那さんに洗ってもらう方向で。 ごはんも炊かないなら、コーンフレークとか。 栄養については、ケロッグが全力で説明してくれてるので、不健康な夕食よりいいと思ってます。 ピザを手作りして、各自が自分のエリアを好きな具でトッピングするのもいいです。 忙しい日の夕食に納豆ごはん食べても、栄養失調になるイメージはあんまり無いです。 昔の人は、真冬にトマトとか食べてなかったし、 昔の人の食事に近づけても、ダイエットできて、生活習慣病リスクが減るだけかなと。 「寂しい夕食…」って、高カロリーの食事を食べ続けて、太って、服を買い直して、苦労してダイエットして、 生活習慣病の病気になって医療費かけて死ぬのは、私だったら嫌です。 週末は豪華に過ごしたい、食事も豪華に、っていうのも、今までの習慣による感覚的なものです。 快適な家と、健康でスリムな体は、よっぽどゴージャスだと思うんですども。 で、具体的な対策としては
協力してくれない旦那さんには、助けてもらうための選択肢を言います。
「自分の閉店時間」に間に合う選択肢を、旦那さんに提案します。 旦那さんが「のんびりできるなら、納豆ごはんで全然OK!」ってタイプならお互いハッピーです。 交渉が成立したら、短縮された調理時間等を、掃除などの時間に割り振って、閉店を間に合わせます。 普段より簡素な食事にしても時間が足りなければ、他にかかる時間をもっと削ります。 子供に掃除を教えるのは、どんなにパパが家事下手だったとしても、幼児よりはうまいと思って。(笑) 幼児に教えるのって時間がかかるし、根気も必要だけど、子供はそのうち頼もしい戦力になってくれるし、それも勉強の一貫で、学科の勉強も伸びるから、パパにその勉強時間を担当してもらいます。 注意すべきポイントは3つ。 ■ 「ピザ(出前)をとる」「外食する」などの選択肢を入れない。 外食は楽しそうだし、喜ばれて毎回選ばれそうなので、選択肢に入れません。 毎回外食になったら、家計を預かる奥さんが困るし、貯金のペースが遅くなります。 だからもし選択肢に入れたいなら「旦那さんのお小遣いの中から支払う」ことも条件に入れます。 ■ 嫌がらせをしない。罰しない。 相手が嫌いな食事の提案など、明らかに嫌がらせや罰っぽいのは、対立が生まれそうです。 憎しみには憎しみで返ってきます。嫌がらせは嫌がらせで戻ってくるはず。子供にも見せたくないです。 簡素なメニューは相手が「納豆ご飯や生卵かけご飯も好き☆」っていうのが前提です。 外食もお弁当も難しい系は、お互いうれしいと思うんです。貯金もできるし。(笑) あくまでも時間をなんとかする為の前向きな交渉として、お互いがハッピーな方法を探ります。 ■ 下手でも、絶対に責めない。 「頼んだ私が悪かった。」などの嫌味も絶対ダメです。 パパには自分のかわいい我が子と同じように、接してあげたほうがいいと思います。(もちろん子供にも。) できることをやってもらって、少しずつ上達してもらう方向で。 私はこの外国の地で、だいたい5才児くらいの能力です。 がんばってもうまくできなくて、それで家族に責められたり、嫌味を言われたら、たぶん立ち直れなくなります。 本人も上手くやりたいんだから、責めてもマイナスなだけで、全く意味がないです。 少しずつ、少しずつ、上手になるしかないと思います。
家族で協力しあって掃除洗濯すると、ママひとりだと何時間もかかるところが、1時間で済んだりします。
圧倒的な時短です。 時間が圧縮された分、みんな穏やかに、楽しくて気持ち良い時間を過ごします。 心に余裕ができると、お互い優しくなって、きっといろんなことが上手く回りはじめます。 以上、私の書いた提案は、全国万人共通ではないため、 的外れかもしれませんが「時間は有限」なのは、間違いないです。 削れるところをどんどん削らないと、危ないです。 東京のペースは全員倒れても至極当然なほど、ギュウギュウ詰めです。 私はこちらの人に「働き過ぎないように」って、今でもよく注意されてます。 東京の常識は不健康なことが多いんですよ。だから意識的に減らすようにしてます。 ちなみに、上記の交渉を、会社でやるのはすすめません。念のため。 仕事の全体量を減らすことができるのは、社長だけです。 誰かにその仕事が回るだけで、上司か同僚や後輩が倒れます。 倒れなくても、相手から嫌われて憎まれて、仕事が上手くいかなくなるはずです。たぶん。
毎日をギュウギュウにしないで、どれを選択して、どれを削除していくか、
暮らしの中で子供に見せて教えます。 家庭で、合理的家事の司令塔になっているママは、プロジェクトマネジメントが上手だから、 社会復帰しても、脳がすぐに仕事のペースに対応できているように思えます。 いつでも社会に出られるように、家庭というブルペンでピッチングしてる感じ。 専業主婦でマネジメントや合理化が苦手なら、パパにその点も助けてもらって、勉強すればいいです。 一家の稼ぎ頭なら合理的判断が上手だと思うんで、その能力も家族の武器に。 アメとムチは誰にも必要なく、家族みんなで、快適な暮らしを奪還するんです。 それと補足ですが、ママが閉店後にのんびりしてて、 家族に「なんだ、時間あるじゃん。」などと言われたら、ストを起こしていいと思います。 (`▼Д▼) ママが倒れるまでわからない夫や子供(10代以降)は、困ればいいんです。 困ってしまえ!ママが倒れるまで家事やってくれるのを当然だと思ってるなら、今すぐ困ってしまえ!
それと、もしあなたがまだ子供(10代以降)で、親と同居してて、日頃あんまり手伝いできないなら、
時間をつくって手伝うか、簡素な食事をリクエストするとか、 負担を減らしてあげてたら、たぶん、ママ、うれしくて思わず涙ぐむと思う。(笑) カーネーション等の物とか、ありがとうの言葉とか、そういう路線だと、 うれしくて毎日また頑張っちゃうだろうから、負担を減らしてあげる方向で。 ママの毎日の負担を減らしてあげること。 きっと結婚してから、その知識経験が必ず活きてくると思います。男の子も女の子も。 これを読んでくれた誰か一人でも、伝わりますように。 どうか毎日がんばりませんように。
[あとがき]
アップする前に読み返して、私は誰だ?何様なんだ?と思いましたが、えーと、お許しください。 上から目線ではなく、心配性なママ目線と思って頂ければ幸いです。 妄想心配ファンタジーブログは、需要が無くてもまだまだ続きます。(`・ω・´)キリッ
[こうこく]
続々と、いろんな商品がセール対象になっています。最大65%OFF! さらにプライスダウンのもあって、要チェック! 当サイトのshopページにGO! ★新たにセール対象になりました。(一例) ★さらにプライスダウン!の一例
今回もご清聴ありがとうございました。ではまたねー。(*Ö*)/
この合理的なドイツアルプスの地で、ギリシャのとんでもない国民投票決行とその結果のニュースを読んで、毎回驚きました。
矢面に立つ双方の政治家はどこに落としどころを決めるんでしょうね。 (・∀・)え?なに急に社会派気取り? いや、今後の身近な大問題を、固唾をのんで見守っているんですが、ギリシャは尊厳でご飯が食べられるの?借金どうすんの?それ誰が払うの?って、めまいがします。 この土地に順応してきた分、思考半分が自然に、ドイツのおばさん化してるようです。 思考が整理整頓されたおかげで、人生と掃除が楽になりましたが、日本に帰国した時は、身もふたもないことを言わないように気をつけています。(それでもたぶんミギー並みに辛辣なことをうっかり言ってるだろうけど。)
悪魔って言い切られて、爆笑。私の発言はともかく、ミギーって当たり前なこと言ってると思うんですけどねー。
問題を先送りさせずに辛い現実を直視させるのって、先送りしたい人には堪え難い存在なんでしょうね。 昨今の日本の子育てマニュアルは、おおらかな国を参考にしている内容が多いみたいだけど おおらかな国って経済的に厳しい国が多いし、それなら上手くいってる国をもっと参考にしたほうがいいのでは…?と、 常々思っていたところに、この国民投票。(;´Д`)=з
人によって受ける印象は違うだろうけれど、私が見聞きした限りでは「おおらかな国」って、大変です。
おおらか系の国の多くは、失業率がとんでもなく高くて、奥さんがすんごく働いてる感じです。 アジアのおおらかな国と、ヨーロッパのおおらかな国は、傾向と現状の違いもあるけれど、 とりあえずアジアの国々だと、 日中暑くて旦那さんたちが木陰で昼寝したりふわふわ楽しく暮らしていても、 奥さんたちが「まったく困ったもんだわ」って苦笑いしながら、 仕方ないって受け入れていて、子育てや家事をしながら忙しく働いたりしてて、すごいです。もはや菩薩。 子供の頃にそんな社会を見て育ったら、「普通そういうもんだ」って、 昼寝してる旦那さんを「仕方ない」って受け入れることができて、 そういう国々ではうまく社会が回ってるのかも。
その昔、結婚したら専業主婦が普通だった日本は、急激に共働きが増えていて、
子供の頃にそれが普通じゃなかった奥さんたちにとって、受け入れ難いのも当然なんじゃないかなと思います。 ギリシャだけでなく、子供の頃に見慣れた暮らし方、人生設計よりも、 「ランクが下がった」と感じる状態は、たぶんどこの国でも、どの世代でも、辛いことです。 その場合、遠い国の深刻な飢餓問題やスラムなどとは比べず、 「自分が思う平均より上か下か」みたいな感じの基準で、でもしかたないよね人間だもの。理性と感情の隔たり。 世界で一番不幸な人がいれば他全員幸せに思えるわけじゃない。
ギリシャの暮らしはよく知りませんが、たぶん、今までのライフスタイルや人生設計を変えるなんて
心底、受け入れ難いんでしょうね。 楽観的すぎるだろ!とツッコミを入れたい投票結果でした。 がしかし、国民の常識を変えるのって大変だから、さもありなん。 そして昔の自分の、日本での暮らしを思ってため息。 日本で暮らしながら、ドイツアルプスほど考え方と方法を変えられたかしら…? (´-ω-`) うーん……ここまでは、私にはできなかっただろうなぁ。 私はドイツアルプスの質実剛健な合理主義に舌を巻いているけれど、 日本で暮らしている方々に、この暮らしをそのままご紹介しても 取り入れる人はごくごく僅かだろうな…と思ってます。 もしそのまま書いても、 (((( ;°Д°)))) 「そりゃあ、贅沢はできないけれど、いくらなんでもそこまでは……寂しすぎない?」 って、恐らくそんなこと思われるだろーなーと、試行錯誤。 今回ギリシャのことを書いてるもの、イメージが伝わって今後のことが書きやすくなるかなって。 こちらの感覚に慣れた私にとって、日本の暮らしは「毎日パーティー」みたいな豪華さです。 日本も借金が多いし、この先の年金はかなり危うい感じだし、 休日は少なく残業も多くて労働条件が辛いのに、そんな状態でドイツ人なら間違いなく 「毎日パーティーなんかしなければいいのに」って思うはず。 でも日本の常識、子供の頃に見知った「当然」という感覚に対して、 理屈なんか言っても太刀打ちできなさそうです。 たぶん、ギリシャ国民もそうなんだろうなと、勝手に思ってます。 それに対するドイツ国民の怒りも、ギリシャと常識が違うから。 (もちろん、ドイツ人が良しとする方法すべてがいいとは思わないんですけどね。)
日本もギリシャと五十歩百歩だと思って、
今から暮らしを少しずつ変えたほうが、将来、子供は「寂しく思う」ことなく 仕事もプライベートも、楽に暮らしていけるんじゃないかなーと思って、 私は東京の「普通」よりも、ドイツのこの田舎町に平均を合わせています。 楽しい時間を過ごすことを、子供に教えてあげるために、 必要なことを選択して、どんどん整理して、いらないものを削除するには、 今までの「当たり前」を捨てることが必然でした。 考えても何も変わらない悩みも不安も、全部捨てるんです。 そんなの楽しい時間を減らすだけ、ってことを子供に見せて教えるんです。 「辛い毎日が普通」それが当たり前の常識なんて、嫌。 だから、今までの常識をひっくり返されてでも、違う世界の価値観にかけてみよう、って、必死に。 この年齢で、新しい土地で、しかも外国で、常識をひっくり返されるのは正直キツイ。でも挑戦した価値はありました。 常識が変われば普通も変わります。 こちらでは2才、3才の年子の男の子がいるご家庭でも 両親も子供達も何だか楽しそうです。 でも普通じゃないことを遠くから言葉で伝えるのって、本当に難しいです。 コツコツがんばって書き続けます。 (つづく)
[お知らせ]
Shopページをリニューアルしました。 ちょこっとずつ、私のくだらない話が書いてあります。(期待しないように。) 最近、ブログは真面目な話が多いので、私も息抜きで遠慮なくshopページでどうでもいい話を書いてます。 そのうち、くだらない漫画でも別で描きたいなと思ってます。もっと時間があればなあ。 他、サイトのリニューアルを進めてまして「ここどこの写真?!」みたいな画像とか、不思議な物がいっぱいですが、工事中の壁の変な絵みたいに風景の一部として流してください。ははは。 Shopページはこちら。 [こうこく] 新入荷しましたー。sense of wanderのレインポンチョ。柄は初コラボで、リバティプリントです。 繊細で精巧で、さすが日本製!みたいな(笑)。 柚子湯は15袋入りの徳用サイズ、蜜蝋キャンドルも大きなのが入荷しました。
今回もご清聴ありがとうございました。
ではまたねー。 |
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7 月 2020
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