スーパーマーケットを何軒も回って、一番安いお店に戻って買って、毎日の食費を切り詰めて、ポイントカードを駆使して、パパのお小遣いも減らして、つきあいの集まりのお誘いも断って、がんばってがんばってコツコツ貯めたお金で、家族みんなでディズニーランドに行ってきたよ!みたいな価値観は、ここアルプスの人たちにはありません。
たった1日のために、364日間我慢してがんばって暮らす? やっと遊びに行った先で、人気アトラクションに乗るために何時間も並んだり、チュロスを買うだけでも並ぶ。 疲れたパパはパレードの場所とりのために、人の往来が激しい道端で寝ている。
うちの義父なら、その価値観は到底理解できないだろうなと思います。
感情や思い出プライスレスを横において、常識を捨てて、外国人の視点で冷静に考えると、確かに変。 いつ頃から、人が歩いてる道端に座ったり寝たりするのがOKになったんでしょうね。 昔、ワールドバザールエリアにはディズニーの古いアニメを観られる映画館があって、「わざわざここで映画を観る人なんかいないでしょう?なんであるの?」って思ってたんですが、中を覗いてみたら、照明が落とされた暗い室内にたくさんの疲れたパパたちが床に雑魚寝してたという死屍累々館でびっくりした、って記憶が蘇りました。今も昔もいたけどあの映画館が無くなったから、道端にこぼれたのかな。 あの夢の国はもう、私の夢の国じゃない。
毎日、我慢しなければ、ストレスを発散する必要もありません。
その「ディズニーランドに行く費用」に匹敵するお金や、そのお金をつくるために投資された時間は、「毎日がさらに楽になること」などに、まず優先的に使われます。 「364日間のために、1日だけ我慢してもいい。」 そのくらい。 両親は我慢を続けず、暮らしの中で具体的な「問題解決の方法」を、子供に教えます。 問題は根源から解決して、もう二度と考えない。 必要のない我慢は、もちろんしなくていい。 そんな毎日が、ここでは普通。 その年間3〜7万円位のお金と、それを作り出すための時間を、何につかうべきか。 思考と行動が変わることで、確実に人生が変わっていきます。 今後少しずつ問題解決の方法を書いていくつもりですが、その前に、「たった1日のために、364日間がんばって我慢する」っていう思い込み(?)は、捨てておいてください。
[こうこく]
品切れだった商品が再入荷されてましたー。
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コンピューター教育向けシングルボードコンピューター、「ラズベリーパイ(Raspberry Pi)」で歩くロボットを作りたいと息子が言い出した時(前回記事)に、話の流れで、息子が「プログラミングを勉強したい。」ということも言い出していたので、我が家も6才夏休みからスクラッチを使い始めました。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、スクラッチ(Scratch)とは、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)内の研究所が開発したWebアプリケーションで、これなら幼児でもプログラミングを勉強できます。 そもそもプログラミングとは、コンピューターに「あれして、これして」という命令文章書きなわけですが、スクラッチではその命令がブロック形のボタンで視覚化され、まるでブログ更新のように簡単に、コンピューターに一連の命令を作成することができます。それぞれの命令ボタンを組み合わせて、猫のキャラクターが動いたり、回ったり、鳴いたりします。つまり、遊びとして楽しくプログラミングの構造が勉強できる、といったところでしょうか。
息子に使い方を細かく教えなくても、もう自分でドイツ語が読めるため、私も横からいちいち言わずに放っておいてます。息子は自分でいろんなことを発見して、好きに遊んで、楽しそうです。自分の声や歌を録音して使ったり、写真を取り込んだりと、夢中。
なお、スクラッチは多言語対応ですが、日本語は、「日本語」と「にほんご」があります。「日本語」は漢字が入っていて、「にほんご」は平仮名とカタカナです。「つくる」もしくは「やってみる」をクリックして作成画面に進んだ後、画面左上のサイトロゴ横、地球儀っぽいマークから、お好きな言語に切り替えができます。 もし、ひらがなとカタカナがまだ読めない小さなお子さんでも、子供は興味のある遊びに対する理解力が非常に高いため、ボタンの場所や形で覚えて遊ぶはずです。 公式サイトTOPページにある動画を見れば、説明文を読まなくても、どういうことができるか直感的にわかると思います。ご興味のあるかたは、一度ぜひ。 SCRATCH 公式サイト https://scratch.mit.edu/ *幼稚園時代の幼児教育等はまだ書ききれていませんが、今後徐々にご紹介していこうと思っています。
[こうこく]
人気の蜜蝋キャンドル、別バージョンが新入荷!おすすめは上段の一番左「30ミニッツ」。しばらく売り切れになっていた定番セットの、3個入りなども再入荷してます。
[食器手洗い撲滅委員会]
まるさんも!私も最初、食洗機がビルトインで家に設置済みだったにもかかわらず、使ってなかったんです。 私の場合、「すぐささっと洗えるものは、食洗器で洗ったらもったいないよね…少しでもお金を大切にしなくちゃ…」などと思って。当時、海外引っ越し等々にお金がガンガン出ていくことばかりで、論理性には目がいかず、お金を使うことが感覚的にもうただただ恐ろしかった(笑)。落ち着いて合理的に考えると、あの頃はホント慌ててたなーと思います。 こちら現在63%OFF!! 乾燥機能つき、6人分用で、1万円切ってます。安い!と思ったら、なんと、洗浄機能なしでした。なんなんだ!そんな家電があるなんて知らなかった~。 ↓
さかのぼること、夏休み前。
息子が不思議なものを持って、一生懸命お願いしに来ました。
(〃'∇'〃)
「ママ!夏休みに、これで歩くロボットを作りたい!」 などと言い出して、本当に驚きました。 「なんなのこれ!っていうかこれ誰から貰ったの!?」って、何が何だかわからなかったけれど、ラズベリーパイって子供たちの間で流行ってるんですね。 正確には、上の写真のタイプは息子が持って来たのとバージョンが違って、こちら本の表紙写真のと同じです。 気がつけば、こんな田舎の小さなお店でもウィンドウディスプレイにありました。 モデル人形が基板を抱っこしているというセンスが、なんとなくヨーロッパ。 村の食料品店でも、ラズベリーパイの雑誌(ドイツ語)が売ってたので、大根と一緒に買って帰宅。 いろいろ調べましたが、他にもいろいろ部品を買わなくちゃいけないし、安くはないし、歩くロボットはまだうちの6才には無理そうで、息子と相談して違うおもちゃを選びました。
ドイツメーカーの学習系おもちゃなんですが、ソーラーパネルやら何やらが、なんだか「さすがドイツ」。(笑)
この左右の1箱ずつ(このセット買いはメーカー推奨。)と、ほか1箱を同時購入。うちはドイツ現地で定価購入してますけど、右の燃料電池セットは日本で正規販売されていないようです、ご注意ください。(写真のために掲載しています) これは対象年齢9才~と10才~で躊躇しましたが、息子はその年齢レベルのレゴじゃないともう喜ばないため、適性としました。難しいところは大人が手伝いながらも、基本的に自分でドイツ語の説明書を読みながら、一生懸命つくっていました。 (左は組み立て系のため、説明書は図解中心。右は実験系のためドイツ語の説明書を読みながらで、ハードル高め。) 単に息子は好奇心いっぱいで、物の仕組みをやたらと知りたがる&自分でつくりたがる為、「これなに?なんで?どうして?見たい!やりたい!できる!かして!わからない!なにこれ!なんで!」という終わらないループにひたすら永遠と答え続けて、現在に至っております。やっぱり男の子だから理系に傾くのかしら。 学校から提示されている学科レベルのクリア以外は、遊びです。短時間勉強してレベルクリアして、たくさんの自由時間に好きな事をするというスタイルは、大人になっても残業しない生活と同じように見えます。(大人も子供も、私には彼らの遊びが勉強にしか見えないです。笑) 時間は有限であり、落第してきた上級生がまた新たに同じクラスへ加わったため、興味がない教科は進級できる程度で十分だと思っています。 息子はクラス最年少で入学して問題もまだなく、さらに日本語まで勉強していて、ドイツ語とバイリンガルなせいか(英語はまだ弱いです)、教育熱心なドイツ人ママたちから、うちの息子に普段どう教えているのか質問されたこともあります。がしかし、そもそも外国人の私に聞いてくるほど熱心なママなわけだから、当然私よりもいろんなことをよく知っていて、結局たくさん教えてもらっています。 さすが現地育ちの本物のアルプスママ…。世代的におばあさんたちが知らない現代の最新情報もたくさん知っていて、もっと早く知りたかった〜~みたいな(笑)。子育てや教育、料理や掃除、見習い中の私も全方向に日々勉強です。わかったことをここにも少しずつ書いていきたいなと思っています。
これ、うちでは未購入のセットですが、対象年齢7才~なのに、レビューでは4才5才とか、娘さんへのクリスマスプレゼントに購入されている親御さんもいらっしゃって驚きました。なにかと思ったら、ピタゴラスイッチが好きな子供のために大人が作って、それで見せて遊んでいる模様。そういう楽しみ方もあったのね!
子供とどう遊んでいいかわからないパパにおすすめな、良いおもちゃのシリーズだと思います。
[こうこく]
[食器手洗い撲滅委員会]
ひなたさんも会員ということに勝手に決定させて頂きました~。( *´艸`) 恐る恐る使い始めたというお義母様が、自分のことのように思えました。そーなのよ、そーなのよ。 「帰宅したら食器山盛り」って光景は、多くの主婦の爆発スイッチだと信じています。(笑) 下の食器洗い乾燥機のレビュー読んでたら、鍋やフライパンも洗ってる人もいて、日本でも普通なのか!って驚きました。やっぱり私はおばあさんか!みたいな。というか、乾燥されない食洗機があることすら知らなかったです。ドイツの食洗器はお湯で洗った余韻の熱で勝手に乾くタイプが主流です。世の中知らないことがまだまだホントいっぱい。 |
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AuthorAlpenHausfrau Heidi ■免責事項 当サイトに掲載された記事情報及び意見や見解は、個人の感想レベルであり、その内容について何ら保証しません。情報の間違いなどに対して一切の責任を負いませんのでご了承下さい。 Archives
7 月 2020
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