某さん宅にて、パチリ。 私の写真の撮り方が悪くて、実際はこんなに真っ暗じゃないけど、この日は天気が悪くて、いつもより部屋の中が暗かったんだ。 チロルの人たちは、カーテンを閉めない人が多いみたい。 どうしてか聞いたら「部屋が明るいほうが好きだから」なんだって。 それじゃあ家の中が外から丸見えだ!って思って、どのぐらい見えちゃうのかなと外から部屋の様子を見たんだけど、実は意外なほど、中は見えないんだよ。 どのくらい見えちゃうのか気になって、カーテン全開の家を通りすがりにチラッとついつい見ちゃう。でもね、やっぱりどこの家もよく見えないんだ。 天気がいい日でも外のほうがすごく明るいから、部屋の中は暗くてよく見えないの。 っていうか、道から家までの距離があるから、そもそも遠くてよく見えない。 いや、そもそも誰かが覗き見る心配ってのがあんまりなさそう。 だってさ、湖のほとりで若い美女がトップレスで日焼けしてたりするのも、みんな無関心なんだもの! モデルみたいにすごくきれいな人が胸を丸出しで寝てるのに、周りにいるオジサンとかもみんな無関心すぎて、もしかして男の人なのかと思った。笑 昼間に雨戸を閉めてる家も多いけど、それは留守なんじゃなくて、強烈な太陽の光を遮るためなんだよ。閉めると部屋が暑くならないからね。 半開きくらいにするのが多いけど、そうするのはこの辺りの郊外も街中も同じな感じ。 そうそう。 カーテン全開で窓ガラスがよく目に付くから、窓がピッカピカなのは重要なんだよ。 どこの家も恐ろしいほど窓がピカピカ。 叔母さんは少なくとも2週間に1回は窓拭きするって言ってた。 窓拭きって、年末の大掃除くらいしかやらないイメージだったから、びっくりした。 日本の家はレースのカーテンを閉めっきりなことが多くて、窓をピカピカにする必要があんまりなかったもんね。 バーバラおばさんは忙しいからか、ちゃっちゃっと電動式のクリーナーを使うって言ってた。忙しくても窓拭きはするんだね。 別の叔母さんから頂いたのと同じ物が日本でも売ってたよ。こんなの。 ↓ 全開の生活をしてみると気持ちいいことがわかって、窓拭きも好きなんだ。 だってさ、窓を全開にすることで外の緑とつながって、ソファがまるでハンモックみたいな気分になるよ! 田舎ならではの楽しみかな? 南ドイツでもチロル州でも、街中にある家はブラインドやカーテンを閉めてる家が郊外の家よりも多い気がするよ。 道からの距離も近くなるから、やっぱり人の目が嫌なのかもしれないけどさ、窓を全開にしても楽しいものが無いからかもね。 それぞれの場所で、楽しいものを見つけて楽しむのっていいよね! それではまた次回。 (●´∪`●)/ Tschüss〜!
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天板で焼いた、アプリコットケーキ! この日はあの暖炉の家で、大人数のホームパーティーがあって、ケーキもたくさん焼いてくれていて、そのうちの1枚のケーキ写真。 天板でドーンとケーキを焼いちゃうのも、入ってるのがアプリコットなのも、天板がそのまま皿として活用されちゃうのも、よくある定番な感じ。 ガランとしたキッチンカウンターにケーキが4、5枚ぐらい焼かれて並んでいて、ご自由にお取りくださいになってて、お店みたい。 ここの家のキッチンも「全部しまっちゃう式」で、小さいお子さんが2人もいて共働きなのに、そりゃあもう恐ろしいほど家がいつもきれいで、謎。 ケーキがなくなるとそのままオーブンに一時しまうのか、いつの間にかさりげなく天板がなくなってて、いつやったのか帰る頃には食器洗い機がゴンゴン回ってて、全てがきれいに片付いててマジでパーティー後ですか?って感動したわー。 写真も陽の目を見る日がくるなら、もっとちゃんといろいろ撮っておけばよかった! ちなみに、天板で焼いたケーキを誰かの家に持参してみんなで食べる時は、 もちろん天板ごと持って行くんだよ。 オーブンの天板にピッタリ合う四角いフタが売ってるの。 最初からフタ付きで売ってる天板もある。 フタに取っ手までついてて、丸ごと持ち運ぶ気満々で、すごくびっくりした。 うちは天板じゃなくて丸いケーキ型しかないけど、フタありは普通。 これは底も抜けるタイプでとっても便利。フタは意図的に開けようとしても気合いを入れないとなかなか外れない。 どっかの家でヤウゼ(お茶会)しましょう、ってことになったら手みやげに自分が焼いたケーキを持っていったりして、そこの家の奥さんに渡してお皿に分けてもらって、みんなで食べたりするよ。
持参するのは強制でも常識でも礼儀でもなく「焼いたから持っていくわー♪」みたいな感じで。手ぶらも無問題で、茶菓子がなくて皆でコーヒーだけ飲んだりも普通。 ちなみに私は一度も持って行ったことがないよ。おほほ。みんなが作るケーキのほうが間違いなく美味しいし、私は外国人お客さん枠で、みんなが好きな味を見習い中。 こういうフタ付きって日本でも売ってるのかなぁってググってみたけど、製菓専門サイトとかも含めどこにも見つけられなかった。商売にできるほど需要は多くないんだろうな。東京で焼いたケーキ型丸ごと持っていくシチュエーションが不明。 その都度、毎回ケーキ箱とか買うのってお金も資源ももったいないし、ゴミも洗い物も少なくなっていいと思うんだけど、日本でこんなので持って行ったら無礼になるかな? 礼儀とかの違いで、この国では普通でも違う国ではそのまま使えない物もあるけどさ、買わなくていいものとか、代用できるものとか上手に判断して、どこでも楽しく暮らせたらいいなぁって思ってるんだ。 それではまた次回。 (●´∪`●)/ Tschüss〜! 昔、買って何回も読み返した本。そういう考え方っていいなぁと思って、自分も持ち物をたくさん処分しようと思ったのに、この本はこの世界観が好きで捨てられなかった。処分したのは昨年の引っ越し時。作者の青山にあるお店にもそっと足を運んだこともあった。ああやっぱりって思うきれいなグリーンが印象的な家で、青山なのにイギリスだなって思った記憶がある。 今になって「少ない物でゆたかに暮らす」の本当の意味、この本に書いてあったこと、やっとわかった気がするんだ。 ついこの前、チロル州のある山頂から撮影された写真です。 山登りをした某さんから画像をご提供頂きました。 標高の高いアルプスの山々から、なだらかな斜面にぽつぽつと点在する家々に向かって、静かに雪が近づいているのがよくわかります。冬の到来が視角化されてる! 最近はぐっと冷えてきて、雨の日ともなると天気予報の最高気温は2℃。 それでも真冬は昼間もマイナス16℃位にはなる地域ですから、今はまだ秋です。 この日は晴れているから、これでもかなり山の雪は溶けた状態だと思います。 まさに「チロル州」な一枚。
手前の茶色は恐らく、落ちないための柵です。 山は自力でも登れますが、場所によっては夏でもゴンドラが稼働しているそうです。 冬はもちろんスキーのためですけど、夏はパラグライダーなどを楽しむ人のために。 夏は時々、上空を飛んでいるのを見かけます。 私の第二の故郷、チロル。 自然は厳しいし、独特なチロル方言でみんな何言ってるのか普通の勉強をしてもなかなか難しいけど、本当に心からこの州とここの人たちが好きです。 ♪チロル良いとこ〜、一度はおいで〜♪ ちょいなちょいな〜 それではまた次回。 (●´∪`●)/ Tschüss〜! |