園庭で遊んでいたユーマの支度を待っている間、 なんとなくのぞいた教室には、コース料理のようなお昼ごはんの準備がしてあったよ。 えー! そんな給食なの?デザートまであるコースで?? 保護者の交流会を教室で…じゃないよね。 だって、大人が食べるためのテーブルの高さじゃなくて、どう見ても、幼児用。 周りの家具とか椅子のバランスで伝わるかな?
どう見ても、幼稚園にある幼児用なんだよ。小さなお客様の9席。 びっくりして、ユーマの先生に聞いたら、やっぱり子供が食べるらしい。 えー!やっぱりほんとにそうなの?! あー!そういえば、給食らしき物を運ぶ業者さんが来てた!あれがそうなの? いろいろ聞いてみた。 ドイツ語だったから自信がないんだけど、 ここの園児たちよりも大きい子供が、テーブルマナーを勉強するらしい。 ドイツの幼稚園は3才〜5才までで、6才から小学校なんだけど、6才が来るのかな?そういえば何才が来るのかまでは聞かなかった。 あ、そうだ。 ドイツは厳しくて、6才で小学校に入る能力に達してないと、入学前にもう早々と留年して、他の同い年から1年遅れの入学準備クラス(もう1年幼稚園)に入るらしいから、それなのかな?詳しく聞かなくてごめん。 それにしても、あーびっくりした。 この幼稚園は延長の最大でも13:00までで給食は無いはずなのに、ユーマも入れる特別クラスがあったのかとすごく焦ったよ。 ユーマはもうナイフとフォークが使えるんだけど、それはこちらでも早いほうらしい。しかも箸まで使える!って先生もびっくり。肝心のドイツ語はまだ足りないんだけどね。(笑) それではまたね。 (●´∪`●)/ Tschüss〜! 文化が違うのはあるけど、まだ幼くてもできる前提で教えてくれることがありがたいよね。検索してたら、子供向けのテーブルマナーの本を見つけたよ。大人が読んでも勉強になるらしい。和食マナーとか、私も自信ないなー!(笑)
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ドイツの幼稚園にて。 息子の通ってるクラスは、教室の中に小さな家があるんだよ。 あんまり広くない教室なのに、それでもあるんだ。 近寄ってみると… おもちゃとは言えないくらい大きな、キッチンセット。 クッキングヒーター、食器洗い機、オーブン、小さな流しなど、この辺りのキッチンを上手く再現しているなー。 もしかして何かのレッスンのためにあるのかな?? って思って、息子に聞いてみたら 遊んでいます。どうして聞きますか?みたいな感じの答え。 考え過ぎだったか。おほほ。 それではまたね。 (●´∪`●)/ Tschüss〜! 検索して、日本メーカーの段ボール製キッチンを見つけたよ。おもしろいなぁ。お手頃だし日本でならきっとこっちがいいよね。 パパママがゼロから作っちゃうための本もあった!秘密基地テントとか、親子のふれあいの機会も楽しそうで、レビュー読むだけで空想わくわく。
ドイツの幼稚園にて、庭のテーブルに転がっていたリンゴ。
誰かの庭で取れたリンゴっぽくて、大きめのものでも直径5cm程度かな。 これが自然の果実なんだね。 こどもたちは食べたかったらこれを手にとって、シャリシャリ食べながら遊んでる。 ここの幼稚園は、この自然なリンゴっぽい。 先生たちも規則も堅苦しくなくて、そして園児たちも、保護者たちも。 私が通ってた幼稚園は、服も帽子もカバンも道具も、みんなと同じに決まっていた。 日本のスーパーマーケットに並ぶリンゴみたいに、見た目の規格が決まってる。 こういう庭のリンゴはさすがにドイツでも店には並ばないけどさ。 わたし、こういうリンゴ、好きだよ。似たようなリンゴがひとつもなくておもしろい。たいてい酸っぱいんだけどね。 だんだん寒くなってきたから、先生はトレンチコートを着ていた。 個性とかおしゃれしてるというより、寒いからたまたまこれを着てるって感じ。 お迎えに来た父兄と見分けがつかなくて、そんな幼稚園が好き。 日本の幼稚園の先生の服、イメージはジャージにエプロンなんだけど、ある意味それも、制服みたいだなって気がついた。 職業別のイラストとか、日本向けのだと描きやすいんだ。どの職業も制服とかイメージがだいたい統一されてるから。サラリーマンの定番スーツもある意味、制服っぽい。 そうそう。 昔、ウィーンに行った時に、ネクタイ締めて眼鏡かけたアジア系のおじさん2人が、 観光地で真面目な顔で2人並んで記念撮影をしているのを車で通りすがりに見かけて、ダンナくんが「絶対、日本人!絶対、絶対、日本人!」って爆笑してた。 あのおじさん2人の同じような服装、真面目な顔、2人の微妙な距離感、海外出張っぽく見えた。その何でもなく目立っている光景をハッキリ覚えてる。 みんながみんな、カテゴリー別にそれぞれ同じイメージになって暮らすのって、考えてみたらすごいことだ! うちの息子は生まれた時から少数派だから、規格外の庭のリンゴコースのほうを選ぼうって改めて思った。 私はいくら見た目をみんなと同じにしても、中身が変だから一緒になれなくて、曖昧な「常識」って言葉にもずっと困ってた。でも、違っていいんだって、変でいいんだって、ダンナくんが教えてくれた。 ここに来てからはそもそも見た目から違うし、みんなと同じにはなれないけど、見た目と思想が同じになる必要がなくて、コミュニティの中で心地よく混じり合ってる。 息子ともなると、それは見た目から、日本人とも白人とも違う。 それが長所とチャームポイントになるように、息子には息子の、皆それぞれがそれぞれに合った道を、って思うんだ。 子供は1人1人みんな違うから、みんなぶっつけ本番の手探りだよね。 息子にとって、いい道でありますように。 それではまたね。 (●´∪`●)/ Tschüss〜! 余談ですが「不揃いのりんごたち」はタイトルくらいしか知らないです。ぷぷ。 |