以前から気になっていたカボチャ、その名も「Hokkaido」。 ドイツのスーパーマーケットでよく見かける品種です。 「北海道……。日本から来た品種なのかな?」 ここ数年ずっと忙しくしてたから、よくわからないカボチャを試し買いする気力もなく、 なんとなく過ごしてましたが、先日、「イタリア産」と書いていたため、思わず買ってしまいました。 だって、イタリア産の北海道ですよ? (・∀・)何言ってるの? 昔、「新宿西口 ヨドバシカメラ 八王子店」と書いてあるレシートに 思わず「どういうことなのよ」と、心の中で小さくツッコミしたことを思い出しました。 「ハリウッド化粧品 六本木」という看板を見た時もしかり。 いや、初見の「ドイツ産の北海道」で、すでにツッコミを入れるべきでした。 そんなどうでもいいことを考えながら、小さなカボチャ「Hokkaido Kürbis」と帰宅。 検索して調べたところ、 札幌で育った日本人がドイツに移り住んで、日本のカボチャをドイツに紹介したのが始まりらしいです。 ハロウィンっぽいオレンジ色で、見た目は日本らしさをあまり感じませんが、味と食感は甘くてホクホクらしく、調理するのが楽しみになりました。 (注:正規手続きをせずに、勝手に外国から種を持ち込んで、勝手に栽培するのは、生態系を壊す懸念があるので、種子はドイツ以外も多くの国が輸入禁止です。当然このカボチャは正規で広まった物だと思いますが、外国で勝手に栽培しちゃ絶対ダメです。念のため。←いや、危ない人って意外といるんですよ。) 日本の「赤皮栗南瓜(あかがわくりかぼちゃ)」「赤皮甘栗南瓜」などと、外見がかなり近いです。 これが元の品種かな…?と、「赤皮栗カボチャ」のレシピを参考に、 ドイツで手に入る調味料によるアレンジも加えつつ、煮物とかいろいろ試してみようかなと思ってます。 秋は飾り用の小さいカボチャを飾る家が多く、 今年もあちらこちらで、いろんな種類のカボチャが売られています。 家に秋の飾りが欲しいなと思っていたけれど、 数日はこのHokkaidoを飾って、目でも楽しもうかと思っています。 後で食べられる物だから、気軽に頻繁に室内を飾れて、いい方法だなって。 サイズはこのくらい。けっこう、小玉です。 サイズ比較に、棚の引き出し部分も一緒に撮りましたが、引き出しは巨大でも極小でもないです。 ごはんもお菓子も、いろいろ挑戦しようと思ってます。 レシピ通りに作っても、おばあさんが作ったものと同じ味にならないのは、日本でもドイツでも同じ。 謎が多くて、実に面白いです。 何度も何度も同じものを作って、何が違うのか考えたり。 海外で「あ、そういえばこっちに無いな」って意外と困ったのは、食品用さらし。 他の布で代用しようと思っても、うまく絞れなくて、でも食品用じゃないと使って大丈夫か気になって。 このさらしは、天然成分仕上げのオーガニックコットン布です。静岡県 浜松市製。 今度、ドイツまで送ってもらおうと思ってます。たのしみー。
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ケーキを買って、パチリ。 以前から、ケーキの包装をサイトでご紹介したいと思ってました。 この辺りではなんと、普通の包装紙で包んだだけのスタイルが普通です。 お店によっては、ケーキのクリームが包み紙につかないようにと、 透明シートを上部にかけてくれるところもありますが、まあ普通は、紙にクリームがつくがままです。 フルーツ系のケーキは水分が多いので、時間がたつと触れている包み紙が一部破れてしまいますから 早めに家に持ち帰って食べたりします。 車で来るか、カゴがないと、持ち帰りにくい不便さはあるけれど、 確かに出るゴミは少なく、ケーキは大きなサイズでも、気軽に買えるお値段です。 慣れるとそう不便でもなく、私はこの紙包み方式で満足しています。 店名や電話番号の印刷部分を一応隠しておくかなと、きれいな紅葉を上にのせてみたら、 そんな小さな思惑をこえて、室内が秋で華やぎました。 秋の花を買わなくても、こんな秋の愛で方もあるんだなと、思わずハッとさせられました。 枯れ葉特有の「乾いた深紅色」になる直前の、 まだ生命を感じるマゼンタがかったような明るい紅色があんまりにも美しかったから、 庭で思わず拾って、部屋に持ち帰っていたのですが、偶然ってすばらしい。 その日から、部屋にそんな楽しみを加えることにしました。 ケータイ写真だと色や雰囲気があんまり伝わらなくてすみません。 横から見た写真。
通常、ケーキを紙皿にのせて、紙で包んでくれます。 くるっと包んで、器用に端を中側に押し込んで、ほどけないようにします。 この写真では上部中央を一カ所、テープで貼ってとめていますが ほとんどのお店はテープさえも使わずに、端を押し込むだけのスタイルです。 日本でよくある持ち帰り用の箱は、こちらではまだ見たことがありません。 そういえば、以前、 ザルツブルグにある名門「ホテル・ザッハー」の、本家本元の「ザッハトルテ」を 某様から頂いたんですが、そのケーキは 木箱に入ってました。(笑) その木箱はさらにプレゼント包装してあって、オーストリア国旗のリボンがかかっていて、 名門の風格というか、そのレベルと一般のケーキとの間のクラスをまだ見ていません。(笑) ケーキとコーヒー。 楽しい時間。 息子も一緒にコーヒーを飲みたがるので、 一緒にスイスの穀物コーヒーを楽しんだりします。 ビタミンやミネラル、鉄分など入っているそうなので、少しでも体に取り入れられたらなって。 ユーマは仲良しの友達から、手作りのカードをもらいました。
中に書いてある文章はもちろんドイツ語です。 日時やfestとか書いてあって、言いたいことは推測でボヤっとわかりますが、 知らない単語を辞書をひきながら読んでみたら 「親愛なる海賊 ユーマ」 きゃー!うちの子、海賊だったのね! (੭ु*´∀`*)੭ु…♥” いかにも外国の子供らしいノリに、思わずキャーキャー。 海賊の誕生日会をするので来てください、などなどが書いてあって、 文末に 「あなたの海賊友達 ○○より」 って書いてあって、とどめに心を打ち抜かれました。 海賊たちの集会に、ぜひカメラを持っていかなくては!!!! |