天板で焼いた、アプリコットケーキ! この日はあの暖炉の家で、大人数のホームパーティーがあって、ケーキもたくさん焼いてくれていて、そのうちの1枚のケーキ写真。 天板でドーンとケーキを焼いちゃうのも、入ってるのがアプリコットなのも、天板がそのまま皿として活用されちゃうのも、よくある定番な感じ。 ガランとしたキッチンカウンターにケーキが4、5枚ぐらい焼かれて並んでいて、ご自由にお取りくださいになってて、お店みたい。 ここの家のキッチンも「全部しまっちゃう式」で、小さいお子さんが2人もいて共働きなのに、そりゃあもう恐ろしいほど家がいつもきれいで、謎。 ケーキがなくなるとそのままオーブンに一時しまうのか、いつの間にかさりげなく天板がなくなってて、いつやったのか帰る頃には食器洗い機がゴンゴン回ってて、全てがきれいに片付いててマジでパーティー後ですか?って感動したわー。 写真も陽の目を見る日がくるなら、もっとちゃんといろいろ撮っておけばよかった! ちなみに、天板で焼いたケーキを誰かの家に持参してみんなで食べる時は、 もちろん天板ごと持って行くんだよ。 オーブンの天板にピッタリ合う四角いフタが売ってるの。 最初からフタ付きで売ってる天板もある。 フタに取っ手までついてて、丸ごと持ち運ぶ気満々で、すごくびっくりした。 うちは天板じゃなくて丸いケーキ型しかないけど、フタありは普通。 これは底も抜けるタイプでとっても便利。フタは意図的に開けようとしても気合いを入れないとなかなか外れない。 どっかの家でヤウゼ(お茶会)しましょう、ってことになったら手みやげに自分が焼いたケーキを持っていったりして、そこの家の奥さんに渡してお皿に分けてもらって、みんなで食べたりするよ。
持参するのは強制でも常識でも礼儀でもなく「焼いたから持っていくわー♪」みたいな感じで。手ぶらも無問題で、茶菓子がなくて皆でコーヒーだけ飲んだりも普通。 ちなみに私は一度も持って行ったことがないよ。おほほ。みんなが作るケーキのほうが間違いなく美味しいし、私は外国人お客さん枠で、みんなが好きな味を見習い中。 こういうフタ付きって日本でも売ってるのかなぁってググってみたけど、製菓専門サイトとかも含めどこにも見つけられなかった。商売にできるほど需要は多くないんだろうな。東京で焼いたケーキ型丸ごと持っていくシチュエーションが不明。 その都度、毎回ケーキ箱とか買うのってお金も資源ももったいないし、ゴミも洗い物も少なくなっていいと思うんだけど、日本でこんなので持って行ったら無礼になるかな? 礼儀とかの違いで、この国では普通でも違う国ではそのまま使えない物もあるけどさ、買わなくていいものとか、代用できるものとか上手に判断して、どこでも楽しく暮らせたらいいなぁって思ってるんだ。 それではまた次回。 (●´∪`●)/ Tschüss〜! 昔、買って何回も読み返した本。そういう考え方っていいなぁと思って、自分も持ち物をたくさん処分しようと思ったのに、この本はこの世界観が好きで捨てられなかった。処分したのは昨年の引っ越し時。作者の青山にあるお店にもそっと足を運んだこともあった。ああやっぱりって思うきれいなグリーンが印象的な家で、青山なのにイギリスだなって思った記憶がある。 今になって「少ない物でゆたかに暮らす」の本当の意味、この本に書いてあったこと、やっとわかった気がするんだ。
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