やあやあ。みなさま、おひさしぶりです。
私は今、日本にいます。 イエティ(雪男)みたいな服装で来たから あっという間に、汗だくです。 どうしても直接、自分が行かなくちゃいけない用事が なんだかいろいろたくさんあって、日本に来ました。 私は遊びに行くんじゃないから あんまり2人を構ってあげられないだろうと思って ダンナくんと息子は今回はお留守番です。 (・公・) 「ハイジと一緒に日本へ行きたかったです。 温泉行きたかったです…。」 (´∀`)私も行けないわよ 私としても日本に連れて来てあげたかったのだけど、 たぶん面白く過ごせないだろうから、仕方ない。 だから私ひとり。 ママは、1人でもなんとか がんばるのです。 息子とこんなに長い時間ずっと離れるなんて、初めて。 小さい子供を見かけるたびに 息子みたいに小さくてかわいいな、と思います。 ママは、ママは、がんばるよ。
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そういえば、こんなことがありました。 私がパソコンで 忙しく仕事をしていたら… 知らないうちに 私の腕の横で、車が大渋滞していました。 ヽ(〃'∇'〃)ノ 「あけて! あけてーー! あけてくんしゃーい!(開けてください)」 慌てて腕をひっこめたら 私とパソコンの間を 渋滞していた車たちが走り始めました。 今のは何だったんだろう? 私は作業を急いでいたので、あまり深く考えずに またパソコンに向かうと また大渋滞がおきていて、 慌てて腕をひっこめると 車はまた 私とパソコンの間を走り始めました。 あれ? しーしー ぽっぽ? 汽車が走る擬音の「しゅっしゅっぽっぽ」を 息子はまだ言えなくて しーしーぽっぽ、って言うのだけど あれ? もしかして、これ、 車の大渋滞じゃなくて、 列車なの………? (°Д°;≡°Д°;) 来た! 案の定、車たちは テーブルをぐるっとまた一周してきて 私の腕という遮断機を
何度も開けてテーブルをぐるぐる回り続けたのでした。 息子はピクサーの「カーズ」が大好き。 やっぱり小さい男の子は、 なぜか自然と車が好きになっていくものなんですね。 そんな息子のベッドは、大好きな「あかい くるま」のデザイン。 これは義父が息子の誕生日にプレゼントしてくれた物です。 義父母にとって、かわいい初孫。 そして、たった1人の、かわいい孫。 クリスマスにも義父母、義兄弟、 みんなが小さな息子にたくさんプレゼントをくれました。 みんなの たった1人の、甥っ子。 義姉はまた別の国の人だったり、 義兄夫妻はお互い母国じゃない国に住んでいたり、 私に至っては、遠く遠くの国から来たりで、 みんなそれぞれ違う文化風習と、個人の考えがあって、 私たち家族・親族が小さな国の連合体みたい。 欧州連合(EU)みたいに、家族連合国。 みんな個人主義だからそれぞれ好きに生きてるけれど 息子のことだけは、少し事情が違う、と私は思う。 義父母の「孫」でもあり、義兄弟夫婦の「甥」でもあって、 みんながそれぞれの感覚で、うちの息子を愛している。 われら家族連合、いろいろ違えど、 みんなそれぞれ、息子の幸せを心から願っている。 息子は私の子供だし、 親として子の幸せを願い、人生の基盤をひきうけた覚悟はあるけど、 息子は私の「所有物」じゃないって思う。 息子には息子の、人とのつながりと人生がある。 周囲の顔色を伺うという意味じゃなく、 もし、自分が既に祖母だとして、 「それは悪い影響を与えるはず」と思ってる子育てを 自分のかわいい孫にされていたら、やっぱり普通に心配だと思う。 それなのに自分の息子の嫁が 「あなたの助言は、全く賛成できない。 私はこれでいいと思ってる。 私の息子なんだから、好きに育てる。かまわないで。」 もしそう言ったり思ったりしていたら、単純に、悲しいじゃないか。 その子は私の孫でもあるのよ、って。 そう頭では理解していても、 郷に入っては、とも思いつつも やっぱりなかなか自分を変えることは難しい。 私たちが息子と添い寝していることは 皆から心配され続けていたけど、 それでも私は悪いことだと思えなかったし、ずっと一緒に寝続けていました。 でも次第に、息子の甘える行動や様子が、 ダンナくんやみんなの限界を越えてしまいました。 何ヶ月も使われなかった、じーじのプレゼント……。 私も息子の状態が気になっていたし、 彼らのやり方を試してみることにしました。 それが12月のこと。 最初は私も息子も慣れなくて寂しくて大変でしたが、 次第に息子は変化していきました。 ところで ダンナくんから息子へのクリスマスプレゼントは、 寝るときに読んであげる本でした。 ドイツ語の本だから、 もれなくダンナくんが読むことになるわけで、 読んであげることもプレゼントだったのでした。 1ページに1話完結の、シンプルなお話をたくさん集めた本で、 子供が目で楽しむタイプじゃなく、耳で聞くから、 寝る時にちょうどいい本。 私はこんなドイツ語長文なんてまだ読めないから いつもの通り、私の知ってるおとぎ話でも話そうかと思ったら (〃'∇'〃) 「えほん…。うさぎの…。」 ( ゚д゚;) 「えー。あれ、ママ読めないよ。 ……じゃあ、パパに読んでもらう?」 (〃'∇'〃) 「うん!」 息子はベッドから飛び出して 嬉しそうにパパを呼びに行く姿を見て、 ああ、もう、Uちゃんは ママとの添い寝は卒業したんだな… (´;ω;`) そう思いました。 その後、 添い寝との因果関係はわからないけれど、 やたら「ママ!ママ!」と、 ママを必要とする行動が無くなりました。 息子はわざと遠くの部屋から「ママ!ママ!」と 私が行くまで呼び続けるとか、そういうことも見事にパッタリと。 「ママは自分の手足じゃない。」ってことを 息子が理解したような感じが、なんとなくしました。 そして、私も以前より 子離れできたように思いました。 そんな私たちの変化を見て、 ダンナくんは (・⊆・) 「もういいでしょう。 添い寝しても、Uちゃんは大丈夫だと思います。」 そう言いました。 彼はいつも私と私の母国を大切にしてくれています。 そうして
私たちはまた、一緒に川の字を始めました。 息子はとっても喜びましたが、 しばらく1人で寝ていたことで 「くっつかないほうが実は寝やすい」と知ったらしく、 以前のように私にピッタリと抱きついて腕枕で眠ることはしなくなり、 息子は並んで眠るようになりました。 なんというか、もう赤ちゃんがママと寝てるんじゃなく、 親子でベッドを共有しているような感じです。 そして不思議なことに 「ママ!ママ!」は今でも無くなったままです。 そういう行動がなくなったせいか、 それともまだ別々で寝てると思ってるのか、 心配していた家族連合のみんなも、もう特に何も言わなくなりました。 周りのことはともかく、 約2ヶ月間、私たちは息子の様子を注意深く見ていたけれど この子のためになれたような気がしています。 注:これは外国で、外国人に囲まれて、私達の子供にしたことであり、 状況や子供の性格が違えば、また決断も変化したと思っています。 |
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AuthorAlpenHausfrau Heidi ■免責事項 当サイトに掲載された記事情報及び意見や見解は、個人の感想レベルであり、その内容について何ら保証しません。情報の間違いなどに対して一切の責任を負いませんのでご了承下さい。 Archives
7月 2024
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