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チロル州アッヘン湖の蒸気機関車

14/11/2015

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チロル州の有名観光地、アッヘンゼー(Achensee)。
あまりにも素敵な場所なんで、湖写真程度の前出記事だけでなくもう少し書いてみます。

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人気の理由のひとつは、1880年代に製造された蒸気機関車が未だに現役で運行されていること。このジャンルだと世界最古らしいです。
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アッヘンゼーバーン(Achenseebahn=アッヘン湖鉄道)は、普通の電車も走る大きな幹線駅のイェンバッハ(Jenbach)から湖岸駅のゼーシュピッツ(Seespitz)へとつながる急勾配の山の斜面を、この蒸気機関車が走行しています。
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途中、遮断機のない小さな踏切をいくつも通過する度に「ポォォ====!!」と非常に大きな警笛を鳴らすし、なかなかのお値段(片道:大人1人 22€。約2,900円)のため、私の周りの地元民は子供がいても乗りたがりません。

「アッヘンゼーに行きたいなら、車で行ったほうがいいよ。ええっ?!あれに乗りたい?!音が凄いよ!しかも高いよ!観るだけじゃだめなの?」などと言われて、地元友人の誰も乗りたがらないもんで、長い間ずっと諦めていました。

窓がないとはいえ多くの人が乗る狭い座席にゴホゴホ咳痰の私が乗っていいものか、息子を私一人で引率して乗って大丈夫か当時勇気もなく、自分があまりにも不甲斐なくて、ずっと心残りだった蒸気機関車の旅。

今はもう息子はすでに蒸気機関車に大興奮するような年齢を通り過ぎていて、ママの想いに付き添いをしてくれた感は若干否めませんが、息子も一緒に楽しんでくれました。2人の小さな冒険がまたひとつできました。

チロル州は、子供も大人も一緒に楽しめるものがたくさんあって、家族の観光にとても良いところです。
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夕方の終電でイェンバッハに戻ったのだけど、客車を外した機関車が車庫に戻ろうと、予想外のものすごい速さで爆走していました。息子が小さいころ、小さなネジ巻き式のこんな機関車のおもちゃがあったけど、原寸大おもちゃみたいでした。

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普通の駅のホームを背景に、蒸気機関車が爆走しているという、不思議な写真が撮れました。2015年と1880年代の合成写真みたい。

​たのしかったー!


ちなみに、私が持ってる「地球の歩き方」には、「車掌は、客室の外側についているステップを歩いて検札に回ってくるので、見ているほうがスリル満点。」と書いてあったけれど、(とりあえず私が乗った時は)やらなかったです。始発駅で発車前に全員のチケットをチェックしてました。途中駅から乗った人が、車掌と顔なじみっぽい1人だけだったからかも。

A17 地球の歩き方 ウィーンとオーストリア 2015 (ガイドブック)
地球の歩き方は、チロル州を知りたいならこれじゃあ情報が物足りないんだけど、日本人的好みの観光地、しかも車がなくても行ける場所が載っていて便利。といっても、地元の観光地って、機会がないとなかなか行かなかったりで、まだまだ行けてない所もいっぱい。
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湖で見送ってくれた旦那君が車で先回りしてくれて、駅で待っていました。

旦那君も子供だった頃、このSLに乗りたがったけど誰も乗ってくれなくて、それで一人で乗ったけど、警笛音があまりにも大きくてすぐに後悔したそうです。今回誘ったけれど「ぼくは一回で十分。」(笑)。
​その時も親が車で先回りで駅で待っていてくれたって。

息子もいつか「ぼくは一回で十分。」って、駅で待っている日がくるのかしら。

「楽しかった思い出」を聞くとこの日のことを言うから、いつかその日がくるかもしれません。

​家族の思い出。
やりたかったことが、またひとつできました。

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[こうこく]
錆びない鈴が入っている、オーガニックコットンラトル。安心して洗える優れもので、何個あってもうれしいラトルは、ギフトにもおすすめです。さりげなく入っているブランドタグも素敵なアクセント。
​お揃いのタオルもかわいらしいです。
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ドイツ人夫婦 共働きのスピード教育(2)

12/11/2015

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同テーマ、前回書いたこと。

「家庭内の日常会話を全て英語にして、保育園や幼稚園などで居住国の言語を覚えると、特別な費用がかからずバイリンガルになれる」という話でしたが、

「日本でそんなことできる家庭なら、もうとっくにやってるはず、って思ってましたが、だんだん、誰でもできるはずと思えてきました。」の箇所、今回はその補足です。

なぜ、「誰でもできるはず」って思い直したか、理由を書いておきます。
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共働きだと毎日どうしても時間がなく、特に平日の朝夕は嵐のように、送迎、食事、入浴、就寝、と進み、子供との会話で使われる言葉の種類は限られてくるはずです。つまり、ある程度は定型文が使えるはずです。

例えば、飛行機機内で使う英語は、かなり限定されています。狭い空間で、限定された行動だと、使う文法や語彙が少なくてすみます。

だから、忙しければ忙しいほど会話の内容が限られて、誰でも家庭内では英語でいけるなと思った訳です。
忙しいからこそ英語にできる、ともいえるかも、って。


逆に言うと、それができるようになると語彙を増やすためには違うことをする必要がでてきますが、まずは忙しい日常の定型文からです。
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自分の発音を子供に教えて大丈夫なのか気になるかもしれませんが、ひどい訛りや間違った文法でも堂々と話してる外国人はたくさんいるので、自分の発音の優劣については、あんまり考えないでいいと思います。(正確な発音はCD等で教えられます。)

最初は気恥ずかしいかもしれませんが、少し練習した程度でバンバン話していいと思います。
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もし、自分の発音が外国人に伝わらないひどいレベルだったとしても、
「あなた私の英語わからないの? ったく、困ったヤツ。(・д・)チッ。」くらいのハートでいいです。
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(訛ってる外国人たちは全員こんな感じ。完全に間違えてても、なぜか堂々としています。)
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英語が母国語の人だって、すんごい訛ってる人もいます。
公用語が英語の国でも、アフリカとかだともう訛りという範疇を超えていて、ネイティブでも全くさっぱりわからないらしいです。
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​というか、私たち日本人が漢字を間違えて覚えてたりすることもあるように、英語を間違って覚えてるネイティブもいっぱいいます。
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​そんなことよりも、

「正確な発音じゃないと恥ずかしい。」ということを、子供に教えないほうがいいです。

親が恥ずかしがっていると、子供は「これは恥ずかしいことなんだ。」と覚えます。
親が恥ずかしがらずにコミュニケーションしていると、子供もそれが当たり前になって、物怖じしなくなるようです。(うちの息子の怖いものなしは天然ぽいですが。)
私が「R」の発音ができないのはもうほぼ諦めて、「レディーはレディーです。」などと新喜劇方面を目指してます。キリッ。


( ;∀;)  「で、でも私は恥ずかしいから、じゃあ、子供の前で英語を話す機会自体をつくらない!」
​という方向に行く人もいるかもですが、子供はよく見ているので「英語は難しいから、なるべく避けたほうが無難。」ということを教えるようなものなので、それもやめたほうがいいと思います。


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要するに、英語は特別な言語じゃない、難しい言語じゃない、日常的に使う便利な言葉なんだ、ってことを幼いうちに教えるのがいいかなと。実際、他言語を勉強してみると、英語のシンプルさがありがたく思えたりします。

英語が母国語じゃない人たちに、どう英語を勉強したのかいろいろ聞いたりしたんですが、ほとんどの人が英会話学校とかに通わず、普通の学校授業+独学で勉強して、いきなり仕事につかっている人ばかりでした。使っていくうちに、上手になる。英語勉強に有利な言語圏以外の人たちも同じ。

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学校に通わなくてもできます。家族みんなで使えば良いです。

親が日常的に使うことが、子供に一番効果があるので、時間がないご家庭には特におすすめ。


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などと偉そうなことを書きつつ、己の頭の上のハエを追うことに毎日必死……( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽ
ドイツ語を避けて拙い英語で切り抜けることも多々ですが、息子はドイツ語に苦手意識がないので、それは助かってます。

もともと語学勉強に興味がないのに、この年齢で英語とドイツ語を同時に練習していくのはかなり涙目ですが、しかし自分で決めた道。やらねばなりません。

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「外国で暮らせば、当然、外国語が自然に会得できる。」だなんて幻想は、海外に住んだことがないから事情を知らないというよりも、ヨーロッパのニュースをここ数年全然読んでない人なんだなと、受け止めるようになりました。私も読むニュースは偏ってるから、悪意がなければスルー。あれば話題に関係なく、距離をとるのがお互いのため。

移民たちの言葉の問題で苦しんでいる国々の政治家にも「移民たちも暮せば自然に言葉が覚えられるからいいですね。」って言ってあげればいい。自然に覚えられるんだったら、日本の義務教育も国語の授業なんて廃止すればいい。もし本当にそうなら、そう思うんです。


​
ていうか、海外で生き残るには、語学(ドイツ語と英語)の勉強だけじゃ足りないから、実質、受験生の追い込み合宿みたいな暮らしです。まさかこんなことになるとは、人生ってわからないものですね。
​
良い部分に目を向けて楽しんではいますが、自分一人だけの問題なら日本に帰りたい。しょうゆうこと。

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[こうこく]
ゆず湯の香りもぴったりな季節になり、大小どちらのゆず湯パックもたくさん入荷されています。
こちらアルプスではもう初雪が少し降りました。屋根に少し積もった雪が太陽の熱で溶かされて、もうもうと湯気があがっていて、温泉のよう。穀物コーヒーも入荷してまーす。
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クリスマスの支度

11/11/2015

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秋休みが終わって、再び早起きの生活。
なんだかちょっとトライアスロン。でもそれもあと数年で終わってしまう。

休みの間、毎日いつもより長い時間を一緒に過ごしたからなのか、息子が「さびしいー。」と言って一度抱きついて、そしてパッと離れて学校へ行きました。

​どんどん大きくなっていく息子。
入学当時はランドセルが歩いてるみたいだったのになあ。

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休みは用事もなくして時間がたっぷりあり、息子に手伝ってもらいながらクリスマスの支度をしました。これもまた親子の楽しい遊び。飾りつけをしたり、クリスマスならではのクッキーを焼いたり。


多くの家の玄関ドアについてる飾りはどうやってつけているんだろう?と思いながら、人に聞かず調べもせずにいましたが、ふと、その方法に自分で気がついて、やってみました。

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またひとつ、やりたかったことができたよー。

うちの玄関もなんだか楽しげになりました。


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[こうこく]
肌触りがいい肌着って、体がとても楽です。
私の場合は、何でも少しずつストレスをとります。縫い代部分が外側に出ているものを初めて使用して、「体に当たってたんだ」って初めて気づいたり。

​無くして、初めてわかること。

​縫い代が外側に出ていて、しかも全く化学加工をしていないオーガニックコットンという「これ以上の物ってこの世にあるのか?」ってほど、とっても快適なレギンスは、女性用、男性用、どちらもあります。​私はもちろん日本からドイツに持参しました。箪笥には他のもあるのに、毎回つい同じものを手にとってしまうから、体って正直だなっていつも思います。大人のためのマスト冬アイテム。

クリスマスシーズンにおすすめな、幼児向けのかわいい冬アイテムも販売中。
シックなラメドット帽子はもうこのサイズのみ、残りわずか。次の入荷は来年だそうです。
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    Author

    AlpenHausfrau Heidi
    アルプスの主婦ハイジ

    ドイツかオーストリアあたりをウロウロしている主婦。絵を描くこと、文章を書くことが好き。一児の母。


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