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ビーバーが住んでいる川。

29/5/2013

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川に行くと、細い木が何本も切り倒されている場所があって、最初はてっきり、公共事業者とかが何かの目的で切り倒してるんだと思っていました。いつ片付けにくるんだろう?って。

ダンナくんにその話をしたら


(・⊆・)
「そんなの、ビーバーに決まってるでしょ。」



みたいなことを言われて、
(;°皿°)「決まっとらんわ!」と思いました。

だって、私の今までの人生に、ビーバーはいなかったからです。

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無惨な木の断面をよく見てみると、確かに、かじられた跡でした。
かじるのね〜。すんごいかじれるのね〜。

あたりを見回すと、ビーバーの巣のようなものがありました。
細い木が山盛りになっている感じで、その主をこの目で実際に見た事はありませんが、いるようです。

Wikipediaを読んでいたら、

" ビーバーは警戒心の強い野生動物であるため不用意に近づくと襲われることがある。木をも噛み切るビーバーの歯は人間にひどい怪我を負わせることが可能 "
(wikipediaより引用)

と書いてあったので、会わないほうがいいようです。
ダンナくんさえも泳いでるところしか見た事が無いと言うので、まあ会わないと思いますけど。(笑)


というわけで、自分の日常と常識に、ビーバーが加わりました。


ビーバーが!? ぷぷー! (*´∀`*)
人生って、つくづくおもしろいなぁと思います。


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森や牧草地が多いチロル州での、マダニ対策。そして、もし刺されたら。

28/5/2013

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南ドイツやオーストリアの病院で、頻繁に見かける怖〜いポスター。
それは、Zecke(ツェッケ)の警告ポスターです。

Zeckeとは、日本語で「マダニ」のことです。


昔、ダンナ君にこの怖いポスターは何なのか聞いたところ、「えー!知らないの?!」と驚かれました。

Zeckeは布団にいるようなダニと違って、刺された処置を誤ると、ダニ体内にあるウイルスが刺された人間の体に侵入してしまい、その感染症で死亡することもあるという、ドイツ、オーストリアなどでは有名な怖い虫だそうです。最近、日本でもマダニから感染した死亡者が出てニュースになっていますね。

でもそんな虫の存在、無知な私はチロル州に来るまで知らなかったです。

異文化による常識のギャップもあって、ここでの私は3歳児程度の知識レベルと自負していますが、残念なことに見た目は大人なんで、聞かない限り誰も「私が知らないことを、知らない」ので、危ないことを事前に警告してもらえません。大人にわざわざ警告する必要ない、当たり前、みたいな感じです。


外国で病院や薬局へ行ったら、貼ってあるポスターとかを注意して見ていますが、この辺りではZeckeのポスターが多いような印象があります。よっぽど出るんだな、みたいな。

観光地ではないし、川ではビーバーが木を切り倒してたりするくらいの無農薬な大自然だから、そういう豊かな自然とセットで、他にも嫌な虫がたくさんいます。どの虫がどれくらい危ないのか、刺されたり遭遇しながら、子供のようにひとつひとつ覚えていってます。
(州都のインスブルックなど、信号機があるくらいの都会では、ここより虫はずっと少ないようです。私にとって信号機の数が都会指数。笑)



どの辺りのエリアにいるのか頻出マップも病院に貼ってありますが、この辺りは森や牧草地がかなり多いので広範囲で一般的にヤツらがいるらしいです。

その為、ここでは幼い子供でもマダニなどの怖さを、早くから教えられてるそうです。
処置を誤ると死んでしまう可能性があるので、親の言いつけをきけない子供は、ここでは危険なんです。

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登山などで特別な機会に山や森へ行くのではなく、普通に山に住んでいるので、地元の人達は大人も子供も暑い日に半袖などの普段着を着ています。

私と息子(半分日本人)はここの人種ではないので、夏に散歩や公園へ行く時には、地元で売っている虫除けスプレーをして、長袖・長ズボンをなるべく心がけています。布もジーンズとか、厚手のものを選びます。

イタリアに行った時、日本製の虫除けスプレーが全然役に立たなくて、イタリアで売ってるものを買って使ったら大丈夫だったことがあって、それは別の原因か偶然だったのかもしれませんが、現地の虫除けは現地の虫用に特化されているのかな?と勝手に思い込んでいます。(主観です)

それでも刺されてしまった場合のために、こんなものを持たされています。
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Zeckenzange(ツェッケンツァンゲ)。直訳だとダニペンチ?
プラスチック製のダニ用ピンセットです。だいたい普通は1〜3€くらい。

指ではZeckeを完全に取れないからこれを使うように、と言われているので、春夏は持ち歩いています。
上手く取れないとZeckeの一部が残ってしまい、そこから危険なウイルスが入って感染症になるそうです。

幸い、まだ刺されてないため実践してませんが、小さいZeckeはピンセット側で挟みとって、大きいZeckeは反対側の足袋のような釘抜きみたいなのでジリジリ取るらしいです。
ピンセット部分は横のボタンを押さないと開かず、強い洗濯ばさみのように挟まれるので、抜くのに便利そうです。


ポスターのあんな怖い虫が体についてたら慌ててちぎりとりそうな私ですけど、下手に取ったら危ないから、それなら病院に行って取ったほうがいいと言われました。

慌てなくても、Zeckeは噛み付くと血をずっと吸っていて、ずっと離れないそうで、病院に行くまでずっとそのままの状態らしいです。


森から帰ったら、服を脱いで、肌が露出してなかったところも含めて、どこか刺されていないか全身をチェックします。気づかなかったら危ないから。

それでもいつの間にか何かによく刺されているから、不思議なもんです。
しかも、用心していた私と息子が刺されて、半袖の旦那は無傷、とか。(笑)


自然はやさしくないけれど、ルールを押さえれば、恐れる必要はないみたいです。

森にはたくさんの楽しみがあります。
私たちはそれが好きです。

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聖霊降臨祭とやらで、ドイツの幼稚園はお休み中。

23/5/2013

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しばらくぶりです!
意味ありげに更新がない状態が続いていましたが、ただ単に、咳がひどかったことや、息子の幼稚園がしばらくお休みで、文章を考えることがうまくいかないだけだったりします。大丈夫じゃないけど、大丈夫です、みたいな。ご心配おかけしてすみません。( ›ω‹ ) そして、皆様ありがとうございます。

こちらでは寒い日は晴れててもまだ気温が2、3℃だったりしてます。
そんな土地で、月影先生のようにずっとゲホゲホしながら、50巻くらいまでいっちゃうつもりでいます。
体調もそろそろ良くなってきたので、また更新していくつもりです。



通わせているドイツの幼稚園は、「え!また休みなの?!」と思うことが多くて、もしかしてこの幼稚園だけなのかしら?って思って調べてみたら、州によって違いはあれど、みんなも休みみたいですね。

ドイツ大使館サイト:各州の学校休暇(日本語)
http://www.japan.diplo.de/Vertretung/japan/ja/01-Willkommen-in-Deutschland/012-schulferien.html

(*クリスマス休暇の欄が2011ってなってますけど、全体は今年の2013年ぽいです。)

クリスマス休暇:12/24-1/5(約2週間)
冬休み(謝肉祭) :2/11-2/15(約1週間)
春休み(復活祭/イースター):3/25-4/6(約2週間)
聖霊降臨祭  :5/21-5/31(約2週間)
夏休み    :7/31-9/11(6週間)
秋休み(万聖節、ハロウィン):10/28-10/31(約1週間)

上記の日付はドイツ大使館サイトからの引用ですが、この期間からさらに幼稚園側によって日数がプラスされることが多く、うちの幼稚園の休みはもっと長いです。だいたい週単位の休みなイメージです。

1月と、2月と、3月と、4月と、5月と…… (´∀`)
あれ?ドイツの学校って、休んでばっかり!?って思ったりします。

とはいえ、休みが多くても進級するレベルに満たなければ、幼稚園も小学校も、容赦なく留年、もしくはレベルの合う学力の学校に転校させられるらしいので、甘くはなさそうです。



オーストリアでは、とりあえずダンナ君が通ったチロル州の学校では、夏休みは宿題もなかったらしいです。
学校は9月始まりで、夏休み前に進級をパスしてるんだから、宿題が無いようです。

短期間にガッと集中して勉強して、たくさん遊んでるイメージ。
自分がここで学生だったら、辛かった気もします。(笑)


パワーが消費されずに元気すぎる4才男児がそれだけの休暇中、毎日ずっと家にいるのはまずいので、できるだけ公園に連れて行ったりしますが、サイクリングの親子とか、多くの家族連れを見かけます。

小学生の女の子とお父さんが一緒に公園で遊んでるのを見かけて、そういえば東京でそういう場面を見かけた記憶がほぼゼロだなあって思いました。幼児ならともかく小学生ともなると、ディズニーランドとか、買い物とかになるイメージです。(それが悪いっていうんじゃなくて、東京都心は働くことも休みをとることも、親子の遊び場を探すことも全部大変だよなぁ、と思ったのです。)

これだけ家族との時間が確保されて、一緒に遊んでるのって、すごいことだよなぁと思ったりします。

ではまたー。

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    Author

    AlpenHausfrau Heidi
    アルプスの主婦ハイジ

    ドイツかオーストリアあたりをウロウロしている。絵を描くこと、文章を書くこと、笑いをとることが好き。
    一児の母。


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