ある日のこと。 ドイツの某公共施設に用事があって、車で出かけました。 無駄足になると困るから ダンナくんはちゃんと事前に そこの営業時間をサイトで調べていました。 が、 施設の門の脇に 仮っぽいボードがかかっていて、 サイトに記載してあったよりも1時間、 しばらくの期間早くしまるよと書いてありました。 えー!!!あぶなかった! 時間変更あるならちゃんとサイトで お知らせしといてよ!!!(*`ロ´*ノ)ノ =3 でも一応ギリギリその時間に間に合ったから 今回は助かったね…と思ったら そのボードにある閉まる時間よりも 更に20分前なのに、 車が入れないように 片側だけ門がもう閉まっていて、 見覚えのある係員が ちょうど自転車で帰っていく姿を発見。 えええー! そ、そんなことまでしちゃう??∑(゚∀゚lll) ていうかあの仮ボード何? ちなみに、ごく普通の平日で クリスマスでもなんでもないです。 大雪の日でもないです。 余談ですが このあたりのスーパーマーケットなども 閉店時間の前にもう自動ドアの入り口を閉めちゃって まだいるお客達にも早く!早く!と怖いくらい猛烈に急かして 閉店時間にきっちり閉まるのですが チロルだとサービス残業は違法だから 店員さんはぴったり仕事が終わるように進めてるんだなーと お客としても納得で、 ドイツでも違和感なかったのだけど さすがに営業時間の、しかも臨時で短縮されて 更にその時間前に閉めちゃって 係員が帰るのを目撃したのは初めてでした。 ダンナくんも呆然です。惨敗です。 わざわざいろいろ準備して 車で来たのも結局、無駄足になりました。 あんなサイト意味ない!と ブリブリ怒っていて (;公;) 「日本のサービスは素晴らしいです。 本当に、本当に、すごいです。」 何度も何度もそう言って、 東京での日々を思い出して噛み締めていました。 こういうことを書くと 「事前に電話したほうがいいですよ〜。(^^)」 などと ほぼ必ずアドバイスを受けるので今回も書きますが その方法は全世界共通でもないみたいです。 日本では当たり前のサービスでも 実はその水準って本当に素晴らしいんですよ。 このあたりのお店や施設に電話しても、 店員が電話に出るまで人気のコンサートチケット取りみたいに 1、2時間くらい平気でかかったりします。 それがまたイライラしちゃうんです。 (ドイツ全土じゃないですよ。←たぶん。) そんなわけで最初から行ったほうが 消費時間自体はずっと短くなったりします。 日本だったら 3コールくらいで 「大変お待たせいたしました。○○屋です。 お電話ありがとうございます。」 とか言われるのになーと思いつつ、 電話も含め、どれもこれも 日本では気配り満点の素晴らしいサービスだったよねぇと、 とぼとぼ帰り道に
夫婦でしばらく日本での思い出を噛み締めました。
1 コメント
義父は甘い物が、大好き! 朝食はパンに たっぷりのバター、たっぷりのジャムで、ジャム&バター。 ハチミツ&バターや、 ヌテラ(チョコレートスプレッド)&バター! あ、正確に言うと、有名ブランドのヌテラじゃなくて、類似品の「ヌトカ」。ヌトカってw。 これが毎朝。 なんかもう、私には 朝から爆裂に甘過ぎ(笑)。 甘い朝食が終わって、昼食。 我が家的には(日本で夕食くらいの)一日のメインです。 義母がまだ料理できた頃は、いろんな家庭料理が出て来たもんです。 が、義父の昼食は ワッフル! ( ゚艸゚)・;'.、ブッ 朝食であれだけジャムを食べたのに、 また小麦粉にジャム!の展開です。 その他、 義父が好むメニューとしては、 クレープ!(´∀`)要素変わってなくね? (正確に言うと「パラチンケン」というこちらのパンケーキですが、わかりやすく言うとクレープです。 ジャムを塗って、くるっと巻きます。) あと、義父がよく食べるメニューは「カイザーシュマン」とかね。 あ、 ( ゚∀゚) ちなみに カイザーシュマンってどんな料理かというと、 一言で言うなら、コロコロとしたパンケーキ。 ( ゚艸゚)・;'.、ブッ 先ほどのパラチンケンを、スクランブルエッグみたいにグルグルしながら焼くと、 カイザーシュマンという別の料理になります。 ただし、 トッピングはジャムじゃなくて、すりおろしリンゴ(瓶詰)。(´∀`)ジャムの親戚? レーズン、粉砂糖、すりおろしリンゴなどをかけるので、 今ではパラチンケンよりは甘くないカイザーシュマンのほうが好きって思いますが、 初めて見た時は (@Д@;「結局、小麦粉とジャム!砂糖!」って思いました。(笑) あ、そうそう。 それと、義父が大好きで忘れちゃいけないのが ゲアムクヌーデル(Germknödel)。 わかりやすく言うと、 蒸ジャムまんです。 日本の「あんまん」の、 あんこ部分がそのまんまの量で、ジャム。 これに粉砂糖と、溶かしバターをかけて食べます。 一週間の中には、もちろんソーセージとかの肉類、サラダ、ライスなどもメニューに出てくるのだけど、 気がつくといつも「小麦粉+ジャム」を食べている気がします。 チロル州は雪深い地方のため、冬は道が閉ざされて孤立する歴史があったせいか、 小麦粉やジャム、砂糖など、超〜〜長期保存がきくものを食べる文化があるようです。 実際、雪が連日降ると買い物に行けなくて、私もそんな料理が増えたりします。 テレビでやっていた伝統的チロル料理の作り方も、私が見たそのほとんどが、 パンケーキの種みたいなのを、焼いたり、揚げたり、蒸したりしていました。 もちろん全部それにジャム、みたいな。 そして昼食が終わると、来客。 ヤウゼ(間食、お茶会)の時間。 お客さんは自分で焼いたケーキなどをよく持ってきてくれます。 わりとアプリコットのケーキが多くて、「小麦粉にジャム」系です。 これに生クリームをガンガンかけます。 ヤウゼで何時間も食べたり飲んだり、おしゃべりして、 一日の食事は、だいたいこれでおしまい。 このあたりの地域でヤウゼをする人達は、夕食を食べません。 お腹いっぱいになるから、夜なんてとても食べられません。 (勤めてる人達など、ヤウゼができない人は夕食を食べてると思います。) もし小腹が空いたら、リンゴやバナナを食べたり、 パンにサラミとチーズを挟んだサンドイッチなどの軽食でおしまい。 それが夕食といえば、夕食。 ちなみに、歩きながらリンゴを食べたり、 自由に好きなところで好きなものを食べてるのだけど 義父がどこで何を食べたのか、掃除の時にわかります。 (´∀`)動物? ちゃんとした食事は一日2食です。 義父母だけ夕食を食べないのかと思ったら、他の家もそうでした。 アメリカから来て、近くの某さんちにホームステイしてた 米国人の女の子から 「もしかして、あなたの家も夕食ないですか?ここではそれが普通なんですか? 私、ヤウゼ食べても、夜には腹ぺこですよ…。(T-T)」 などと、恐る恐る聞かれました。(笑) ちなみに義母はというと 元々、味云々よりも体に良さそうなヘルシーフードが好きなんで、 以前から義父とは別の食事を用意しています。 それにしても。 義父は自分で食事の用意するようになってから ますます好きな物ばかり食べて、 私からすると必要な栄養が足りてるとは全然思えないし、 いつか何かの病気になっちゃうんじゃないかしら…?(´-ε-`) (゜д゜;) 「ねえねえ、 パパは似たような甘いものばかりじゃなくて、 味が好きじゃなくても栄養のある物を食べたほうがいいんじゃないの?」 Σ(°⊆°) 「パパが、我慢するってこと?! まさか! パパが、我慢すると思いますか? パパがやりたいことは、誰にも止められません…。」 だよねー。 (*´Д`) すごく自由で、
逆に長生きしそうなパパ。 時々、私もあんな生き方してみたいって思う。(笑) 雪道でも歩けるように買ったブーツ。 これは特に登山用ではなく、ごく普通のブーツです。 特にオシャレでもなく、普通。(´∀`)でも好き。 紐の部分もベロはなく(切れ込みはなく)、革は一枚につながっていて、雪が入らないようになっています。 この無骨なブーツから、チロルには雪がたくさん積もってる感が伝わるでしょうか? ブーツの中の、モコモコのインソール(?)は、まるごと脱げるようになっています。 脱ぐと、こうなります。 ザ・保温!みたいな。(笑) これが結構便利で、玄関で靴本体を脱いで、リビングでこれを脱いだりします。 チロルのこのあたりでは通常、室内でも土足OKですが、雪のシーズンはみんな玄関で靴とジャケットを脱いで家に入ります。 お客様もみんなです。ベチャベチャの長靴で家の中に入ろうとする人は普通いないので、雪の季節は室内が土足禁止っぽくなります。 息子の長靴。 中がモコモコになっていて、雪や雨が入らないように上が閉じられるようになっています。 が、特に冬用ってことでもないそうです。 (夏でも冷えるから?) 紅葉柄、って前の記事で書きましたが、カエデ柄かな?何かの葉っぱ柄です。 ダルビッシュの着ていた大麻柄っぽいTシャツが話題になって思わず、それじゃないよね?って葉っぱの形を確認しちゃいました。(笑) 他の人のブーツはというと… 街の靴屋さんは、おしゃれブーツでいっぱいです。 長靴も、モコモコ。 もちろん紐の部分は飾りで、雪が入らない仕様です。 チロルっ子たちは、かわいいブーツや長靴を履いて、赤ずきんちゃんが持っているような編みカゴでスーパーに買い物に行ったりして、天然の森ガールでいっぱいです。 ファッションというより、そういうのが普通って感じで。 小さい男の子用の長靴。オシャレ!ほしい!って思ったのだけど、息子のサイズがなくて残念。
チロルのことをお伝えしたくてクリスマス前からいろいろ写真を撮っていたのだけど、全てをご紹介する前に再び夏が来てしまいそうな予感。(笑) |
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AuthorAlpenHausfrau Heidi ■免責事項 当サイトに掲載された記事情報及び意見や見解は、個人の感想レベルであり、その内容について何ら保証しません。情報の間違いなどに対して一切の責任を負いませんのでご了承下さい。 Archives
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