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ドイツのゲームカード 裏面

29/2/2016

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息子の持っているドイツのカードゲームや、ボードゲームのカードを一部抜粋、裏面を並べた写真。

一番右の列、上下とも、ドイツの大手メーカーRavensburger社(ラベンスバーガー社)のゲームのカードです。社名ロゴが果てしなく並んでいる柄で、ここのカードの裏面は通常このデザイン。

1色刷でお金をかけてない雰囲気なせいか、日本のネットショップのレビューに「裏面もかわいい柄だったらよかったのに」的な感想がどこかに書いてあったのをふと思い出したので、このブログを読んでくださっている方々に、ゲームを選ぶポイントと遊び方を書きたくなりました。

たくさんのドイツの知育ゲームを試しているママとして、私見を書いておきます。


上の写真の中で一般的に「かわいい柄」と判定されそうなのは、真ん中上段の、エリック・カールさんの「はらぺこあおむし」の、カラフルな丸いカードだと思います。他に目立つのはもちろん、「カーズ2」のカードで、それ以外は……一見、メーカーが手抜きしたかのような地味なカードです。

私も最初は「地味すぎる!」って思ったんですけど、たくさんいろんなゲームを遊んでみると、実はゲームのためにわざとこういう柄にしてあるんじゃないの??って思う今日この頃です。
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これらのたくさんのカードを伏せて、裏面をずらずらっとランダムに広げて、
神経衰弱ゲーム的な進行をする場合、

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この中で一番簡単なのは、カーズ2のカードです。
とっても簡単で、まさに「3歳から」のゲーム。

なぜ簡単かというと、デザインが多い分、情報量も多いので、表側が何のカードだったのか、幼児でも覚えやすいです。

ランダムに並んでいるカーズのロゴデザインの傾き加減なども立派な情報であり、ヒントになるというか、頭に残る感じです。

次。

同じロゴ柄でも、ラベンスバーガー社の柄は地味すぎるがゆえに覚えにくく、カーズ2に比べて、一気に難しくなります。
​

左上は、2歳半以上対象ですが、カード裏側が容赦ない柄です。さすがドイツ玩具メーカー。(笑)
でも、できれば、難しいほうがいいんです。子供が長期間熱心に遊べるから。

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最初は枚数を減らして、カードを整列させて、覚えやすくして遊ばせるといいと思います。

同じラベンスバーガー柄でも、右上のテディのように形があって整列させると、縦横の位置で覚えられるから簡単です。
がしかーし、真ん中の丸型カードをランダム配置で神経衰弱すると、幼児は遠慮なく元位置とはちょっと違う場所に置いたりもして、大人でも脳が疲れきってると覚えにくくて、まさに神経を衰弱させられます。



でね、記事最初の写真の中で、一番難しいのは、実は意外に、はらぺこあおむしのカラフルな丸形カード。
見た目かわいいんですけど、ラベンスバーガー社のロゴ柄と違って天地の向きもなく、逆に情報がないというか、混乱するというか、3、4歳の頃の息子には難しすぎて苦戦してました。

簡単なカードにするもよし、長期間遊べる難しいカードゲームにするもよし、かわいさ第一にするもよし、です。
子供が興味をもってくれるカードが一番いいです。

ちなみに、写真のはらぺこあおむしやカーズ2のゲーム等は、日本未発売商品ですが、違うメーカーのメモリーゲームなら日本でも売ってました。(カードの裏側は違うようですが。)

ではまたー。


はらぺこあおむし メモリーゲーム

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[こうこく]
かわいい定番タオル、ミリカンパニーリミテッド社、センスオブワンダーのベストセラー商品です。
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ドイツアルプス 幼児の静かな遊び

29/2/2016

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さあ、ここで生活クイズ問題です。
ドイツアルプスのママになったつもりで、お答えください。
​

Q.  外は吹雪。
  家には5歳の息子のほかに、友人夫婦から預かった4歳と5歳と6歳、元気な男の子3人が遊びに来ています。

  階下は絶対我慢しない老夫婦が暮らしていて、もしうるさくしたらすぐに飛んできます。
  「騒音を止めない暮らしを毎日続けるなら、私達の住まいの価値を落とした代償として、
  これからは私達の家賃を毎月半分負担しなさい。嫌なら裁判。」
  などと言うタイプで、要求金額を毎月支払わなければ、本当に訴訟されるものとします。

  家にテレビはなく、アニメなどで静かにさせることはできません。

  パソコンもスマホもタブレットも壊れました。
  子供たちはお腹がいっぱいです。
  外は吹雪のため、外に出かけることも、誰かに応援を頼むこともできません。
  友人夫婦が用事を済まして迎えに来られるまで、まだまだ時間はかかります。
​
  さあ、この難局をどう乗り切りますか?



  (真剣に、しばらく考えてみてください。)




  (あ、そうだ。)



この設問はフィクションで、うちの階下にそんな老夫婦が住んでいたことはないです。念のため。
ただ、ドイツアルプスではありえる状況の難局を設定してみました。パソコンやスマホは、子供にそれらを禁止している親が多いため、無い状況にしてみました。

(外国の社会って、納得するまで絶対に我慢も泣き寝入りもしないで、訴訟も辞さないタイプが多い印象です。ただしこのあたりでは、赤ちゃんが自宅で泣くのは許されます。)




で。話を戻すと。
吹雪の日に元気な男の子たちが遊びに来たことは実際にあったことで、静かにさせようと私がとった方法はこれです。
ドイツアルプスのママたちに、一般的な解決方法だと思います。


↓
↓
​↓

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A. 子供たちに、ジグゾーパズルを渡す。

​

ものすごく地味な遊びですが、子供たちは集中していて、とても静かでした。
親が迎えに来た時は、「まだ終わってないのに!」と、幼児たちは泣きながら帰っていきましたが。(笑)


なぜこんな遊びで静かになるかというと、ドイツの幼稚園は知育玩具ばかりのため、それが普通の遊びだからです。
息子の幼稚園時代の数年間、迎えに行った時に、どんな玩具を使っているか注視していましたが、知育玩具以外見つけられませんでした。強いて見つけるとしたら、謝肉祭用の仮装グッズくらいでしょうか。
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みんなの家庭には、テレビがありません。
正義のヒーローも、悪の一味も、園児たちは知らずに育ちました。
​だから、その遊びができません。
スパイダーマンのグッズを持っている子供はいましたが、元のストーリーは全員とも全く知らなかったはずです。
誰もスパイダーマンになりません。

何とかマン、みたいな遊びは誰も知らず、子供は友達をやっつける発想がありません。
正義のヒーロー役も、悪役も、男の子たちの間にありません。

​
「そうか!知らないと、できないんだ!」っていう、当たり前のことに気がつかされました。

​
ドイツの幼稚園に通う未就学児なら、男の子4人くらい遊びに来ても、私ひとりで大丈夫です。パズル渡せばいいから(笑)。​

私はドイツの幼稚園で、子供たちがジグゾーパズルに向かっている姿を見ていて、彼らは静かに遊べることを知っていました。

園児たちはヒーローごっこを誰も知らないから、友達が遊びに来ても、ドタバタ走り回って遊ばないのかもしれません。
もしうるさくなったら「静かに遊びなさい」と教えれば、静まります。どこの家庭でもそう教えられているから簡単です。

1人で幼児5人の面倒を見られれば、他の4人のママが自由になれます。子供がまだ小さいママも息抜きしやすく、リラックスできる時間が多いと毎日が楽です。子供は友達の家庭でコミュニケーションを学ぶことができます。でもたぶん、ヒーローごっこされたら、私1人では無理です。


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理論的に考えると、いじめをする子供は、どこかで、何かのかたちで、それを見て、知って、覚えたはずです。
テレビだけでなく、家庭内でとか、義父母との確執とか、ママがママ友仲間内で仲たがいするとか、どこかで。

私も息子も余所者のアジア人ですが、こちらに来てから、コミュニティ内でいじめられた自覚は一回もないです。
良い人たちに恵まれたことは確かですが、考えてみると、たぶん、私たちを阻害すると、自分の子供に人種差別やいじめを教えることになると思います。それは自分の子供にマイナスでしかなく、将来のためにならないと思います。


​子供は、知らないことは、できないようです。

そして、大人も。

女子が「あんなおばさんになりたくない」と思っても、年齢を重ねるうちに、自分も「いつか見たおばさん化」していくのは、見た情報が無意識下に刷り込まれるからだと、何かで読んだことがあります。

極端に言うと、私が年をとっても、エリザベス女王みたいな立ち振る舞いはできないだろうなと。
だって、全く見たことがないし、想像もできないから。
たぶん、私は「飴ちゃんいる?」「おみかん食べる?」とかのほう。(笑)
でも、徐々に無意識下の情報量がドイツで増えているため、ドイツのおばあさん化に向かっている気がしています。

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「小さな男の子たちが集まれば、家の中でも元気に走り回るのは仕方がない。」
そう思う人は、それしか状況を知らないから。

全く知らないことは、大人にも想像ができないから。

ところがね、本当は、幼い男の子だろうと、頭をフル回転させる遊びをすると、遊び疲れてよく寝るんですよ。


真冬の欧州アルプスは外で遊べる機会が限られていて、賃貸は2階以上の物件が多いため(1階が一番価値が高く、大家さんが住む)、小さな男の子たちにも毎日静かに遊んで寝てもらわないと困るんだろうと思います。(笑)
ちなみに未就学児の就寝時刻は、一般的にだいたい19時半位です。小学生は20時~20時半くらい。


子供たちはテレビも無しで、ずっと知育玩具で遊んでいます。
それしか遊びがないから。
飽きたら、家事を手伝う遊びをしたり、親子で会話したり、本を読んだり。
だって、他に何にもないから。
​いや、貧しいんじゃなくてわざとですが、お金持ちでくだらないおもちゃをいっぱい買ってあげてるほうが不利です。


幼児期にずっと知育玩具で遊ぶと、その影響や効果はかなり高いようです。

​
大人たちの思考力は強靭で、仕事が終わって帰宅してから、難しい思考系ゲームをしたり、読書したり勉強をしたりします。
子供の頃の暮らしと、あんまり変わってない感じです。

長時間、無理難題を考え抜く脳の強靭さは、社会に出てからその威力を発揮します。
頭脳系の仕事向きの人になるようです。

子供たちは幼児のうちに、考え抜く楽しさを覚えて、就学します。
大人も子供も、考えることは遊びのひとつです。
​
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日本に帰国した時、場所も他人の迷惑も考えずにどこでも自由にのびのび元気に走り回る幼児たちを見かけると、「ああ、日本に帰ってきたな…。」と思います。

就学前の訓練がそれで、年齢で誰でも小学校に入学できるなら、深刻な学級崩壊があっても全く不思議じゃない。
 (そういう子どもは、ドイツの小学校では入学拒否されて、幼稚園を留年するか、就学準備クラスか、特殊学級に入るため。)

日本では大学の授業の崩壊も深刻なようですが、異様な事態です。大学…?何学んで成長したの?((((;゚Д゚))))ガクブル。
まあそういう人は一部であって、社会に出てから淘汰されていくんでしょうけど……。

​
どういう子育てでも、全世界の国々共通の良し悪しはないけれど、将来、子供に頭脳系の仕事で活躍を期待しているご家庭では、幼児期に自然に知育玩具に興味をもってもらって集中して静かに過ごしてもらうことを、おすすめします。

小学校に上がってから、家族みんなが楽で穏やかで静かな夜ができあがるはずです。

​(テレビ無しの暮らしが成功の秘訣です。テレビ無しの暮らしの話はこちら。)

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[こうこく]
ドイツの幼稚園で子供たちが遊んでいた知育ゲームのうち、日本でも販売されているものを少しずつご紹介したいと思っています。(日本で売ってないものは、基本的にドイツ語など外国語の説明書しかないため、ご紹介は後回しにします。すみません。)
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​超定番の人気ゲームで、これはうちにもあって、家族で食後とかによく遊んでいます。単純だけどなかなか難しくて、大人でも幼い子供と本気で戦えます(笑)。私も大好き。 こちらは日本語説明書付で、なんと今現在、Amazonで36%OFF!!
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こちらは日本製、ミリカンパニーリミテッドの商品ですが、ドイツの幼稚園ではパペットが自宅用に配られました(別メーカー品)。
パペットを使って、一人の時間に自分と会話ごっこするのも重要な遊びらしいです。一人で遊ぶ時間も大切ですよ。
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メモリー(神経衰弱)も、定番中の定番ゲームです。左上は29%OFF。真ん中は35%OFF。右上はベストセラー1位商品です。
​対象年齢は3歳からなど。

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こちら左上と右上は、2歳半から使える、「初めてのメモリー」です。
「可愛らしいイラストが子供たちの集中力を高めます。子供たちの能力アップに役立つ要素がたくさん詰まっています。」とのこと。
​
↑
​それと、ジグゾーパズル!ひとつで何回も遊べます。ちょっと難しいくらいがいいです。難しすぎるパズルは親子で一緒に遊んで(親が作っちゃうのではなく子供が見つけるのをさりげなくサポートして)、そのうち一人で遊んでもらえば、長期間遊べます。
一番左の、公文のジグゾーパズル(3歳~)は42%OFF!!
真ん中の公文パズル(1歳半~)43%OFF!! Amazonにはもう誰も勝てないよ、みたいな。

徐々に難易度を上げていきますが、うちはもう7歳なんで、一番右のような球状の3D立体パズルをやっています(上のと商品は違います。息子のは日本で売ってないようです。もっとピース数が多いものです。)最初は難しくても、私がサポートしたり、9歳の友達と一緒に組み立てたりしているうちに、「自分1人でもできる!」って、黙々と遊ぶようになったりします。
ちょっと難しそうでも、大人が遊んでいると食いつくはずです。

それと、読書はもちろんいいです。
​
ひとまず今回はここまで。続きはまたいつか。
ぜひ、家の中を走り回ることよりも、頭をフル回転させてあげてください。


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家族のリビングにテレビがない暮らし。

28/2/2016

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このあたりの地域では、幼い子供がいるご家庭の多くが、テレビを持っていません。

どういう番組を子供に見せるか、見せないか、じゃなくて、「無い暮らし」の本当の意味。
大人になってからの​楽な暮らしの人生、全てにつながっていると思うんです。

この辺りの留年している子供たちが、例外なく、テレビ番組や高価なおもちゃにとても詳しいことは、全く偶然じゃない気がしています。自宅学習への素晴らしい効果は、また別記事で詳しく書きたいのですが、それを待たずとも、一日でも早く、幼児の暮らしからテレビを無くすことを強くお勧めします。

(この地域で、留年は悪いことではないです。念のため。)


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私はフルタイム働くようになって初めて意識したのですが、子供との時間をテレビに奪われないようにしています。
番組の良し悪し以前に、そもそも子供と一緒の時間が少なくて、貴重だから。

子供が大きくなり、お昼ごはんを家で一緒に食べないようになり、親子の時間が以前より大きく減りました。
就学後にも感じましたが、親が知らない「子供の世界」がどんどん広がっていくので、会話が頼りです。


息子は仲良しの友人(最上級生)の真似をして、朝は出かける1時間半前に起きていて、となると私も寝ているわけにはいかず、平日は合計すると1日最大4時間、親子の時間を確保しています。とはいえ、早く起きて何をするわけでもなく、ただ話していることが多いです。

​息子はドイツ語のほうが上手で、日本語がどんどんわからなくなっているので、会話しながら言葉を教えたりしていて、学校での状況を把握するにも時間が必要です。それと、息子は学校の授業前に、この時間で頭のエンジンがかかっているようです。
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子供と毎日たくさん話していると、友人関係や、トラブルとか、親が早く把握できるので、確実に問題が減ります。
恐らく将来的には、親子喧嘩とか言い争いとか、そういう無駄な時間も、お互い省略できるはずだと思います。

幼児期からの当たり前な習慣のためか、10代になってもよく話してる親子が多く、ご近所の高校生のきょうだい2人とパパが、3人で仲良さそうにサイクリング行ったりする姿とか、NHK朝ドラか?ってほど爽やかです。でもあれだけ普段から毎日家族で話してればそりゃそうなるよなと思ったりします。​(いや、なんで知ってるかというと、夏はテラスでお茶や食事をしているのが見えるし、冬もカフェ並みに丸見えのお宅が多いからです。ちなみに、見えても誰も興味ないです。)

このあたりの家族の時間は長めです。
真冬は昼間マイナス10~マイナス16℃位の日も特に珍しくなく、山の向こうへ日が沈み始める15時くらいから一気に気温が下がっていくので、晴天の日でもみんな早々に帰り始めて、17時半くらいには家族で夕食が普通です。18時位はスーパーマーケットもガラガラです。

テレビがなく、長い長い静かな夜。
子供と、家族と、たくさん会話することが普通です。

​
そして、子供は親との会話で、言葉の使い間違いを少しずつ修正しながら、無理なく自然に言語やコミュニケーションを覚えていきます。世代が違う人たちは言葉もコミュニケーションも少しずつ変わりますが、地域社会のお茶会に子供も参加するので、それで覚えていきます。
​
友達などの同世代だけでなく、子供のうちに、世代が違う人たちとのコミュニケーションを無理なく上手にします。
​
その入口は、両親です。
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親の代わりにテレビが子供に、言葉やいろんな世界を教えてくれることもあるでしょう。
でもテレビは、子供のことを、親に教えてくれません。


テレビを見ないで、夫婦や親子、家族で話す時間がたくさんあると、問題の芽が未然に減ります。

子供が10代になってから、子供の世界がわからなくて急に友人関係や学校のことを毎日聞いても、それが当たり前の習慣じゃなければ、「何?何?なんで?キモ。」って子供に驚かれるだろうから、幼少期から会話していることが肝心だと思います。


毎日の時短術とかじゃなくて、先回りで、根こそぎ、問題の芽を根絶やし。
問題を未然に防げば、時短どころか、そもそも何も必要ありません。

これがドイツアルプス流、チロルアルプス流の真髄だと、私は思っています。


ここの普通の大人たちは、家事も仕事も人間関係も、問題を少なくしているから、たっぷりのんびり楽しく暮らせます。
毎日ギリギリでカツカツでフラフラな状況になる前に、すべて回避したからです。

交通情報も教えてくれるカーナビで渋滞を避けるがごとく、その道を進めば動けなくなるのは事前にわかっているからです。
到着地が同じでも、大渋滞の道を通ってきた人は時間も全然違うしフラフラです。

大変なご家族の毎日を、大渋滞の道に例えるなら、わかりやすいかもしれません。

「今日も大変だったよ。毎日休まらないよ。」

「そう。あの道は混むから大変だよね。」


あんな道なんか通らなければいいのに、と思いつつ、どんな道を通っても自由なんで、大人同士ならアドバイスは1回までで基本放っておきますが、毎日忙しいご家族はいろいろな理由で「あえて大渋滞の道を毎日往復してるようなものだろう」と解釈しています。
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家族のリビングにテレビがない。
それは簡単に誰にでもできることでありつつ、幼児にテレビを見せて時間を確保するご家庭や、「とりあえずテレビをつける」ような上の世代には、結構大変そうです。最近の若い世代はテレビを見ないそうですが、同居だとモメそう。

テレビが既にあるご家庭では、まず最初はアンテナケーブルを外してみるといいかもしれませんね。
ケーブルを外して完全に見られなくしてしまうと、たぶん家族の変化は違うと思います。
「じゃあ、テレビのスイッチを入れないで、会話を増やそう。」ってだけだと、なし崩しになりそうでダメです。

スイッチ入れない予定なら、ケーブル外してもいいんじゃないかと。
ご家族の暮らしが変わる、その効果を実感されたら、アンテナケーブルを捨てればいいです。

ちなみに幼児・子供以外、自分のフィルターを持ってテレビの影響をうけない年齢なら、見ても問題はないです。

うちは昨年やっとテレビを買いましたが、アンテナケーブルは最初から買っていなくて、放送しているテレビ番組を普通には全く見られないようにしています。公式動画サイトにお金を払って、CMは全く見ずに、映画やドラマなどコンテンツそのものだけを映して見ていて、完全に単なる液晶ディスプレイとしてリビングで使っています。


テレビに対して自分のフィルターがない幼い子供達はともかく、大人である私も見ていない理由は、CMを見させられる時間が惜しいし、CMの間に慌ててコーヒーを淹れるのも苦手。CM前後に内容がくどくど巻き戻るのも苦手。小さいストレスや時間の無駄を軽視せずに、全部排除しています。(公式動画でもCMがあった個所で話が巻き戻るようなバラエティ系は見てないです。)



それで得られる静かで穏やかな時間。これは本当に大事なことです。
だって、ただでさえ共働きは時間がないんです。

夫婦や親子で一緒にテレビを見るよりも、一緒にテレビゲームをするよりも、会話したほうがいいんです。

テレビを一緒に見ながら感想を会話するよりも、お互いの話をしたほうがいいんです。

芸能人の話やそれについての感想なんかよりも、大切です。
家族にあった小さな出来事、考えていること、抱えている問題、やってみたいこと、いろいろ聞いたり話したりするほうがいいんです。

今日あった何でもない話でも、お互いのいろんなことがわかるはずです。



あ、子供も全員独立して全問題クリア後の老夫婦なら、 たっぷり時間もあって、テレビ時間があっても良いようです。(笑)
だから同居の場合は、テレビを自室で見てもらえば本当は丸く収まるんですけども。


ここのご老人たちは、とても楽しそうに暮らしていて、老後って楽しいものなんだなと思えます。
見ていて希望がもてるというか、うれしいです。

​彼らの素敵な暮らしも少しずつ書いていきたいです。
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[業務連絡的お知らせ]
昨日チェックして下さった方々に改めまして、こちらもいつも通り配送料無料です。(*´Д`)/

​[こうこく]

いろいろ再入荷されてまーす。ご紹介が追い付いてなくて、すみません。m( u u )m​
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    Author

    AlpenHausfrau Heidi
    アルプスの主婦ハイジ

    ドイツかオーストリアあたりをウロウロしている主婦。絵を描くこと、文章を書くことが好き。一児の母。


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