ワールドカップが開催される直前あたりから、 ここドイツの田舎町では、国旗を掲げる家や、国旗をつけた車が多くなりました。 もともと普段から、そこの州の州旗を自宅の庭に掲げてる家が (何か特別な思想があるわけでもなく)ごく普通に、結構あるんですけど、 W杯期間ともなると、ポールが無い家の人も、窓やガレージにも国旗を強引に取りつけています。 もう町中がドイツ国旗だらけ! (・∀・)言いすぎ 試合時間がドイツでは18時〜24時頃までで、 しかもこの季節は、陽が落ちるのが21時くらいなんですが、 スーパーマーケットでは、W杯観戦の食卓や庭(バーベキュー)を盛り上げるための いろんなグッズが多数売られているため、 室内も庭もきっと国旗がデコられてるはずです。たぶん、きっと。 それにしても、これだけの数の国旗がごく普通に、 一般家庭の暮らしにとけこんでいる風景を見たのは、ドイツに限らず初めてな気がします。 心の中で、 日本では何がいくら盛り上がっても、もう家や建物に日本の国旗は掲げないよな、 そんなの、原作のほうの漫画のサザエさんのお正月の世界だよな、 などと思い、 ふと、 日本で一番多く掲げられている国旗って、 もしかして、イタリア国旗じゃないの? ←レストランの(∩・∀・) って、思いついて、 占領されてないけど、占領されてるな〜って、自己完結のクスクス。 車には小さな旗をつけたり、サイドミラーに国旗柄のカバーをかけたり、 ドアにはシールかマグネットの国旗を貼付けたりです。 高速道路でも、その状態で走ってる車が多数。 でも、大都市のミュンヘンやフランクフルトでは、 そんなノリはやっぱり田舎よりも少ない感じに見えました。 やっぱり都会はいろいろ違うなあって、いつも思います。 (注:私が行った場所、通った道による、ごく個人的な主観です。知らない地域は知りませんよー。) ヘッセン州、バーデン=ヴュルテンベルク州に比べて、バイエルン州は、 リーグ優勝常連の強豪チーム「FC バイエルン・ミュンヘン」のホームだけあって、 田舎町の子供でもサッカーファンが多い印象ですが、 なんかもう今では、普段着で サッカーユニフォームを着ている男の子たちでいっぱいです。(笑) 自分たちの好きなFCバイエルンの人気選手たちが、 クラブチーム並みに代表チームで多数活躍しているからなのか、 たくさんの子供たちが大興奮しているみたいです。 ほっぺたにドイツ国旗のペイントをして登下校する子供を、 通りがかりに何度か数人見かけました。 以前、ドイツの子供のお稽古教室や、学童保育や、 いろんな各種スポーツのクラブを見学して回った経験がありますが、 どこも4才相手とは思えないトレーニングで、 公立の学童保育さえも個別指導の進学塾みたいに全員が黙々と宿題をしていて、 でもたぶんそれがここの「普通」なんだろうなと思っていて、 代表選手達がどういう歩みを経てプロになったのか全く知りませんけど、 何かそういう「起源とその結果」を観たような思いで、一昨日のブラジル戦をみました。 そりゃそういうチームになるよね、みたいな。 開催国チーム相手に、応援の観客数が圧倒的に違う中でも、容赦無く徹底的っていう、 その精神力のハンパ無さも、そりゃそうだよね、って。(笑) サッカーの戦略とか全く知らないのですが、知らないなりに 彼らの組織的な動きが数学的な動きに見えて、美しいなぁって思ったり。 私はドイツの文化も好きです。 そして試合終了後、 冷静なドイツチームの容赦ない戦いとの対比で、 ブラジル選手たちの涙がさらに気の毒に思えて、やっぱり思わず胸が締め付けられました。 かといって、もちろんドイツ選手が悪いわけでもなく。 なんというか、私の心はもうおばあちゃんで 「参加選手みんな全員、勝たせてあげたいねぇ。」などと思います。 今回の試合で、冷酷にも受け取られかねないドイツ選手ですが、 ブラジルとの試合直前の週の、 お茶目な広告を掲載しておきます。 大手スーパーマーケットのチラシ広告の 大特価の目玉商品が踊る見出しページで、 バーベキューを楽しまれる、トーマス・ミュラー様。 いい表情です。 このチラシを見た時、この写真を撮らせた人に 「ミュラーに何させてるの?」って思いました。 そして同じく、フルーツ盛り合わせをふるまうトーマス・ミュラー様。 代表ユニフォームやロゴマークを、契約上の理由で使えないのか、競合メーカーに配慮したのか、 どちらの写真もうまくロゴを隠してる風が非常に気になります。 誰かわかりにくい?と思ったのか、下に小さく 「トーマス・ミュラー サッカーのナショナル選手」 って注釈書かれちゃった。(笑) で、ほんとにサッカー直結なカット使わない気? などと思ってたら、さらに後のページの写真で、やっとサッカーボールを蹴っておられました。 こちらはアディダス全開で、あれ?いいんだ、みたいな。 (・∀・)どこ見てるの? ちなみに、 とっくの昔に予選落ちして、出場もしてないオーストリア(チロル州)では、 W杯はまったく盛り上がっておらず、スーパーマーケットも当然しらっとしてて、 南ドイツと行き来してる私としては、何、この温度差!みたいな状態になってます。 とはいえ、チロル州は観光地なんで、 ドイツ、ブラジル、アルゼンチン、スペインとかのユニフォームを着た、 ヨーロッパ系の子供達をよく見かけます。 いろんな場所のいろいろな違いが、リアルで見られて楽しいです。 ではまたー。 【あとがき】 ブログでこちらの現地情報(?)を書いてますが、 ブログ記事にコメントやお礼が無くても、全然かまいません。 読む相手が誰でもなく、駄文を好きに書き散らしてるだけなんでホント大丈夫ですよー。 いつもお気遣い頂いてスミマセン。(;´Д`) 心身、日々強くなってます。キリッ。 ブログなら良くて、メールならガックリって、そのルールわかりにく〜いって感じですが メールで聞かれて、何日も考えて、何時間もかけてお返事して、 それで無返事だと、どうなったんだろうと心配したり、ガックリきたり、心労が全く違うんです。 宣言をした上でもしメールがきたら、釣りだと思うことにしたので それらも全く問題なしになる予定です。 相変わらず右往左往なブログを読んでくださって、本当にありがとうございます! 【こうこく】 ユーマ部長も大好きな、スイスのオーガニック穀物コーヒー。(ノンカフェイン) どんぐりが入ってます。 ……どんぐり?! 缶にプリントされた写真の緑の木の実は確かに、どんぐり。 原材料名の表記にも、「どんぐり」って書いてあります。 で、輸入元の食品販売会社さんの 詳しい商品説明を読んでみると 「ビタミンやミネラル豊富な穀物(大麦、ライ麦、麦芽)と イチジク(整腸作用)、チコリ(ビタミン、鉄分)を焙煎した インスタントタイプの健康飲料です。」 って書いてあって、「……ドングリは?」っていつも思います。 ここ数年、長い間、体を壊してばかりだったから、なるべく体に良い物をと コーヒーを少なくして、この穀物コーヒーやハーブティーを飲んでいますが、 どんぐり育ちの良いイベリコボディになるべく、謎のどんぐり効果を期待しています。 いや、普通に美味しくて好きです。笑 冷たいミルクや豆乳で割って飲むカフェオレ風が、私たち親子のブーム。 お得な2倍サイズもあります。 【追記】
コーヒーは、ノンカフェインです。 ユーマは「子供のコーヒー」と呼んでますけど、コーヒー豆を使ってないので、子供も飲めます。 送料のこと、わかりにくくてスミマセン。∑(llʘิДʘิll) ストアのほうの送料は、今のところ全国均一送料 500円です。 …で、この穀物コーヒーはどっちで買うとお得なのか、 間違ってました。ごっ、ごめんなさい。(・∀・;) 大きいサイズは、1個買いでも、ストアのほうがお得で、 小さいサイズも、1個買いでも、ストアのほうが微妙に「7円」お得でした。7円…(笑) ↓↓ Familienglückオンラインストア
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AuthorAlpenHausfrau Heidi ■免責事項 当サイトに掲載された記事情報及び意見や見解は、個人の感想レベルであり、その内容について何ら保証しません。情報の間違いなどに対して一切の責任を負いませんのでご了承下さい。 Archives
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