幼稚園もついに夏休みに。 9月始まりだから、もうこれでみんなも卒業です。あっという間の1年。 あの元気ありすぎ4歳男児が、幼稚園でエネルギーを消耗しないで、 一日中ずっと家で大人しくしている……はずがないので、 たぶん私も一緒に、山や湖へ夏休みです。(笑) ふと思い出したのは、代官山の「ママタルト」。 その店名通り、ママがオーナーで、手作りタルトやパイのカフェで、 昔よく女子向けの雑誌で紹介されていたのだけど(←最近の雑誌は知らない) ケーキの味よりお店の雰囲気より、 私にとって何よりも一番強烈な印象だったのが、 ここのお店ってば、 代官山駅から徒歩5分、ブラブラとしてる人通りもある好立地なのに、 毎年、夏休み期間(40日間)、ずーっと休みだったこと!(੭ु ›◡‹ )੭ु⁾⁾ (´∀`)そこ? で、 その毎年の長期夏期休業の理由は、 (当時、雑誌にチラリと書いてあった理由の主旨が) 「子供たちが夏休みだから、一緒にすごしたい。」 なんたるママ色! ママタルト! Σ(-`Д´-;) もちろん、子供たちが冬休みの期間も、長期休業です。 近所にキルフェボンができようとも、マイウェイ。 本気? ここ、代官山よ? 日本よ? (°Д°;≡°Д°;) 夏休み期間は誰かにお店やケーキを全部任せるとか、何か他に方法ないの? なんで休んじゃうのー!? と、思った記憶がございまして、 そういえばあのお店、 子供たちもさすがに大きくなっただろうから、 今ではもう、あの日本にあるまじき 長期夏期休業はさすがに無くなってるだろうな〜 (*´ェ`*) と、検索してみたら 出典:https://twitter.com/MAMA_TARTE
やっぱ休むのか! ( ꒪ω꒪ ) ていうか、今日からもう休業してるし! という事実が、なんかツボに入りました。 昔から「ママタルトのママみたいな生き方が、私もできたらいいのにな〜」と思ってましたが、 日本でも、東京でも、まだまだそんな生き方ができるらしいです。 よかった。 なんかうれしかったです。 子供と一緒の月日は限られているのだから、 もっともっと、ゆっくり暮らそう、そうできる自分になろう、って思ってます。 息子が寝てる間、静かにヘッドフォンでドイツ語のリスニングをして、 それを静かにひたすら書きとっていくライティング練習が、 いつか何かのかたちで報われますように…。(笑)
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好きなブランコ。 この辺りの公園にはよくある、普通のものです。 大人2人くらいが、並んでゴロ寝できるサイズで、 私も息子と一緒に寝転んで、青空を眺めながら大きく揺られていたりします。 地面の砂利部分が、ちょっと木漏れ日になっているのがわかりますか? 公園は上手い具合に遊具が配置されていて、 ここは公園の一番大きな木の影になっていて、ひんやり涼しくて気持ちいいです。 湿度は低くて、日陰でもカラッとしています。 あぁ、飛行機雲があるなぁ、とか見ているうちに 思わずここで寝てしまいそうになります。 のほほんと揺られながら、 「将来、自分がドイツで暮らして、子供とのんびりブランコに乗っている」人生になるなんて、 昔の自分は全く予測できてなかったな… とか思ったりします。 人生ってほんと不思議です。 未来は予測できないんだから、 誰にだって、ドイツの公園でブランコに乗る可能性があるんだよなぁ。 みつを。 などと、ひとりで頭の中で 相田みつを ごっこしています。 私が自分に対してしみじみ思うことは、本当は生き方を選べるということ。 自分の未来は、大人になってからも、 結婚してても、子供を大切にしてても、変えられるということ。 大人も、主婦も、楽しみが毎日必要だということ。 嫌なことなどを少しずつ止めて、 つくり出した時間で好きなことをする。 そして、そこから得られるものは大きいということ。 公園で遊んだ後は、 大好きなイタリアンジェラート(アイスクリーム)屋さんへ。 イタリア人の店主による手作りで、抜群にすばらしく美味しいです。 人気店のため、夏はいつもたくさんの人が、軒先にある椅子に座って のほほんとジェラートを食べています。 シングルで、1€。 ダブルだと、2€。 2人でどれにしようかウロウロして アイスを2つずつ選んで、ワッフルのコーンで食べます。(*´∀`*) 通りを歩く人、同じくジェラートを食べにきた人を ぼんやり眺めながら。 知らない人もみんな、気の向くまま、ゆったりしているように見えます。 いつ見ても、なんだか楽しそう。 そして、たぶん私も。 ドイツ語を勉強しつつも、それは牢屋で誰かに強制されてることじゃなくて、 自分の考えで好きでそう暮らしてるだけで、 なんというか、べろーんと腑抜けて、好きなように暮らしています。 東京では長年ずっと、1分1秒を争う暮らしでした。 でもここでの暮らしは、時間の流れが全然違います。 (東京が悪いわけじゃなくて、まるで車の多い高速道路を走っているような生活で、 1人だけ勝手に減速できないような感じでした。) それなのに、東京を離れてからも、ついつい長年の習慣が抜けずに、 ずっと東京でのスピード感覚だった気がします。 私は今まで児童文学の「モモ」で言うところの、時間どろぼう「灰色の男たち」に ずっと時間を盗まれていたのかな、と思いました。 考えてみれば「モモ」の作者は、ドイツ生まれです。 しかも南ドイツの、 オーストリアとの国境の街 生まれ。(llʘิДʘิll)! 「モモ」を大人になってから改めて読むと、 言ってることはダンナくんっぽいなー、チロル州っぽいなーとは思っていましたが、 もしかすると、地域的に似たものがあるのかもしれません。 だからこそ私は、この辺りの地域でやっと、灰色の男たちから ついに時間を奪い返せたのかもしれません。 ジェラート屋さんで休んでから、長い帰り道を歩きます。 牧草地に咲いてる花を摘んだり、トカゲや虫を追いかけたり。 息子は知りたいことがいっぱいで、なんでも「何で?」と、ずっと質問をしています。 それをずっと、ひとつひとつ、丁寧に説明します。 道端にポツポツあるベンチで休んだりしながら、話しながら、どんどん歩きます。 息子が寝る時間まで特に予定もなく、時間に追われることはありません。 あっという間に大きくなっていってしまうから、 そうしたいから、そうすることにしました。 誰の正解でもなく、これが私の答えとして。 手をつないでいた息子が、急に言いました。 (〃'∇'〃) 「ママ。 あいしてる。 こうえん、いってくれて、ありがと! アイス、かってくれて、ありがと!」 Σ(-`Д´-;) プールや湖は行けなくはないけれど それらは車がないとなかなか連れて行ってあげられない。 けれども、公園やアイスは普通のことで、ごく平凡なことです。 しかも2人で4€。 それでもこの平凡が当たり前にならないで 「やっぱり今日もそう言ってくれるんだ。」って ちょっと、涙が出そうになりました。 至福……。 (つд`。)・。 しかも、最近やっと咳が治まりそうです。(笑) 超有名な名作で、私も小学校の頃に買ってもらった大切な本です。なのに長年まんまと時間を盗まれてました。(笑) ダンナくんや、チロル州のじいさん、ばあさん達が言ってるようなことが、山盛りです。しかも日本語。 こちらは本文が一部抜き出しで書かれているレビューもあるので、ぜひ。 ↓ ドイツ語を真面目に本気で勉強するようになって、 予想以上の速さで急速に、ドイツ語が理解できるようになってきて、自分で驚きました。 (llʘิДʘิll) わ、わかる! みたいな。 もちろん、まだまだ、初歩のレベルで、全てはこれからですが、 やっと語学の勉強のやり方がわかった気がします。 自分1人の努力の限界を知っているアウトソーシング派としては、本来そこはプロにお願いしたい部分で、できれば一生、なるべく労力を割きたくなかった分野でした。 理性や事情、必要性はどうあれ、そのもの自体には興味がないものって、私、全くダメなんですよ。 がしかし。 外国語に何年も苦労してきたことや、 方言地域とはいえど一応ドイツ語圏にいること、 英語をある程度理解できるようになってきたことをベースに、 初めて語学学習の優先順位を上げて、初めて全力で立ち向かったことで、 私なりに外国語の構造を理解しました。 私の結論は、言語って結局、音とパターンの集合体なんだ、ってことです。 (´∀`)は? ついにコップから水が溢れたかのように、 急速に「ドイツ語」のダウンロードが、脳内で始まったような感じです。 通信速度は、昔のケータイくらいで。(`・ω・´)キリッ (°皿°;) 遅! ドイツ語特有の、連鎖的にまとめて覚えられる性質もあって、 わーっと、一気に頭へ流れ込むような感じです。 その分、わーっと忘れる予感もしますが。笑 英語からの経験で考えると、まず、2,000単語くらいを覚えるととりあえず楽になるので 「定冠詞+名詞」を毎平日、新しい20単語を暗記するように決めました。 もちろん試験用ではなく、自分の暮らしで使う単語の暗記が中心です。 最初は10単語で様子を見ていましたが、耳で覚えてから書くと ほぼ漢字練習に近いような書き取り練習になるので、今はとりあえず1日20単語に引き上げました。 本物の受験生と比べたら全然少なくても、私は学生じゃないんで、自分のペースで緩急コツコツやります。 一度覚えた単語も忘れないように、ドイツ語単語データベースを作って、気が済むまで復習するようにしました。既成のものがないか少し調べましたが、やっぱり自分専用で作るのが一番と判断しました。 誤答回数、大分類、小分類など、過去に暗記した単語をいろいろ好きにソートして、抽出して、テストして、大変便利です。間違いも全て記録して、自分が間違えるパターンが一目瞭然で、スカッとします。 いい時代だ…。゚+.(´o`*) ゚+.゚。 今、10代なら、人生変わったかも。笑 新しい単語の暗記はこんな感じです。 月曜 新20語。 火曜日 新20語。+月曜の20語の復習 水曜日 新20語。+月曜の20語の復習 +火曜の20語の復習 木曜日 新20語。+水曜の20語の復習 +火曜の20語の復習 +月曜に間違えた単語 金曜日 新20語。+木曜の20語の復習 +水曜の20語の復習 +月・火曜日に間違えた単語 土曜日 基本的に休み 日曜日 一週間分の100語テスト、満点になるまでやり直し。 今のところ、こんな基本ルールを自分に作って、粘着暗記。 暗記というか、言葉は先にオンラインレッスンなどで、音で既に覚えていて、 これは、スペルと定冠詞を間違えないようにする練習です。 1週間で100語、5ヶ月で2,000語。 ゴールはまだまだ先で愕然としますが、生活に合わせて増やしたり減らしたり、コツコツやります。 継続は力なり。 ←呪文。 外国でなんとなく暮らしているだけで、外国語が堪能になるわけじゃありません。 特に、この辺りでは。 方言が強いため、日常でじりじり覚えた言葉が辞書に無い、なんてことが多々…。(つд`。)・。 辞書を引いてから「方言だった!」と知る毎日。 ベルリン出身の友人(ドイツ人:母国語はドイツ語)が、 「最初、引っ越してきたばかりの頃、 この辺りの人が何を言っているのか全然わからなかった。」 と言っていただけあって、 幼稚園では強い南ドイツ方言、ダンナくんや他みんながオーストリアドイツ語、しかもベタベタなチロル州方言を話していて、初心者にはかなり難しい環境です。 だって、標準語と合わせて、ある意味4つよ!? ・ドイツ標準語(北部ドイツ:一般教科書はこれ) ・オーストリアドイツ語 (オーストリア標準語) ・南ドイツ語(方言) ・チロル州語(方言) ドイツ標準語を勉強すればするほど同じ言語に聞こえないし、方言は発音が違うだけじゃなくて、単語自体が全く違う言葉だったりします。(方言は書き取りの練習はしませんけどね。) 「オーストリアドイツ語」はオーストリアの公式な言語なので、ドイツ語標準語との単語の違いは覚えておかなくちゃいけません。昔はドイツとの国境に門があったんだもんな…って思います。 「標準ドイツ語+オーストリアドイツ語+南ドイツ方言+チロル方言」がわかる人、 しかもそれで日本語がネイティブなんて、かなり少なそうなので、 「それって、ある意味、貴重じゃね? 俺、最強!」と自分を励まして、歯ぎしりしながら覚えています。 ネイティブの北部ドイツ人がわからない会話も、そのうち私にはわかるようになるはずです。 ちなみに、方言知識が、何に役立つのかまだ不明です。 ‘`,、(๑´∀`๑) ‘`,、’`,、 主婦の勉強は、基本的に早朝が勝負です。 夜は気絶的に寝ます。 方言のハンデがありつつも、語彙が少ないと先がきついので、 普通の勉強時間はあれから減らして、暗記時間へ多く振り分けました。 試験対策じゃないから、文法よりも語彙優先で。 新しいことを勉強して、それらを暗記するために、書いた付箋をコンロ前に貼ったりしておいたり、その日分の暗記準備もすすめておきます。 少し私もわかるようになって、 公園でもどこでも、息子とふたりで勉強ができるようになりました。 教えたり、教えてもらったり。 ユーマ先生は、テキストにないような単語に詳しいです。(笑) 息子がお絵描きしてる時間や、隙間時間もコツコツ活用して、復習に使っています。 日本じゃないとできないことを、ドイツで渇望することはもう止めました。 親子共々、ドイツ語圏に住んでいることをハンデにせず、あらゆる利点を見いだすつもりです。 今後どこで住むことになろうとも、そのことを心から理解できたことは、私達の人生に大きいことでした。 ちなみに動詞などは別腹です…♡ (੭ु*´∀`*)੭ु キャハハ これらはスペルを書き取りするだけでなく、文章で何度も口で復唱しないと、実際に使いたい時に言葉につまるので、地道に少しずつ練習していくつもりです。 ドイツ語が一段落したら、英語も話せるように練習したいです。 なんの言葉でも、一定量を正しく練習すれば、初級くらいは誰でもできるようになる気がします。 脳が飽和状態になったら、単調な家事や、単調なゲームをして、頭を休めて切り替えています。
無です。無。 そういう時はもうだいたい、ルンバくらいの能力で動いてます。(笑) どうでもいいCMソングだって覚えちゃうんだから、暗記には耳を使うのがいいです。英語のキクタンみたいなのが、ドイツ語もあったらいいのにね。 しかもできれば日本語が全く入ってないのが欲しいです。独独キクタン。←絶対発売してもらえなさそう。笑 |
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AuthorAlpenHausfrau Heidi ■免責事項 当サイトに掲載された記事情報及び意見や見解は、個人の感想レベルであり、その内容について何ら保証しません。情報の間違いなどに対して一切の責任を負いませんのでご了承下さい。 Archives
7 月 2020
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