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バカンスのドイツ人家族でいっぱい@チロル州

19/8/2014

1 コメント

 
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夏休み、真っ盛り。

湖で泳いだり、サイクリング、ハイキング、キャンプ、
放牧の牛や羊たちものんびりしていて、

小さい子供も一緒に家族で楽しめる場所が、いーーっぱいあって
しかも夏でも涼しくて快適な、我らのチロル州では
そりゃあ〜もう、幸せそうなご家族でいっぱいです。

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はちきれんばかりの幸せそうな人が、なぜこの辺りには
こんなにも多いのかと、昔は不思議でしたが、

今更ながら、当たり前のことに気がついてみると、

ここは欧州の人達がたくさん来る観光地なんで、
待ちに待ったバカンスを楽しむヨーロッパの人たちが、
暗いはずも、疲れ切ってるはずも無いわけで、
全員の笑顔が、はちきれんばかりに。(笑)


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近場なだけあって、やはりドイツ人観光客が多いです。
欧州人の国の見分けがつかない私にもなぜわかるかというと、
車のEU表示ナンバーが、ドイツだから。

ドイツの高速道路は無料ですが、オーストリアの高速道路は有料のため、
ドイツ国境ギリギリで下道に降りたらしいドイツ人の車が、
チロル州の一般道で混み合ってます。

ドイツの祝日がからんでる日程、天気、季節によっては、局地的に大渋滞します。(笑)


同じく隣国のイタリア人は、ドイツ語を話せない人が多いからなのか
大型の観光バスで来る印象があって、行く場所も決まってる感じですが、
ドイツ人は普通車やキャンピングカーで、縦横無尽です。

ただし、チロル州の人たちは、
標準語(北ドイツ語)で話しかけられても、
絶対、オーストリアドイツ語(チロル方言)で話すので、
同じドイツ語でも、ドイツ人は「……え?(´∀`;) Bitte?」ってなりますが。(笑)

チロル方言は、オーストリアの首都ウィーンとも違うから、
みんなはこれがひとつの言語として、誇りがあって、
イングリッシュみたいに「チロリッシュ」とか言ったりします。

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いろんな人たちをここで見ながら、
彼らの生き方や、暮らし方、考え方が、ずいぶんわかってきました。


ここが夢の国のようだと思うのは、

この豊かな自然のおかげだけじゃなくて、
バカンスを楽しんでいる人たちの雰囲気だけじゃなくて、


ここの人たち自身が、幸せに暮らしているから。

しかもそれが、ここでは、ごく普通のことだから。

大切なことが違うから。


きっと、そうです。




特別な物は必要ないんです。

冬は雪に閉ざされて、ずっと家の中にいても楽しい。


特別なことじゃなく、全部、普通のこと。

毎日続く、すてきな「普通」。




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【あとがき】
チロル州の人達の哲学が、本になっていたらいいのに、しかも日本語であったらいいのにって思うんですけど、無いみたいです。近いと思うのはモモくらいでしょうか?

ここの人たちにとっては、書くまでもないごく当たり前のことだから、誰も書かない気もします。

かわりに、ドイツ哲学者の本なんぞを読んでみたりしますが、ショーペンハウアー は、身もフタも無さ過ぎて、でも断言してて、なんか笑っちゃいます。

良いことも言ってるんですけど、腑に落ちないこともあり、しかも発言が過激すぎて、Noが嫌いな日本人が気絶しそうだなと。(笑)

下記の本のリンク先は、中身が少し読めますが、目次がすでに「名言集」です。
なんと試し読みで203もの名言(目次)が読めるので、ちょっと本を読んだ気になります。
こんな優しげな表紙で、激しい名言がずらり。
救われる前に気絶しそうです。(笑)


ショーペンハウアー 自分を救う幸福論


それと、こちら。

世の中にインターネットなるものが出現した現代は、 素人がブログを書いても、それを読んでくださる人もいらっしゃるすごい時代です。もしそれをショーペンハウアーが知ったら、ショーペンハウアーのほうが気絶するかもって、これを読んで思いました。しかもブログで紹介しちゃう。(笑)


読書について (光文社古典新訳文庫)




1 コメント
まる
24/8/2014 09:23:14

写真を見るだけでも癒される〜(*^_^*)
毎日続く、すてきな「普通」、いいですね!これってやっぱり人の心次第ですよね。足ることを知るというか。うーん、うまく言えませんが…こういう方達の中で生活していると、沢山気づく事があって、いいですよね!
私も、ハイジさんのブログを通して色々学ばせてもらってま〜す( ^ω^ )

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    Author

    AlpenHausfrau Heidi
    アルプスの主婦ハイジ

    ドイツかオーストリアあたりをウロウロしている。絵を描くこと、文章を書くこと、笑いをとることが好き。
    一児の母。


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