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屋根に積もった雪はどうなるかというと

24/4/2015

1 コメント

 
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そう言われてみれば。


こちらで連日、雪が降った場合、
屋根に積もった雪はどうなるかというと、誰も何もしません。
溶け待ち。

屋根の雪下ろしは必要ないように、家が作られています。
木造の家もあるけれど、積もっても壊れません。

日本と湿度が全然違うことが、理由のひとつかもしれません。
小麦粉のようなパウダースノーで、握っても雪玉が作れない雪が多いんですが、
基本的に、三角屋根の上で溶けておしまいです。

玄関先の雪かきも人力は嫌なのに、屋根なんて危ないから、誰も登りません。
そもそも最初から、人が登れるように屋根が作られていないような、
というか、雪も積もることができないような、急斜面の三角屋根も多いです。
(それでも積もってしまった場合、雪が下に落ちないように、大きな雪止めがついています。)


寒くても、雪は意外と溶けます。
洗濯物も、冬の寒い日に外へ出すと水蒸気がモウモウと出まくって、そのうち乾きます。
その水蒸気は、水分が蒸発していく様が、寒さのせいで目に見えているものです。
暖かいと、目では見えないだけです。


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ハシゴ的な物が屋根にポツンとついている家もありますが、
それは春夏に、煙突のメンテナンスをする時のもので、
(とりあえずオーストリアの場合は)煙突の国家資格を持ったプロが登ります。
普通、素人は屋根に登りません。


ドイツのほうはご存知の通り(?)太陽光発電が良い投資として、
発電パネルがびっしりついた家が急激に増えたので、
そういう意味でも素人はまず屋根に登れないと思います。


で。


「雪を三角屋根の上で溶かす」というと、
問題は氷柱(ツララ)なんですが、

玄関付近とか、人が通りそうなところは危ないので、
それはちゃんと対策をします。

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細長い棒を家に何本かたてかけて、注意書きをつけて、
屋根の真下を人が通らないようにします。
それでおしまい。

不必要なことは、極力、しません。

幼稚園とかだと、立ち入り禁止のテープや柵で囲いを作ったりしますが、
まあそんな感じでおしまいです。


日本の雪国でも同じかもしれませんが、
ここでは万事、そんな感じです。


がんばらなくていいことは、全く、がんばらない。

この辺りで英語が話せない人が多いのも、話す必要がその人にないから。

外国語が必要な人は、英語どころか、5カ国語くらい堪能です。
(3カ国語程度だとそういう系の良い仕事を得るのは難しいらしいです。)


そうだ。
ビジネスレベルで英語を話せる友達(ドイツ人)から聞いた話なんですが、

「私の友達、5カ国語話せるんだけど、
なんと彼女は、毎日3時間も勉強してたのよ!!」

って言ってました。


必要なことだけ選択するのが、みんな上手。


不必要な無駄を省いて、楽しい無駄をエンジョイ。(笑)



子供の頃から、学習時間が短くても、要求されるレベルをクリアする訓練をして、
大人は仕事時間が短くても、実績を出す。

思考が整理整頓されてて、
キッチンも、家も、きれい。

大人も子供も、のんびりする楽しい時間がいっぱい。


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[あとがき]
ご質問が答えを書きたくなった話題で、寄り道しました。
次回こそは本題を。たぶん。

早い話、キッチンの片付けも料理も掃除も、
物も行動も、不必要なことを全て捨てれば、あとは簡単です。

多くのことをシンプルにすると、管理が楽です。

収納術も時短術も、そんなストレスを増加させるものは
真っ先に捨ててしまえと思います。(笑)

などと書きながら、見習い修行中の私も、もっと捨てようと改めて思いました。
時間は有限だから、一日でもはやく、私も上手になりたいです。

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[こうこく]

どことなく、すっとぼけてる感じのこの顔が好きです。特にクマ。
タオルの名産地、今治でつくられた超優等生なタオル生地を使用していて、吸水率が高い優れもの。

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1 コメント
まる
26/4/2015 15:49:48

へぇー!誰も何もしないんですね!∑(゚Д゚)
以前、家さえも自分達で建ててしまうって記事があったかと思うのですが、強度は大丈夫なんですね。すごい!(@_@)

屋根の雪下ろしの必要がないということは、滑って落ちて…という不幸な事故もないわけですね( ^ω^ )

それにしても、毎日たった(!)3時間のお勉強で、よく5ヶ国後も話せるようになるなぁ…小さい頃からの訓練の賜物ですね!

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    Author

    AlpenHausfrau Heidi
    アルプスの主婦ハイジ

    ドイツかオーストリアあたりをウロウロしている主婦。絵を描くこと、文章を書くことが好き。一児の母。


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