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圧倒的な時短。つまり、家族に手伝ってもらうには。

9/7/2015

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ドイツの旦那さんたちは働き者で、平日の帰宅後や週末にたくさん家事をしています。

だいたい、キッチン周りや屋内などを奥さんが、庭やベランダなど屋外は旦那さんが担当です。
たぶんどこの家も当番制ではなく、得意分野や体力で分かれていると思います。

特に交流のない某ご近所さんは、屋外で家事をする姿は旦那さんしか見ていないご家庭だったので、そこは父子家庭なのかとマジで思ってたくらいです。


こちらの夏のベランダやテラスは、居間や客間と全く同じです。パブリックな社交の場でもあり、ご近所の美しい庭という借景のお返しでもあり、屋外も高級リゾートホテルのテラスみたいにキレイに掃除します。

賃貸契約に「春夏はベランダの花を絶やさない。」みたいなのも盛り込まれてる物件もあるらしいです。
契約でしばる必要があるくらい、屋外の美しさはここで重要なことです。

だから、どうしたら掃除が楽に短時間で済むかを、友人の旦那さんやご近所の旦那さんたちからも、ノウハウを教えてもらっています。みんな本当にとっても上手で、勉強になります。
(注:うちの家族親戚はオーストリア人のため、ドイツのことはドイツ人に聞いたほうがいいです。)

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ところで、日本の一般的な旦那さんたちは、家事にあまり積極的じゃないイメージです。

がしかし、「これだから日本の男はけしからん!」などとを責める気も、改心してもらうつもりも、全くありません。だって状況が全く違うんだもの。ドイツの男の人たちは「毎日残業」みたいな仕事はほとんどないはずです。(日本のパパたちはえらいと思ってます。責めるどころか、体を心配してます。)

恐らく、いま幼い子供を持っている日本パパの多くは、自分が子供の時には父親が家事をしないのが当たり前だったはずで、子供は勉強優先で家事を全部お母さんがやってくれただろうし、そういう文化の違いもあります。


自分が子供の頃と、環境や条件が違う。

私がドイツの中でも保守的な田舎地域で暮らしてるせいもありますが、ドイツの暮らしは基本的に昔とあんまり違わない気がします。比べて、日本はあまりにも急激に変化しすぎています。それこそ、明治維新並みに。
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急激にあらゆる海外文化が脳にダウンロードされて、しかも恐ろしい速さで共有化されています。だから、先人が蓄積してきた経験による知恵が、通用しにくくなっているように見えます。日本人の強みであり、弱点にも思えます。

(@Д@;
「新しい文化を得ると同時に、不利も増えているのに。」

そう囁くのよ、私のゴーストが。
(・∀・) は?少佐?それとも佐村河内のほう?


まあそれはともかく、
残業パパたちの家事を責めるのは、兼業主婦で毎日必死に働いてる主婦に、専業主婦だったお母さんレベルと比べて「けしからん」と言うのと近いと思います。私がもしそんな時そんなこと言われたら、ブチ切れちゃう。

でも、だからって奥さんが
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(`▼Д▼)
「旦那は言ってもやらないし、やってもらっても下手だから、
結局わたしがやり直して二度手間だから、その時間が全部無駄。だから、わ、私がやるしか……。」

と、メラメラしながら我慢して言葉を飲み込むと、
病気になって共倒れになる確率が高くなるので、絶対やめたほうがいいです。
飲み込んで消化していいのは菩薩だけです。


もし、私だったら、
(日本人旦那さんを持たない私の空論で申し訳ないですが)

旦那さんに自分の辛さを訴えることもしないし、旦那さんを責めないし、家事を当番制にもしないけれど、

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絶対、野放しにはさせないです。


ママもパパも24時間営業して、睡眠を仮眠みたいに疎かにすると、
みんなだいたい30代くらいから風邪をひくことが増えて、パタパタ倒れます。

だから、自分たちが閉店する営業時間を決めて、それをはみでそうなら、削れるものを絶対削ります。
閉店させたら、後は明日。
確保した時間、毎日のんびり楽しいことをします。


だから、もし、旦那さんが協力してくれないタイプなら、
ドイツのおばさん的な今の私だったら、まず、忙しい日の食事はさらに簡素にします。
準備も、後片付けも、楽なメニュー。


基本、一汁一菜。

更に、「汁」も削って、ついでに予算も削って、
生卵かけごはん、納豆かけごはん、冷奴とごはん、とか最高です。(日本在住の場合)
納豆とか洗いにくい食事が嫌なら、それは旦那さんに洗ってもらう方向で。

ごはんも炊かないなら、コーンフレークとか。
栄養については、ケロッグが全力で説明してくれてるので、不健康な夕食よりいいと思ってます。
ピザを手作りして、各自が自分のエリアを好きな具でトッピングするのもいいです。

忙しい日の夕食に納豆ごはん食べても、栄養失調になるイメージはあんまり無いです。
昔の人は、真冬にトマトとか食べてなかったし、
昔の人の食事に近づけても、ダイエットできて、生活習慣病リスクが減るだけかなと。

「寂しい夕食…」って、高カロリーの食事を食べ続けて、太って、服を買い直して、苦労してダイエットして、
生活習慣病の病気になって医療費かけて死ぬのは、私だったら嫌です。

週末は豪華に過ごしたい、食事も豪華に、っていうのも、今までの習慣による感覚的なものです。
快適な家と、健康でスリムな体は、よっぽどゴージャスだと思うんですども。


で、具体的な対策としては

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協力してくれない旦那さんには、助けてもらうための選択肢を言います。

  1. できる家事を、あなたも一緒にやる。
  2. 今日の家事は免除。でも今日の朝食はコーンフレーク、昼食は生卵かけごはん、夕食は納豆ごはん。
  3. 今日の家事は免除。でも私の時間が足りなくなるので、その分あなたに頼まれてたことは先送りにします。
  4. 今日の家事は免除するけど、子供に掃除のやり方(勉強)を教えてあげてください。
  5. 等々。

「自分の閉店時間」に間に合う選択肢を、旦那さんに提案します。

旦那さんが「のんびりできるなら、納豆ごはんで全然OK!」ってタイプならお互いハッピーです。
交渉が成立したら、短縮された調理時間等を、掃除などの時間に割り振って、閉店を間に合わせます。

普段より簡素な食事にしても時間が足りなければ、他にかかる時間をもっと削ります。

子供に掃除を教えるのは、どんなにパパが家事下手だったとしても、幼児よりはうまいと思って。(笑)
幼児に教えるのって時間がかかるし、根気も必要だけど、子供はそのうち頼もしい戦力になってくれるし、それも勉強の一貫で、学科の勉強も伸びるから、パパにその勉強時間を担当してもらいます。


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注意すべきポイントは3つ。


■ 「ピザ(出前)をとる」「外食する」などの選択肢を入れない。

外食は楽しそうだし、喜ばれて毎回選ばれそうなので、選択肢に入れません。
毎回外食になったら、家計を預かる奥さんが困るし、貯金のペースが遅くなります。
だからもし選択肢に入れたいなら「旦那さんのお小遣いの中から支払う」ことも条件に入れます。



■ 嫌がらせをしない。罰しない。

相手が嫌いな食事の提案など、明らかに嫌がらせや罰っぽいのは、対立が生まれそうです。
憎しみには憎しみで返ってきます。嫌がらせは嫌がらせで戻ってくるはず。子供にも見せたくないです。

簡素なメニューは相手が「納豆ご飯や生卵かけご飯も好き☆」っていうのが前提です。
外食もお弁当も難しい系は、お互いうれしいと思うんです。貯金もできるし。(笑)

あくまでも時間をなんとかする為の前向きな交渉として、お互いがハッピーな方法を探ります。



■ 下手でも、絶対に責めない。

「頼んだ私が悪かった。」などの嫌味も絶対ダメです。
パパには自分のかわいい我が子と同じように、接してあげたほうがいいと思います。(もちろん子供にも。)
できることをやってもらって、少しずつ上達してもらう方向で。

私はこの外国の地で、だいたい5才児くらいの能力です。
がんばってもうまくできなくて、それで家族に責められたり、嫌味を言われたら、たぶん立ち直れなくなります。

本人も上手くやりたいんだから、責めてもマイナスなだけで、全く意味がないです。
少しずつ、少しずつ、上手になるしかないと思います。

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家族で協力しあって掃除洗濯すると、ママひとりだと何時間もかかるところが、1時間で済んだりします。
圧倒的な時短です。

時間が圧縮された分、みんな穏やかに、楽しくて気持ち良い時間を過ごします。
心に余裕ができると、お互い優しくなって、きっといろんなことが上手く回りはじめます。


以上、私の書いた提案は、全国万人共通ではないため、
的外れかもしれませんが「時間は有限」なのは、間違いないです。
削れるところをどんどん削らないと、危ないです。

東京のペースは全員倒れても至極当然なほど、ギュウギュウ詰めです。
私はこちらの人に「働き過ぎないように」って、今でもよく注意されてます。
東京の常識は不健康なことが多いんですよ。だから意識的に減らすようにしてます。

ちなみに、上記の交渉を、会社でやるのはすすめません。念のため。
仕事の全体量を減らすことができるのは、社長だけです。
誰かにその仕事が回るだけで、上司か同僚や後輩が倒れます。
倒れなくても、相手から嫌われて憎まれて、仕事が上手くいかなくなるはずです。たぶん。

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毎日をギュウギュウにしないで、どれを選択して、どれを削除していくか、
暮らしの中で子供に見せて教えます。

家庭で、合理的家事の司令塔になっているママは、プロジェクトマネジメントが上手だから、
社会復帰しても、脳がすぐに仕事のペースに対応できているように思えます。

いつでも社会に出られるように、家庭というブルペンでピッチングしてる感じ。
専業主婦でマネジメントや合理化が苦手なら、パパにその点も助けてもらって、勉強すればいいです。
一家の稼ぎ頭なら合理的判断が上手だと思うんで、その能力も家族の武器に。

アメとムチは誰にも必要なく、家族みんなで、快適な暮らしを奪還するんです。



それと補足ですが、ママが閉店後にのんびりしてて、
家族に「なんだ、時間あるじゃん。」などと言われたら、ストを起こしていいと思います。

(`▼Д▼)
ママが倒れるまでわからない夫や子供(10代以降)は、困ればいいんです。
困ってしまえ!ママが倒れるまで家事やってくれるのを当然だと思ってるなら、今すぐ困ってしまえ!

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それと、もしあなたがまだ子供(10代以降)で、親と同居してて、日頃あんまり手伝いできないなら、
時間をつくって手伝うか、簡素な食事をリクエストするとか、
負担を減らしてあげてたら、たぶん、ママ、うれしくて思わず涙ぐむと思う。(笑)

カーネーション等の物とか、ありがとうの言葉とか、そういう路線だと、
うれしくて毎日また頑張っちゃうだろうから、負担を減らしてあげる方向で。

ママの毎日の負担を減らしてあげること。
きっと結婚してから、その知識経験が必ず活きてくると思います。男の子も女の子も。


これを読んでくれた誰か一人でも、伝わりますように。
どうか毎日がんばりませんように。

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[あとがき]
アップする前に読み返して、私は誰だ?何様なんだ?と思いましたが、えーと、お許しください。
上から目線ではなく、心配性なママ目線と思って頂ければ幸いです。

妄想心配ファンタジーブログは、需要が無くてもまだまだ続きます。(`・ω・´)キリッ

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今回もご清聴ありがとうございました。ではまたねー。(*Ö*)/


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    Author

    AlpenHausfrau Heidi
    アルプスの主婦ハイジ

    ドイツかオーストリアあたりをウロウロしている主婦。絵を描くこと、文章を書くことが好き。一児の母。


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