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ミニマリストは、似ているようでも、違うスタイル。

11/7/2015

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「ミニマリスト」が昨今ブームらしいってことを、大変遅ればせながらヤフトピで知った私。

へぇそうなんだ!知らなかった!やっぱり日本は景気がいいんだな。(*Ö*)
それじゃあ私が今後書いていくことも、わかってもらえそうだな。取り越し苦労だったんだ、アホだな私。
そう思いながらその記事や他リンクを読み、そして画像検索して…。


( o ω o ll ) なんだこれは……。


不要な物を減らしていくことで得られる室内の美しさよりも、ただ単純に、物を少なくしていくことが第一目的みたいな解釈が、全体的に多い気がしました。独房みたいなシンプル感が良しとされているようで、う〜〜〜ん、これも個人の好みの違いで責めませんが、私はこういうのって本当に苦手、ってのもまた自由です。

(これらは、私が読んだ記事や見た画像の印象です。私が知っている「家族でゆったり優雅に楽しく暮らしていく家」は見つけられませんでした。)

時間軸が無いから、物を減らすことが逆に不利にもなっている例もチラホラ、いろんな面で本当に愕然としました。


しかも、いつの間に、「ミニマリズム = 節約」になったんだろう? (;∀;)
貧相とミニマムが一緒くたになって、誤解されているような…。

ミニマムってそれこそ、ごまかしが全くきかないからセンスや品質が逃げ場なく問われて難しいし、そういうのってお金がかかるイメージなんですけども。

…アルプスの人たちの暮らしも「節約シンプル」と一緒にされたらどうしよう。それは嫌だなあ。(-_-; )
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ここはお金よりも、時間のほうが貴重と考えられている土地です。
無駄なお金は全く使わないけれど、節約は全然しません。

前回の記事で、納豆ご飯って書いたのは、貧乏性な私が思いついた提案であって、ここの人達は節約のために簡素な食事を食べているわけではないです。念のため。

無駄を省くことと、節約することは、別のことです。

小銭を節約しないのはお金持ちだからじゃなくて、節約するほうが不利だから。
それどころか、無駄な時間をなくすために、お金をつかいます。


特にその傾向は、南ドイツよりも、チロル州(オーストリア)のほうが強い印象です。
チロル州はハプスブルグ家など王侯貴族のための工芸品を作っていた職人の歴史があるせいか、一般家庭でも王侯貴族レベルの高品質の工芸品が多いし、非常に目が肥えていると思います。

人生の貴重な「時間」を楽しく過ごすために、人によってはマイセンのフルセットをいくつも持っていたりします。みんなとの楽しいお茶会や食事会の為なんでしょうね。物を極限まで減らすミニマリズムどころじゃないです(笑)。

みんな自分の人生の価値を知っていて、その有限である時間を、無駄遣いしないです。

時間を粗末にしない。
自分や暮らしを祖末にしない。

物の数を少なくすることは、全く、目的じゃないです。

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季節やケーキやゲストに合わせて選ばれたマイセンと、100円ショップのカップとじゃあ、同じコーヒーでも、味や雰囲気が全然、違うと思います。お金って、人生の貴重なひと時のために使うものです。何も変わらないなら100円どころかワンカップの空き瓶でもいいって話。器で本当に味が変わります。

もちろん、食器にお金をかけずに、違うものにかける人もたくさんいるので、安い食器でも誰も何とも思いません。マイセンやリーデルとかを日常使いする人は「そういうのが好きなんだな」ってわかるだけです。

ウェッジウッドやコペンハーゲンとかそういう洋食器ブランドの中で、私はマイセンが一番好き、というか憧れで、いつか日本で暮らせる時がきたら、少なくとも2客は絶対買って帰ろう!と密かに思っています。

マイセン(Meissen)ブルーオーキッド コーヒーカップ&ソーサー 23582

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家具は、無垢の板を使った美しい伝統的家具で、揃えてたりします。無垢だと木が呼吸してくれるので、湿気の調節に最適です。元々はとても高いんですが、家族親戚友人間でぐるぐると譲り受けてたりします。
化粧板の家具は全く呼吸できないし、カラーボックス並みの使い捨てだから、格安でも人気ないようです。

ちなみに、チロル州のIKEAは1店舗潰れました。(笑)


節約って、パタリロみたいに目先の小銭に囚われて、大金を失うことが多いから、
ここの人たちは全然やらないです。
東京でやっていた私の小さな節約の数々を、「そんなこと、考えもしなかった。Σ(-`Д´-;)」と多くの人達に言われたので、だからたぶん私のコミュニティでは誰もやってないです。…今では、私も。

最初の頃、今までの常識が邪魔をして、目先の小銭を捨てるほうが、私には難しかったです。
でも、それができるようになって、実に楽になりました。

それを見て育っている息子にも、このほうが良かったと思っています。
労力を時給換算すると『時給10円』とかの節約が褒められて常識として教えると、後々大変だからです。

それと美術教育、感覚にも影響があると思います。
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節約が趣味で楽しい人は、本人はそれでいいと思いますが、親のすることは子供に必ず影響があります。

ドイツの学校や幼稚園、家庭でも、牛乳パックなどの廃材は、全く、工作に使っていないです。
(文化と教育方針の違いです。彼らはドイツ人です。)

ドイツの教育の現場は、私も勉強になるため、たくさん写真を撮っているので、
今後そういうことも書いていこうと思います。

感覚って、毎日の積み重ねであって、ひどいイラストの無料アプリとか、有名なデザインをコピーした変な安物とか、美的感覚に影響が出るひどいものは、断固、子供に見せないほうがいいと、常々思っています。

そんな小銭なんかより、特待生になって学費が全額免除になるほうが、結局大きな節約だと思います。
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これからは、節約系は昨今ブームの方々にお任せするとして、私は地道に、私が見た優雅なシンプルについて書いていこうと思います。いや、私本人はマイセンなんてまだまだ無理です。それぞれ今の自分の身の丈にあった良いものを使いつつ、です。年齢相応のカジュアルなものは、今しか使えないとも思うし。
良いものがわかってるか、わかってないかで、未来は変わってくるはずです。

ちなみに、ブランドというラベルやロゴマークはどうでもいいと思ってます。高品質で良いデザインの物が好きなだけで、同じクオリティであれば無名で十分です。


自分で買えないものは、持ってる誰かが時々見せてくれたら嬉しいから、自慢されてるって今までに思った記憶は昔からないです。見ることができるだけで嬉しい。なんというか、友人を美術館扱い?
子供の頃、友達の家にビリヤード部屋があって、そこでみんなでビリヤードを覚えたんですが、社会人の時に話の流れでそれを話して「いや、あの、普通、ビリヤードができる部屋は家にないですよ。」みたいなことを後輩に指摘されて、「あ、そういえば、他で見た事なかったな…。」って気がついたほど、私もみんなも昔から無頓着でした。
だから昔から気楽で仲がいいのかも。離れててもつながってるからSNSなんて必要ないんですよ。

そうそう、Apple Watchを見た時、なんじゃこりゃって、初めて瞬間的に、「ジョブズはもうこの世にいないんだ。」ってハッとしました。あんなクレイジーな人はもういないんだなと、本当に残念です。


俺的感覚ファンタジーブログはまだまだ続きます。


[テロップ]
*趣味嗜好が違う人に、私は自分の好みを押し付けません。あなたを非難していません。
*私は全世界のことを知りません。英知はありません。
* この後スタッフがおいしく頂きました。
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[あとがき]
高級品のことなどを書いたり、楽しく暮らしていることを書くと、さも私がラグジュアリーライフを送ってるかのように受け取られて、しかも自慢を書いているように受け取られて、ものすごく怒られたりするから、自慢と思われないように、ある頃からとても気をつけて書いていましたが、もうそんな気遣いやめることにしました。わたし全然ラグジュアリーじゃないし、あほか。ていうか、私もアホでした。楽しく書き続けたいのに、何でそんなことを言ってくる人達のことを気にしてたんだろう?私も少しは成長できたのかな?(*´∀`*) (・∀・)ドイツのおばさんになった。

ここの人達は合理的で、優先順位が整理されてて、自慢も嫉妬も意味がないから、そういうのに無縁の生活です。
どこの子供もそれに習ってるから、コミュニケーションが楽そうです。
合理的に整理整頓ができるようになると、本当に楽です。
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[こうこく]
このリバティプリントの写真を見た時、「うおおおおおおお!」って思いました。わかる?わかります?
布で、こんなに繊細な細かいプリントなのに、版ズレしてないんだおおおお!!!
しかも何この発色!ニジミも無い!すごいよ!さすがリバティ社!!(つд⊂)感涙

私の外見はすでに崩壊してるからダメだけど、娘がいたらこんなのを着てほしかった!着させるたびに「リバティ、正気?すごいよあんた!」って思っちゃいそう。何回見てもハァハァ。

写真のと同じ生地です。見る人が見れば、すぐ本物のリバティプリントだってわかると思う。
↓

SENSE OF WONDER (センスオブワンダー) リバティプリント 巾着付 レインポンチョ [80-100cm] 日本製


今回もご清聴ありがとうございました。(つд`。)・。←まだ感涙。
ではまたね。


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    ノーザンライト社 蜜蝋キャンドル ティーライト(10個入り)


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    Author

    AlpenHausfrau Heidi
    アルプスの主婦ハイジ

    ドイツかオーストリアあたりをウロウロしている。絵を描くこと、文章を書くこと、笑いをとることが好き。
    一児の母。


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