ずいぶん前、「何としてでも書き続けていかねば」と思った時に描いた、この絵。
当時、私が最初に気づいたことは、ごく当たり前のシンプルな疑問でした。 「…おおらかな国で、経済がうまくいっている国って、どこだろう?」 (ヾノ・∀・`)ナイナイ 連鎖して次々と浮かび上がる疑問。 ( ゚д゚)「 ・・・日本が危ない。」 (・ω・;)は? この先大変な時代の流れになっていると思って、 でもそれは間違ってるかもしれませんが、それも承知で書き続けています。 稚拙な考察と下手な文章ですが、許してください。m(_ _)m 真剣な憂いが誰か一人でも伝わりますように。
問題のひとつを言うなら、まず、
おおらかな国の育児を、日本で参考にしても、 違う出口、将来羽ばたいていく社会が、全然違うってこと。 おおらかな国で、何度も煮え湯を飲まされた人なら、わかると思います。 期限は何度も遅れるし、サイズはあってないし、色指定は間違ってるし、直しても直しても…モグラ叩き。(>_<) 「校了」って、「もう二度とチェックしないから、後は好きなようにしてok! (・ω<☆)b」 って意味じゃないからね!(;∀;) ァ '`,、'`,、 (ノ∀`) '`,、'`,、 ←回想中。 日本は非常にキッチリな国で、電車が2、3分遅れてもお詫びのアナウンスが流れるし、 宅配の荷物だってあんなに細かい時間指定ができる国です。 何事もそんな無料プレミアムサービスがごく当たり前の社会って、私は他国では思いつかないです。 おおらかな国で、おおらかに育った子供たちは、 良くも悪くもいいかげ…、いえ、おおらかな社会で、おおらかな大人になってるんですが、 日本企業流のサービスや労働環境は、全く、おおらかじゃないから、 外国文化を参考にしておおらかに育った子供たちは、大人になってから、相当、苦しいと思います。 日本国内でも、外国の文化をベースに育ったら、もはやちょっとした外国人なのに、 出口となる社会が、違うんです。 「おおらかな国」の人達は、いくら失業で困ったとしても、 恐らく多くの人たちは、日本の企業には就職したがらないと思います。
スケジュール厳守のために毎日終電、休日出勤もありで
幼い我が子と会話できるのは月2、3回程度で、 夏休みは4日間と見せかけて土日にくっついてるだけで実質2日間、とか そういう日本企業でありがちな労働条件なら、彼らは全力で逃げていくと思います。 (他の多くの国の人も、恐れをなすでしょうけど。) そんなキツイ仕事をするなら、仕事をしている親にぶら下がって、 良い仕事に空きが出るまで、ずーっと無職でぶら下がってるほうが楽です。 日本の若い人達が選ぶ道も、海外文化の影響のせいか、昔の人とは変わってきています。 若手を「甘い弱い」と非難するどころか、そう思うのも当然だよなって思います。 学校卒業したからって、「じゃあ今日から滅私奉公で! (・ω<☆)」とはいかないでしょう。 これから先、「景気が良くて良い仕事がいっぱい!」っていう日がこないとも限りませんが、 大変な未来を前提に、ある程度厳しく育ったほうがいいと思っています。 ドイツの文化は海外文化の良さもありつつ、部分的に厳しくもあるので、 おおらかな国よりも参考にできると思って、息子と一緒に学んでいます。 私はいわゆる「ロストジェネレーション」で、ついてない世代で、良い思いはしてないなぁって思うんですが その分、ただただ楽観的にぶらさがることも恐怖なんで、ある意味よかったと思っています。 一部の「おおらかな国」だと、親は困りつつもおおらかなようで、 成人になった無職の子供たちを何人もずーっと養ってるようで、成り立ってるようです。 (ドイツはこんな田舎でも、恐ろしいほど急激に移民が増えていますが、 おおらか系の国の人は人数がかなり少ない印象です。言葉の壁を乗り越えるのも大変だし、 ルールに厳格なドイツで働いたり暮らすのは、彼らには相当息苦しいかもしれない、なんて思ったり。 それでもドイツにいる「おおらか系国出身」は、本人が経営者でビジネスやってるとか、そんな感じ。) だから、おおらかな文化を参考にして育てたら、 現地の親くらい同じようにおおらかに、無職の子供たちを養って支えてあげるしかない、と思います。 嫌味じゃなくて、だってそういう出口もありうる国を参考にしてるんだから、それはセットだなーと。
それと、声を大にして言いたいのは
おおらかな国でも、富裕層は、おおらかに子育てなんか絶対してないってこと。 上流階級(と自負している人も含め)って、めんどくさい決まり事が多くて、どこの国でもそれぞれ厳格です。 お金持ちの子供たちは、金銭的不自由はないけど、暮らしはある意味ものすごく不自由で、気の毒でもあります。 どっちの自由のほうがいいか、っていうと、 自分が不自由してるほうにずっと価値があるように思えるのは、大人も同じです。 おおらかなどこの国の親も、富裕層は教育熱心で、それこそ国内の最難関大学ごときは滑り止めで、 ハーバードとか世界ランキングの上位校を狙って、幼い頃からそりゃあもうよく勉強させてます。 それで子供たちは成長してから、同じ国の一般平均の何倍ものお給料がもらえる企業とかに就職してます。 エリート同士でみんな友達で、富が富を呼んで、そのままだと格差はひらく一方。 おおらかな国の大多数の一般人は、子供時代におおらかにのんびり成長して、 大人になったら安い給料で大変な仕事で毎日が大変で、 でも歌ったり踊ったり笑ったりして、おおらかに辛い毎日を受け入れて、 一握りしかいない富裕層のために働いてたりします。(国にもよります) それが「普通」だから。 それが大多数の生き方だから。 (・∀・) 無職もアリ。 子供の頃からたくさん勉強させるなんて、みんなもしてないから。 日本は一億総中流だったはずですが、今後どんどん格差がすすんで、 そういう社会に近くなっていくだろうなと思ってます。 全員がホワイトカラーにはなれないから、 今後、その大多数の子供達が、おおらかなブルーカラーになってくれれば 一握りの人達にとっては都合がいいことかもしれない、そんな陰謀説めいたことを思ったりします。 「普通」って何だ? 大多数の人が選んでる道は、全部が楽な道ばかりじゃないぞ!そう思います。
とはいえ、子供の頃からみっちり勉強させられて偏差値78〜71くらいの難関中学に入った日本人の多くが、
「子供の頃に遊べなかった」ってことに不満があったり、親を恨めしく思ったりしてたので、 そこをどう解決するかなーと思ってたんですが、私はその解決の糸口を、ドイツで見つけました。 (ちなみに、新興国系だと「これをクリアしないと、将来ロクな仕事がない。」ってことを知ってるので、良い暮らしを得るためには当然のこととして、過去に不満は無い人が多いみたいです。) で、ドイツの幼児たちはどうしているかというと、 幼児はパパとママと遊ぶことが楽しいから、 それだといくらでも、何時間でも、勉強します(=遊びます)。 しかも、知識を吸収して会得していくスピードがかなり速いです。 ドイツの幼稚園は知育のおもちゃばかりです。 だいたい6歳くらいまではその黄金期のようなので、それまでは親もがんばって力を入れれば、 後は本人ががんばってくれるかなと思ってます。 ドイツの小学校も、コツをつかんでレベルをクリアできるようになれば、あとは遊ぶ時間ばかりです。 年がら年中、夏休みみたいな感じ。 この学習内容と授業スピードでも、短時間の勉強で、こんなに遊ぶ時間を作れるんだって驚きました。 どこの家庭にもあるのは、レゴ デュプロ。 こういうの。男女問わず、1歳半くらいになったらスタートです。 ↓ ちなみに38%OFF中。
一番最初は、「幼児用の知育系おもちゃのひとつ」程度にしか思ってませんでしたが、
息子が大きくなってきたある日、4才くらいだったと思うんですが 工事している建物をじっと眺めていて、 「どうやって作るのか、見てるの。」 みたいな事を言ったので、 「構造を見ているんだ。」と、ちょっとゾクッとしました。 どうやってそれを作るか、っていう視点で、日常的にいろんな物を見ていたようです。 単純に物を組み立てて遊ぶというよりも、 後々、その「構造を見る」という視点が、活きてきます。 たぶん、それを教える役目は、ブロック遊びが最適なんじゃないかと思います。 私がもしまた新生児を育てることになったとしても、レゴデュプロを必ず選びます。 2歳以降、3歳以降、と、おもちゃは変わっていくので、 少しずつ書いていければいいなと思ってます。 ちなみに、ドイツの幼稚園にあったオモチャは、知育の物ばかりでした。 ヒーローもののオモチャはひとつも無かったです。
[こうこく]
私が赤ちゃんをまた育てるなら、パペットも必ず取り入れます。 うちはドイツの幼稚園で配られたパペットを使っていましたが、最初は「なぜ配ってまで」と不思議で見ていました。でも家庭での勉強に必要だから配ったんだなと今では思います。本当によく大役を果たしてくれました。 息子は本当にどこに行くにも一緒で、寝る時もおしゃべりをしながら寝ていて、友達でした。 こちらは日本製で、0才から使えます。ギフトにもどうぞ。
[余談]
あんまり大きな声では言えませんが…、キャラクター物は、極力、幼児にあげないほうがいいと思います。 ヒソヒソ。 なんでかっていうと、例えば、ベネッ○の○○じろうのパペットをあげたとして、それがいつも一緒の友達パペットになっちゃうと、たくさんの○○じろうのグッズを欲しがる恐れがあるからです。 ああいうのは全部そういう戦略になってるはずで、子供が欲しがるものを買ってあげたい親などの6ポケットを狙ってるはずで、そういう幼児時代の一時期を自社のキャラ一色にしてほしいはずで、部屋が○○じろうとかキャラ一色になると、でも大人としてはちょっとそれはなあと思います。私なら耐えられないです。 槍玉にあげてしまいましたが、ベネッ○が悪なんじゃなくて、それは子供向け商品の一般的な商売であり、みんなそうです。アンパ○マンでも何でもマーチャンダイジングされているキャラクターはみんなそうです。 それは○○じろう、アンパン○ン等から始まって、そういう買い物が親子で普通になって、プリ○ュア、妖怪○ォッチ、等々、その流れはその後ずーーーっと続きます。で、年齢があがると喜ぶものが高価になって、親は辛くなってくる。で、高学年になってキャラ物が終わっても、きっと別のものを欲しがります。それが当たり前の親子として。 お財布がゆるむジャンルはこの時代貴重なので、企業はいろいろ知恵を絞ります。…とはいえ、トッキュ○ジャーを知った時は、掛け合わせがもはや恥ずかしいというか「ここまでやらないと企画が通らないんだ」って愕然としたんで、甘くはないとは思いますが。次の○ンニンジャーは忍者モチーフで海外展開狙ってるんですかね。パワーレンジャーは使い古されたし、いいかも。もし海外展開しなかったら、じゃあ何故忍者?ってぐらい。(・∀・)怒られるよ で、話は戻りますが、 このパペットじゃなくてもいいですから、日頃から、ただのうさぎさん、くまさんなどがいいとマジで思います。 幼児は「知らないと、欲しがらない。」です。 チロル州のマクドナルドで、ハッピーセットについてくるオモチャが、ハローキティかバットマンだった時、息子はハローキティ選んでました(笑)。バットマンも知らなかったんですが、アンパン○ンも戦隊ものも妖怪○ォッチも知らないから、そういう知らないキャラものは全く欲しがらないです。息子の友達もそうでした。 話が長くなってすみません。余談に結局全力ハアハア。 今回も私の傍若無人な意見を読んで頂いてありがとうございました。 ではまたね〜。(*Ö*)
2 コメント
はなこ
18/7/2015 15:32:16
うわあ、いつの間にかたくさん記事がアップされています!!嬉しいです☆
返信
まる
3/9/2015 16:50:59
お久しぶりーのまるです〜!今月末で娘が1歳を迎えます。ハイジさんが以前仰った通り、毎日がジェットコースターのような日々を過ごしてます笑。
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AuthorAlpenHausfrau Heidi ■免責事項 当サイトに掲載された記事情報及び意見や見解は、個人の感想レベルであり、その内容について何ら保証しません。情報の間違いなどに対して一切の責任を負いませんのでご了承下さい。 Archives
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