日本にいた頃は、使い古しのタオルやTシャツなどを掃除で再利用して、使い切ってから捨てていました。でもドイツアルプスではそういうご家庭を見かけません。なんでだろう?と、仮説を立てました。
「使い勝手が悪いから、使わない。」 地元的には、これが一番の理由かなと推測。 いろんな掃除道具が売られているのに、わざわざ時間を使って、掃除のために作られてない使いにくいものを準備して、普通の掃除道具よりもさらに余分に時間をつかって利用する、ってことをやらなさそうです。物にもよりますが、だいたいそんな感じです。 時は金なり。「時間をかけない=お金をかけない」です。 服はリサイクルゴミに出すのが、お金が(時間が)かからなくて、簡単な始末です。
不要品の最も簡単な始末方法は、自分がよく行く場所に「あげます」って札を出して、置いてくること。服や靴は、専用リサイクルBOX(ゴミ箱)が街中にあるんですけど、そこへわざわざ行く為に時間を使うでしょう?だから「もともと行く場所」に「あげます」って置いてくるのが一番簡単。
以前、幼稚園に通っていた時はよく見かけました。いい革の靴が出てるな〜って見てみたら、日本でも有名なイタリア高級ブランドの新品未使用の靴で、こっちで買っても350ユーロくらい?が「あげます」って置いてあって、それはさすがに驚きました。でもebayとかめんどくさそうだもんね。 それが普通に思えるくらい、私の周りでは本当に時間が貴重品です。 そして、たぶん、そもそも… 「いらない服やタオルを、持っていない。」(爆) もともと無駄な買い物をしてないし、あってもすぐにリサイクル処分するから、無さそうです。 捨てるよりも、同じコミュニティ内でリサイクルされたほうがお互いハッピーだし。 私も必要な分しかない、っていうかそもそも掃除に使えるほど服を持ってません。 着る物がなくなっちゃう! 日本にいた時はなんであんなにいらない物が、山のようにあったんだろう? なぜそんな物が発生するのか、買い物から再考したくなります。 で、話を戻して。 こちらのご婦人たちが捨てずに、絶対、掃除に使う再利用アイテムもあります。 それは…… キッチンクロス! ( ゚д゚ )?? 「なーんだ、布巾? そんなの意外なアイディアでも何でもないよ。日本と同じ、普通だよ。」 って思うでしょう? 私もそう思ってて、でも、「あっ!そういうことか!」って盲点だったのが、材質。 日本の普通の布巾の多くが綿100%で、クロス自体からどんどんゴミが生まれてくるから、鏡や窓、家具のガラス戸などの掃除がうまくキレイに仕上がらない。タオルも同じ。 でもこちらで好まれるキッチンクロスは、ハーフリネン(麻50%,綿50%)。 グラスなど食器拭きに良いなら、窓拭きや掃除にだってちょうどいいんです。キッチンでは定期的に新しいものを使いたいから、どんどん使い古しも生まれて、掃除にまわせるアイテムです。速乾性も良し。 ノーブランド品で良いので、1枚は掃除用の使い古しがあると便利。 これは私が思うには唯一、掃除に便利な再利用です。(サイズ問わず、ディッシュクロス等も含む) 惜しくなるような有名なクロスじゃなくていいから、1枚は掃除用に古いのがあるといいです。 こちらは超有名デザインの北欧系クロス。毎日使って気持ちも上がるなら、贅沢を堪能してる気持ちに毎日なって、いいと思うんですけどね。「やっぱり素敵!やっぱいいよね〜。」って毎日お手軽にふわふわしたい主婦なもんで。 ↓
通常の拭き掃除、雑巾的なポジションは、こういうマイクロファイバー系クロスが、こちらのドイツ人ママたちには一般的です。
こちらは10枚入り、送料込みで612円。Amazonカテゴリー1位も納得。 ↓ 私は上記のメーカーのマイクロファイバークロスは使ってませんが、湿度の高い東京にまた住むなら、まず最初に絶対買います。「掃除は古タオルで」と思い込んでましたが、雑巾の認識がハッキリ変わりました。速乾性も高く、便利。 (ただし、水拭きで窓を拭くのは、仕上がりはハーフリネンのほうが勝ち。私の場合、こういうクロスで水拭きで汚れを落としてから、仕上げにハーフリネンを使ってます。窓専用の洗剤がなくても大丈夫。) ちなみにスポンジワイプは「使ってない家ってある??」ってほど、こちらのご家庭では必需品です。 がしかし、プリント入りを使ってるのは見た記憶がないです。清潔であってほしい回転の早い消耗品の為、高いからプリントものは私も買ってないです。こういうの、かわいいんですけどね〜。
あ、主婦にあげる海外お土産にスポンジワイプはおすすめです。かわいいプリントものだけでなく、海外パッケージがカッコイイやつとか。日本で買うと高いし、もしデザインの好みが違っても使い捨てだし、いくらあって困らないものだし、みんなにまとめ買いしても荷物が軽いから。エコバッグは意外と重いです。
自宅用は無地で十分。これをキッチンでボロボロになるまで使い倒します。だから再利用の余地無しですが、ボロボロになる前に「消毒してもすぐに臭くなる」とかになったら、屋外の掃除に使って捨てます。
乾くのが速くて便利だから、もしまた東京暮らしになっても従来の綿の台布巾は使わないと思います。
スポンジワイプを日本で買うと高いから、私だったら業務用のダスターも検討するかも。飲食店とかで使ってるタイプ。病気にならない・させないのが第一で、細菌が増殖しやすい物はこまめに捨てると思います。
今思いつくことは、だいたいこんなところです。
[あとがき]
夏休みもはじまり、楽しくも忙しい毎日。冬はなかなか外で遊べないから、春夏はいろんなことを経験させてあげたいです。いろんな話のネタも生まれると思うため、もしよろしければこれからも気長にお待ちください。 息子優先で、無理せずコツコツと更新を続けるつもりです。もし更新に時間がかかる時があっても、子供が夏休みのママのブログはそんなものだと、ご安心を〜。(๑′ᴗ‵๑) それと最近、アメブロのほうをちょこちょこ更新してました。古い校舎を訪れたような懐かしさ。(笑) アメーバトピックスで記事をご紹介いただけて、ありがたかったです。 ↓
アメブロ記事「アルプスの放牧 のんびり自由な暮らし」
http://ameblo.jp/alps-mama/entry-12055556632.html 「アメブロのほうが読みやすい」というご意見もいくつかよせられて、これからアメブロのほうもコツコツ更新しようかなと思ってます。あっちこっちで更新してて、それもまた読みにくいかもですがすみません。 今日も最後までご清聴頂きありがとうございました!でままた〜。 [テロップ] *意見が違う人に、私は意見を押し付けません。世界は広く、正解は異なります。 *掃除のノウハウが違っても、私はあなたを非難していません。 *私が狭い範囲で見聞きしたことは、地域限定かもしれません。ドイツ全地域のことを知りません。
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AuthorAlpenHausfrau Heidi ■免責事項 当サイトに掲載された記事情報及び意見や見解は、個人の感想レベルであり、その内容について何ら保証しません。情報の間違いなどに対して一切の責任を負いませんのでご了承下さい。 Archives
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