PCでご覧の読者皆様は既にご存知かと思いますが、 ケータイなどでご覧の皆様に向けて、一応お知らせです。 web shopが1周年を無事に迎えることができて、その感謝のアニバーサリーセール開催中でして、 アルプスの主婦ハイジのタンブラーが、なななーんと 50%OFFです。(2012年4月末まで。セール詳細はこちら) (→追記4月16日:売り切れました。ありがとうございました!) 今回の催しは、私なりにお祝いの手ぬぐいを配るような気持ちです。 すでに定価でご購入してくださった方々には何ともすみませんが、早く手に入れることができたということで、どうかひとつお許しください。m(_ _)m このタンブラーのイラストは、 「使ってくれる人が幸せな気持ちになってくれたらいいなぁ」 などなど、思いながら描きました。 そもそも、なぜタンブラーを作ったのかというと、 私が独身時代からすごくよく使っていて、好きだったから。 大手カフェチェーン店など、数社のタンブラーを(最初は持参割引利用のために)何個も買って、デザイン違いやサイズ違いでどんどん増えていって、自宅と会社に何個も置いていました。 息抜きにお茶をいれたり、ちょっと散歩&買いにいったりして、また仕事。 そんな毎日。 仕事ばかりの、ずっとそんな生活でした。 仕事帰りに1人で立ち寄る映画館やジムにも、水筒的によく持っていったっけ。 息子がもっと小さかった時は倒されてこぼされるのを最小限にくいとめるために愛用したりで、マグカップよりも断然タンブラー派だったのです。 (環境も暮らしも激変して、今は近くにカフェチェーン店もなく子供も大きくなったし、最近は所持数的にマグカップが多いんですけどね。) それでどこのメーカーのが漏れるか、 使い勝手はわりと知っている方だと自負していましたが、 自分でタンブラーを作る際には新しいタイプのサンプルもいろいろ取り寄せて、 「水を入れてブンブン振る」という実にアナログな社内実験をしました。 その結果、品質で決めたものです。 景品とかによくある「安くて漏れる」ものが多いタンブラー業界(?)では これは一応「高級タンブラー」に属して、それで全然採算あわなかったんですけどね。 でもまあ記念みたいな栄えある初号機だし、まあいいかと。(笑) しかも配送料まで負担して、そういうのをずっと私情で続けるのも会社的に問題があるので、だから今ある在庫限りでこの販売は最後となりました。 熱心な方にはもう行き渡っただろうし、もうそろそろいいかなと。 ところでよくあるご質問の 「漏れますか? 熱湯はダメ?」etc、ですが 個人的に使っていた経験の限りでは、水筒のように使っていたので、私は満足でした。 もしも、中身が漏れないという完全密封保証をしたら、 「バーキンのカバンに漏れた。バーキン弁償して!」とかになったら怖いから どこのタンブラー製造メーカーも「保証」はしてないはず…f(^^;)。 それと、なぜ最高90℃なのかっていうのも、100℃だと火にかけてる状態なわけで タンブラーに注いだ時には温度は下がるわけで、 「90℃で1時間」ってのは本体の製造メーカーさんの検査時の基準によるものです。 ご購入時の注意のポイントとしては、このサイズはちょっと小さめです。 容量は320mlで、ペットボトル500mlよりも少ないくらいが入ります。 大きすぎて飲みきる前に冷たくなって味が落ちるよりも、ちょうどいいサイズ。 私ごのみサイズで作りました。(笑) それと、フタを外す時に、紙が入ってるほうの本体栓までまわさないように、ちょっと注意が必要です。フタを開けた時は、紙のほうに水が入らないように本体をギュッと締め直してから洗ったほうがいいです。私たちはそうして使っていて苦じゃなかったんですけど、苦になる人にはごめんなさい。 「客観的に、どれがいいと思う?」って ダンナくんにもブンブン振ってもらった思い出。 いろんなことが過去になっていきます。 タンブラーは遠く離れたドイツにも持ってきました。 ハイジタンブラーはこっちで売ってないですからね。笑 ダンナくんは相変わらず忙しくて働き詰めだけど、 5ぷん、気づいてやすんでくれるといいな。 いろんなことがあったなぁ…。 まさか今はドイツに自宅があるなんて、あの頃は思いもしなかったなぁ。 そしてまたこの風景の中で モノとの暮らしの物語が続いていく。 私にとってモノとは、思い出のパーツなのだと思う。 特に息子に関するモノは、写真だけでなく記憶に深く残り、 もはや思い出のカタチとなっています。大好きの乗算。 ところで、 タンブラーを買ってくださった皆様、ご報告のメールまでくださった皆様、 本当にどうもありがとうございました。全然お返事できてないですけど…f^^; 本当は、もし私ひとりで個人販売の、超内輪ごとだったら、 買ってくださった方全員にお礼にハイジファミリーのクリスマスカードとか チロルから国際郵便で、サプライズで送りたかったです。 突然ハイジファミリーのエアメールがきたら、外国の切手とかも含めて、 喜んでもらえるんじゃないかって。そんなことを考えてわくわく調べたほど、 誰かに本当に買って頂けたのがうれしかったです。 ↑ ちなみにこのアイディアは、Amazonを通してるので手段がなく、 すぐに断念しましたからご安心ください(?)。f^^; 考えてみれば、例え個人販売だったとしても、 今の時代、個人情報の取り扱いは超怖いから、 迷惑だ!って怒る人も中にはいるかもしれないから 結局そんな勇気はでなかったかもだけど。 単純に、帰ってきてなんとなく習慣的にポストを開けたら 予想外の国際郵便が届いてたらうれしいよなぁって思って しばらく妄想してました。郵便っていいよね。 そんなエピソードまで含め、私は楽しかった。 私はいつも、何か作る時は、ブログを書いているときさえも、 喜んでくれるどこかの誰かを考えながら、描いています。 それは会社員の頃から、そして今でも、受注仕事だろうと何でもいつでも。 OKを出してくれる担当者の要望込みにしつつ、 「最後に手にとって喜んでくれる誰か」のために。 その光景を思い描いて、絵を描く。 かく、じゃなくて、えがく、のほうで。 いくつになっても子供の落書きみたいだけど、 いくつになっても勉強を続けています。 私、いつか、サンタクロースになりたかったんです。あはは。 最近ブログもなかなかお届けできてませんが。 そんな私のもとに、時々、 「使ってますよ!」の風景の写真も届きます。 掲載許可を頂いた2枚。 もうご本人たちも忘れてるだろうけど、忘れた頃に掲載。(笑) 先日はなんと、海外ご在住という方が、その居住国へ取り寄せてくださって このタンブラーが「幸せにしてくれました」というメールが届いて、 その使用光景の写真を拝見しながら、 言葉にできないくらい心が温かくなりました。 こちらに戻って義父に「ハイジ、痩せた!」って開口一番に言われたほど 東京滞在が結構きつくて、ちょいと痩せて、 しかもドイツ&チロル、2軒の暮らしの復旧が(主に掃除) 子育てしながら仕事しながら介護しながらだと、弱った体にはハードで、 いろんなことが積み重なって、ほとほと気力体力が尽きていたのだけど 幸せって思いがけずに自分にも回り巡ってくるのだなと しみじみありがたく思いました。 きっと私たちがつくったものはそれぞれが誰かの風景の一部となって もはや私には想像もできない、いろんな場所で いろんな方の思い出の一部となっていくのだなと、 そんなありがたい幸せをぼんやり思いました。 手を離れて、紡がれていく思い出。 受け取ってくださって、本当にありがとうございました。
8 コメント
15/4/2012 03:32:21
おお、タンブラー50%OFFですか!
返信
ある
15/4/2012 13:04:15
ハイジさま
返信
こひめ。
16/4/2012 18:29:07
買わせて頂きました~☆
返信
mutti
19/4/2012 10:28:48
はじめまして。
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AuthorAlpenHausfrau Heidi ■免責事項 当サイトに掲載された記事情報及び意見や見解は、個人の感想レベルであり、その内容について何ら保証しません。情報の間違いなどに対して一切の責任を負いませんのでご了承下さい。 Archives
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