Alpen Hausfrau
  • Home
  • About
  • Diary
  • comics
  • Photo
  • Favorite
  • Shop
  • Contact

新年の抱負。海外の幼児教育の話、子育ての話、はじめます。

2/1/2013

1 コメント

 
Picture
新年あけましておめでとうございます!

昨年もお世話になりました。
このブログを続けていることで、コメント欄やメールなどでいろいろとアドバイスや励ましの言葉を頂いたりしていて、思わぬ展開でいつもお世話になっているなぁとしみじみ思っています。
 いつもありがとうございます。(*´∀`*)

これからもコツコツと更新していくつもりですので、よろしければ今年もこのブログに遊びにいらしてください。+゚.*
今年もどうぞよろしくお願いいたします。m(u u)m


さて、今年の2013年。

我ら流浪のドタバタ一家は、このドイツの田舎町に無理に住み続ける理由(介護)もなくなり、アパートメントの最低限の契約期間が終了したら、また新天地へと向かう予定です。
またゼロから歯をくいしばる雰囲気がプンプンですけど、なんとか家族全員で生き残ろうと思っています。


そして、今年は子育ての話題を再開することにしました。

このドイツの田舎町とチロル州の厳格な伝統社会に身を置くことになってから約1年半もの間、文化について考えさせられることが多々あり、彼らの考え方の観察をずっと続けていました。考えがまとまってきたので、新年新たに、もう一度書き始めようと決断した次第です。

Picture
なかでも私が可能性を感じるのは、チロル州の人たちの暮らしです。

厳しい自然環境と、職の少ない田舎、EUの厳しい綱渡り経済の中、
チロル州の若者たちや中高年たちは、実に楽しそうに暮らしています。

求職で困っている人や、仕事を辞めたいのに辞められない人がいないようなんです。
(ただし、私は学者ではないので、これは私達の友人たちや、知り合いの知り合いが知ってることまでくらいの精度です。でもヤウゼ(お茶会)という田舎のリアル版ソーシャルネットワークはかなり広範囲の情報がまわってくるので、個人的には結構信頼しています。)
オーストリア全体としての統計データでも、失業率はヨーロッパの中でかなり低いです。


チロルっ子を見ていると、童話「アリとキリギリス」の、キリギリスと一緒に暮らすようになって遊ぶ楽しみも知ったアリの末裔、みたいな印象があります。

冬を越せるだけ働くけど、必要以上働かないでキリギリスみたいな暮らしをするアリ、みたいな。



一番典型的だなと思ったのは、移動型店舗のアイスクリーム屋さんを経営している、ダンナくんの友達(男性、恐らく20代)。

どこの街のアイスクリーム屋さん(店舗)も冬はずーーっと閉店しているから、アイスクリーム屋さんは冬の間は何の商売をしているのか以前からその謎が気になって、ダンナくんに聞いてみたら、「たぶん彼は、冬の間は、働いてないんじゃない?」と。

特許を持っていてその収入があるから、彼はあんまり働かなくていいんだと言っていました。

他にもいろんな人の例を聞いたけれど、
なんというか、チロルっ子って、どう考えても普通じゃないんですよ。


大学卒業するだけじゃ楽しい暮らしなんてできないって、小学生からすでに知っていて、
どうしたら自分の理想の暮らしが最小限のパワーでできるのか、常に考え抜いています。
最小限で、っていうのは、怠けてるんじゃなくて、合理性の追求なんです。

チロル州の冬は、雪で埋もれる不利な条件の山岳地帯で、知恵を働かす訓練が並じゃない気がします。
数時間も車を走らせれば、ドイツ、イタリア、スイスに行けるという特殊な地の利もあって、知恵を働かせれば自分が食べられるくらいの仕事は各自それぞれ考えられるようです。

それらの原点は、彼らならではの幼児教育の賜物だと思います。

でも、日本の幼児教育では全然そんなことに注目していないようなので、書かねば…と。
どうしたらこれらのことを、誤解なく、わかりやすく伝えられるのか考えていました。

Picture
ドイツやチロル州には、日本人と少し気質が似ていて、真面目に几帳面にきっちり働く人が多くて、失業率も低く、そして人生を楽しんでいるので、ここの人たちの考え方が、この日本語ブログを読める人の軌道修正のご参考になれるのではと考えています。

だから、私たちが息子に選んだ教育方法ではなく、「世界ふしぎ発見!」のミステリーハンターのポジションで、ドイツの幼稚園で知ったことや、ドイツやチロル州のおばあさんたちから教えてもらったことを、海外レポートとしてご紹介していこうかなと思っています。

もちろん、彼らの育児が全世界共通の正解ではありません。

チロル州のおばあさんが言ってることを実践してもらうよりも、「育児本に書いてあったことを、そのままやってます。」っていう状況を再考してもらえること自体が大切だと思います。そんなキッカケになれれば、感無量です。

国よって、法律も、気候も、治安も、文化も、違うんです。
何がいいのか、悪いことなのか、状況によって変わります。

日本では大丈夫なことでも、ドイツでは逮捕されるから、日本より厳しく思えることも当然あると思います。

「私がいいと思うことと違う!」なんて、ごく自然なことで、当たり前なんです。
自分の状況に最適な方法は、他人と同じ必要はなくて、
自分たちにとって一番いいと思えることは、自分たちが一番詳しいはずなんです。


私の日記じゃないから、別ブログにしようかなーと思ってます。
タイトル何にしよう。
「世界ふしぎ子育て発見!」にしようかな。 (冗談です。笑)

今年はそんなことをがんばって書いていこう!って思ってます。 (*´∀`*)

ではまたー ☆

アップルストアに行った往復時に、ユーマと私は新たに風邪をひいて寝込んでしまって、完全な寝正月となりました!きゃぴ☆(*ノ∀`*)  都会で久しぶりにオサレ服のショーウィンドウを眺めて舞い上がって、今はティム・ガンの番組をごろ寝パジャマで見てますよ。 体型に合う服を論理的に説明してくれて、自分に応用できそう。


1 コメント
かんのん link
2/1/2013 10:49:59

明けましておめでとうございます♪
いろいろと『始めたい事』が、目白押しって感じでしょうか?
さまざまな文化の違いを発信していきたいという気持ちも強いんでしょうね。
ホント、『家族』単位で“文化”が、違いますからね。
『文化』の担い手は、『お母さん』ですからね(微笑)
いろいろ発信して下さいね!
極東の国で楽しみにしてます❤

返信

あなたのコメントは承認後に投稿されます。


返信を残す


    Picture

    このサイトに掲載されている、全てのイラスト・写真・画像の無断転載・複製を固く禁じます。(文章についても、引用の範囲を越えた無断転載や、出典を明らかにしていない引用及び、当サイトへのリンク無しの引用も、固く禁じます。)

    Author

    AlpenHausfrau Heidi
    アルプスの主婦ハイジ

    ドイツかオーストリアあたりをウロウロしている主婦。絵を描くこと、文章を書くことが好き。一児の母。


    ■免責事項
    当サイトに掲載された記事情報及び意見や見解は、個人の感想レベルであり、その内容について何ら保証しません。情報の間違いなどに対して一切の責任を負いませんのでご了承下さい。

    Archives

    7月 2024
    6月 2024
    7月 2020
    1月 2019
    8月 2018
    4月 2018
    3月 2018
    9月 2017
    7月 2017
    1月 2017
    12月 2016
    10月 2016
    5月 2016
    4月 2016
    3月 2016
    2月 2016
    1月 2016
    11月 2015
    10月 2015
    9月 2015
    8月 2015
    7月 2015
    6月 2015
    4月 2015
    3月 2015
    11月 2014
    10月 2014
    9月 2014
    8月 2014
    7月 2014
    6月 2014
    5月 2014
    4月 2014
    12月 2013
    11月 2013
    10月 2013
    9月 2013
    8月 2013
    7月 2013
    6月 2013
    5月 2013
    4月 2013
    3月 2013
    2月 2013
    1月 2013
    12月 2012
    11月 2012
    10月 2012
    9月 2012
    7月 2012
    6月 2012
    5月 2012
    4月 2012
    3月 2012
    2月 2012
    1月 2012
    12月 2011

    RSSフィード

のシステムを使用 カスタマイズできるテンプレートで世界唯一のウェブサイトを作成できます。
  • Home
  • About
  • Diary
  • comics
  • Photo
  • Favorite
  • Shop
  • Contact