最近、かなり回復してきました。 咳や痰が出ずに普通に呼吸ができるだけで、ものすごくうれしいです。 こんなことが、こんなにも、うれしいなんて。(*´ェ`*)…♡ 今後、もし何かつらいことがあった時は、 深呼吸することにします。 「普通に呼吸できるんだし、五体満足なんだし、もう充分じゃないか…。」ってね。 またひとつ、幸せのハードルが下がりました。(笑) お医者さんが言うには、あと1週間くらいで完治するらしいです。 あともう少し。 気持ちは一足先に踊り出しています。 毎日、雪が降ったりやんだりするのを眺めて、 ぼーっと安静に過ごした日々。 私は自分の人生の整理整頓を、頭の中でしていました。 これは、必要。 これは、いらない。もうやめよう。 これは、すぐは無理だけど、やめる準備をしよう。 これは、始めよう。 これは、続けよう。 これは、できる道を探そう。 これは…、解決策がまだわからないから、考え続けよう。 これはまだ無理そうだから、時を待とう。 そのかわり、これを始めよう。 ああ、こうすればできるよ、きっと。 きっと上手くいくよ。 やってみよう。人生一度きりなんだから。 そんな感じに、 気がすすまないのにずるずる続けてたことは思い切ってやめて、 だからこそ空けられた時間や気持ちの余裕に、 自分が望む新しい暮らしを取り入れることにしました。 義母のことを考えて「ドイツで絶対絶対がんばっていくんだ!みんなで乗り越えていくんだ!」って介護ができるようにいろいろ考えて今の暮らしを始めたのに、残念ながらすぐに亡くなってしまって、私はこの約1年間、宙ぶらりんでした。日本でならダンナくんのサポートも上手くいくはずなのに。 何の為に、私はまだドイツにいるんだ???って。 誤解がないように言うと 私にとって、ドイツは良い国です。 自然も豊かで、俺ルールの傍若無人がいなくて暮らしやすい田舎町。 ご老人たちのルールを覚えた今では、彼らの視線は珍しいアジアの子供(ユーマ)のほうにいくらしく、しかめっ面を笑顔にさせます。私はそれに便乗。(笑) でもね 言葉や文化その他の問題以前に、 残念なことに、私にはドイツの水道水がダメだったんです。 痒くなる。 湯気だけで鼻が痒くなるのに、湯船になんてとても浸かれない。 食べ物や洗剤ならともかく、水がダメなのって…… (ll>Д<ll) 一時は皮膚がボロボロになってしまって、こんな状態なのに、なんで私はドイツにいるんだ?日本なら大丈夫なのに…って思ってました。 すぐ近くの、気候が近いチロル州ではまだ大丈夫なのに、おかしいなぁ何でだろう何でだろう、新しい生活のストレスとかなのかなぁって我慢してたのだけど、言われてみればチロルは近くても違う国だから、水道も違うんですよね。 日本人向けのシャワーヘッドとかいろいろ調べてみたけれど、結論から言うと、精製水?を買って湯水のように使うのが一番いいらしいです。湯水のように湯水を。(笑) そういう訳で、ドイツの暮らし自体は好きですが、一年中、マスク無しの花粉症みたいな状態で、まず第一に体がつらかったです。 花粉症の辛さがわかる人には、なんとなくこの気持ちが伝わる気がします。 痒いことって、思考能力を奪うというか、幸せが吹っ飛ぶというか。 でもねー、旅行じゃないんだから、もういろいろすぐには動けないんです。 前回みたいにチロルの実家に転がり込んでた状態なら、まだよかったんですけどね。 で。 また元気を取り戻せるなら 本当に望む新しい暮らしを始めたくて、 自分たちにとって、本当は、何が大切なことなのか、 ゆっくりと考え続けました。 ここしばらく大変だったけれど、体が回復してきた今、 その月日を振り返ってみれば、 今後の人生にとっては、実は素晴らしいチャンスだったなぁと、心から思います。 ほんとに。 病み上がりのボーナスステージだから気持ちが高揚してるだけかもしれないけど、本当によかったなって。 私はこのまましばらくドイツにいることを自主的に選んで、 ドイツ&オーストリアを2000%楽しむことにしました。 一見厳しく見えるけど実に理にかなっているドイツの教育や文化が、ユーマや今の私たち家族にとっては、一番良いように思えます(私たちには、です)。でもそれが将来良い決断と思えるかどうか、今はわかりません。 でもその決断を、絶対、ユーマになすりつけないです。 私は私が決めたこの生活に責任をとって、人生をenjoyするんです。 春はもうすぐです。 ここの辺りでも、ずいぶんと日が長くなりました。 何十年も苦労した義父ほどじゃないけれど、
完治したら、私もこんな黄色い背景になるはずです。ふふふ! Have a nice day! Have a wonderful day!!!
1 コメント
MIIY
9/3/2013 14:48:32
よくなってよかったです。病気になるとそれだけで気分が↓になりますもんね。
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