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子供への基本ルールは、夫婦の間でも同じ。

4/5/2013

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普段なら「まあいいか」と流して、子供に注意していなかったこと。
親がその時ちょうどイライラしていたからと急に許せなくなって、気持ちが爆発して急に子供を叱ることは、我が家で厳禁です。

厳厳禁禁、って造語を作りたくなるくらいの、第一級厳禁。(笑)


親の気分で叱られるなら、たぶん子供はルール自体を信じなくなり、親の機嫌に気を向けると思います。
「大人の顔色を伺う」ってやつです。



誰かの気分で、ルールがころころと変わるのは、大人同士だって困ります。

機嫌の悪い上司、仕事からムカムカ帰ってきたご主人、イライラしている奥さん、お姑さん、etc、みんなが相手の気分に振り回されて、普段は何も言われてないことを自分が急にとばっちりで叱られたら、常に相手の顔色を伺うようになると思います。

そんなことは、子供にはもちろん、大人同士、夫婦同士も、本来よくないことなんです。



「わかってる!わかってるよ!
よくないことだと知ってても、ついついやっちゃう時もあるのよ!」ヽ(;´Д`)ノ

ダンナくんにイライラを飛び火させてた私も、何度、ダンナくんにそう言ったか。

でも、これは夫婦間で少しずつ、変えることができました。
私の場合は、旦那が外国人なんで、そういうことをすると即、指摘されたからです。
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(-`Д´-)
「なにこれ!困るからやめて!」

(・⊆・)
「……僕は初めて聞きました。君は初めて言いました。今どうして怒りますか?」


Σ(-`Д´-;)
「え!…前から気になってたこと、今、我慢できなくなったからよ!」


(・⊆・)
「え?……なぜ我慢しますか?僕は知りませんでした。
言わなければ、僕は直らないです。早く言うほうがいいです。なぜ言わなかった?」


(-`Д´-;)
「……じゃあ、次は最初から言うよ!これももうやらないで!」


(・⊆・)
「はい。わかりました。」


この繰り返しです。
ダンナくんは直すから、「普段、まあいいかと流す」ことも、無くなっていきました。

もともと私はケロッとズケズケ言っちゃうタイプで、全く溜め込まないほうだと自負していましたが、外国人からしてみたら相当のサムライでした。

私でこれなら、普通の日本人なら恐ろしいほど毎日の我慢を溜め込んでいる気がします。



国際結婚で文化背景が違いますから「え?こんなことが気になるの?」ということはお互いありますが、少しずつお互いの希望に合わせて直していきました。

人生の伴侶は、一番大切な味方です。
直すことが難しい苦手事項が相手にあっても、変わる手助けをしたり、提案をします。
逆に、助けてもらいながら徐々に自分を変えていくこともあります。

助けたり、助けられたり。
それが私たち夫婦です。

私たちは相手が理解できる言葉があまりにも不自由だった時期があるので、「行動すること」自体が言葉のない会話だったりもします。
今では家庭内の会話程度ならずいぶん楽になりましたが、そういう背景があります。


相手を大切にする行動で、「あなたを大切に思っている」と、会話しているのです。

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そんなわけで、自分が別のことでイライラしていても、ダンナくんに飛び火させることもなくなりました。
八つ当たりすると、ダンナくんが困るからです。

ダンナくんに繰り返し根気よく冷静に指摘されたことで、相手に言われる前に「あ、これ、前もって言ってなかったな…。(´・ω・`)」と自分で気がつけるようになりました。


以前注意してなかったことは、自分がもう既にOKと、相手に認めてたことです。

その時点まで気がついてなかっただけなら、いきなり文句で始まるのではなく、話し合ってルールをその時から追加させてもらいます。



大切でもついつい厳しくあたりがちな大人(旦那君ww)に対してできるようになると、子供に対してごく普通にできます。「あ、言ってなかったな、じゃあ仕方ないな。」と。

夫婦でそのルールを確立すると、その後がとても楽になります。
私の場合は、他の人にも冷静になりやすくなりました。
仮に、気分屋の上司やお姑さんが自分にいたとして、「普段そんなこと言ってませんでしたよね?(´∀`)」と無邪気に指摘するのは空想だけでも恐ろしいけれど、夫婦間でなら良い練習になると思います。

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私たちの家庭内のルールは、とてもシンプルです。
交通ルールの「赤信号は渡らない」「ここは右折禁止」などのように、ハッキリ決まっています。

ルールが常に一定だと、自分も子供も守りやすいし、守らせやすいんです。


例えばもしも、警官が「今日は厳しく取り締まりすぎちゃったな…(´・ω・`)」と落ち込んでたり、青信号を渡ってても逮捕する警官がいたり、後から警官が「あの時はイライラしてて逮捕したけど、厳しすぎたね、ごめんね。」と謝ってきたら、ものすごく怖い国です。
そんな国に住んでいたとしたら、警官を見かけただけで避けたくなると思います。


ヤウゼ(お茶会)で「うちの旦那のこんなところが嫌」とか、愚痴を言う人はいません。
そんな会話、全く意味がないです。
みんな旦那に直接言って解決してるんだと思います。

愚痴に近いものは、政治の話くらいですかね。
たぶん、直接対決できないから。(笑)


「今日は叱りすぎちゃった…」「厳しすぎた…」などと、落ち込むママもいません。
いつも通りに、いつもだけ叱れば、落ち込む必要はないんです。


子供とのルールは、常に一定に。

夫婦間のルールも、常に一定に。


家族全員が、誰かの顔色を伺うことがなく、誰かが我慢もせず、みんなリラックスして暮らしています。



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    Author

    AlpenHausfrau Heidi
    アルプスの主婦ハイジ

    ドイツかオーストリアあたりをウロウロしている。絵を描くこと、文章を書くこと、笑いをとることが好き。
    一児の母。


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