息子が好きな遊び場。 赤いロープで出来た、ジャングルジムです。 私はここで初めて見ましたが、日本にもたくさんあるんですね。 4歳児にはまだ難しい高さなんじゃないかと、最初はハラハラ見ておりました。 ばあさま達が言うには、 「本人が痛い思いをしないと、本当に危険な時、本人が気をつけられない。」とのことで、 子供がある程度大きくなったら、公園は安全だから、危険は教えつつも見守りなさい、みたいなこと言われています。 公園は子供が失敗する前提で作ってあるのか、遊具の下が、「やわらかい土&牧草」もしくはコルクのように柔らかいウッドチップが山盛りひいてあって、落ちてもケガをしないように作られています。 失敗から学べるから、失敗することは良いことらしいです。 失敗して学んだ子供は、褒められます。 親が大丈夫な範囲だと判断した環境で、目の前で失敗してくれたほうが安全で、それは良いことだと考えられているようです。失敗させないように、とはしない大人達のようです。 確かに子供は、一度落ちたところからもう落ちないようです。 親は、親同士のおしゃべりは二の次で、テニスの観覧席のように一列でじっと見守っています。 子供の事故って、一瞬の出来事だから、皆ずっと見続けているのです。 以前から、ベンチの位置が何か変だなと思ってましたが、恐らくそれは子供を見守るための配置です。 私が行く小さな公園では、公園の外にベンチがあって、公園全体を眺める位置にあります。
親はそこのベンチに腰掛けて、デパートのインフォメーション係の人同士みたいに、視線は真っすぐで、隣の相手と顔を見合わせずに、話しています。で、時々、相手の顔を見て、また視線は真っすぐ。 相手の顔を見ながら話すのが重要な文化ではないようで、まず第一に子供を見ています。 (私が行く公園では、です。) じゃあ、全体が見渡せないような、大きな公園ではどうするかというと 親が公園のベンチを持って、子供がいる遊具の前に移動します。 で、プールの監視員のように、真っすぐ見る。(笑) 最初は、ものすんごく驚きました。 ベンチを持って移動するなんて、考えたこともなかったです。 だからその公園では、いつもベンチが転々としていて、どこにあるのかわからない。(笑) ダンナくんに「そんなのアリなの?」と聞いたら、何がいけないの?と不思議そうに聞きかえされました。 外国の文化って、いつも新鮮な驚きがありますね。
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AuthorAlpenHausfrau Heidi ■免責事項 当サイトに掲載された記事情報及び意見や見解は、個人の感想レベルであり、その内容について何ら保証しません。情報の間違いなどに対して一切の責任を負いませんのでご了承下さい。 Archives
7月 2024
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